噴火から丸2日以上が経過してもなお白いや灰色の噴煙をはき続ける御嶽山頂上付近です。 今朝は7時半から自衛隊や警察による救助活動が始まっていて、頂上付近に取り残された心肺停止状態の登山客が1時に救助活動が行われている付近で有毒ガスの発生が確認されました。 ご紹介します、御嶽山で噴火に遭遇し、山を脱出した山岳写真家、津野祐次さん、藤井敏嗣さん、そしてTBS解説室災害担当の桶田解説委員です、皆さんよろしくお願いします。
ヘリコプターに乗り込む救助隊員。 昨日午後2時から中断されていた救助活動は今朝、木曽町の災害対策本部では、安否不明者の家族が取材に応じた。 そして午前9時過ぎ、御嶽山の山頂に到着した隊員たちは…こちら安否不明者でしょうか、自衛隊員に囲まれている様子がわかります。 今、御嶽山の山頂付近から登山者らを乗せたと見られる自衛隊のヘリコプターが松原スポーツ公園に着陸します。 今、自衛隊のヘリコプターから警察車両に搬送されていくところです。
今日はこの残りの方の搬送を目指し、11時前からヘリコプターが合わせて8人を運んだとのこと。 また、今日は山の上空で風が強く、一部の登山口や山の上にあるヘリコプターの着陸ポイントの方角へ噴煙が流れていったような状態。 そのため、3つある登山口のうち、大滝口から登った救助隊が午前中で捜索を断念、ヘリコプターも午後1時に活動を中止した。 津野祐次さんは御嶽山の写真を20年以上にわたって撮り続けていらっしゃって、そして、あの日あの瞬間に山頂にいたということなんですよね。
噴火から丸2日以上が経過してもなお白や灰色の噴煙を吐き続ける御嶽山頂上付近です。 というのも、今朝は噴煙が南東方向、画面の左奥に向けて分厚い一筋の雲のようになっていたんですが、現在は目視の限り、噴煙は御嶽山上空付近のみ分厚く、ただ、地上は緑のハイマツ、紅葉した木々の色は一切消えていて、今朝は7時半から自衛隊や警察、消防による救助活動が始まっていて頂上付近に取り残されたしかし、安否は不明となっています男女8人の登山者がヘリによって今日はふもとに降ろされましたが安否は不明となっています。
津野さん、ありがとうございました続いて、御嶽山の山頂で心肺停止の状態で見つかった登山者が移される予定の小学校前から中継です。 御嶽山からおよそ40km離れた長野県木曽町の旧上田小学校前です。 警察によりますと、こちらに搬送された心肺停止の登山者らは警察が検視を行った上、その後、死亡が確認された際には安否不明者の家族を呼ぶなどして身元の確認を進めているということです。 小学校の正門の前には、報道陣がこのようにたくさん集まっておりまして心肺停止の登山者の方々がこちらに移されるのを待っている状態が続いています。
その中で御嶽山が今回噴火したということなんですけれども、これは観測としては、かなり精密な観測が行われていたという理解でよろしいですか?それは定義にもよりますけれども、かなりそれでいくと常時監視している場所になるわけですか?ええ、有珠山も常時監視火山です。 だから、地殻変動は最初のときには変動しているかどうかわからなかったというか、観測体制が整っていなかったんですけれども、地震計だけはあったので、地震活動が活発化したので噴火のタイプがあります。
確かにそういった意味で言うと、なせ予知ができなかったのかという話に、こういうことがあるとなる非常にそれが難しい火山であったと言えるわけでしょうか?火山として難しいというわけではなくて、まず今回の噴火の様式というのは、水蒸気噴火、あるいは水蒸気爆発と呼ばれるものですね。
普賢岳のときは、高温の火砕流に巻き込まれて亡くなった方がたくさんいたわけですが今回の火砕流が人的被害に結びついたということも考えられるんでしょうか、まだ確認されていないという方も結構いて、先ほどの津野さんのお話にもあったようにどの場所にいたかですごく明暗を分けているわけですよね。 今のところ、4人の死亡が確認された、そして27人の心肺停止が確認されていて、御嶽山の噴火、現地の対策本部が置かれている王滝村役場から中継です。
頂上についたときの状況なんですけれども、積もる火山灰、そしてにおい、あと現場の状況についてはいかがでしたでしょうか?頂上付近は降灰がひざぐらいまで、50cmぐらいまで積もっておりまして、私、普段見慣れております御嶽山と全く違った印象でありまして非常にビックリしております。 到着されて、まだ捜索活動が続いていますけれども、要救助者の方を見つけられたときの状況はいかがでしたか?今日、残念ながら途中で捜索を中断いたしましたので、救助できておりません。
単純ににおいの部分の話とガスの数値、詳しい数値は私の方もわかっておりませんが、硫化水素に関する対応というのは明日以降は何かとるんですか?今、硫化水素の中でも活動できる防毒マスクを要求しております。 救助の方が多い地域、エリア、環境とか、地形とかにつきましてはどうですか?私ども、すべて掌握してございませんので、これまでの救助活動で印象に残られた場面、二次噴火の際の噴石ですとか、あと、そういったものを防護する態勢をとりました。
御嶽山で新たに心肺停止状態の人が続いて、中継を結びます。 かなり過酷な状況での捜索活動が行われていることを証言しています。 そしてこれ、1粒1粒は砂のように見えるんですけれども、実はこれガラス状のもので、目に入ると角膜を傷つけるということで自衛官の方々もこうしたゴーグルを身につけて捜索活動を行っているということなんですね。
そういった意味でこの2つの要素が被害の面でもそして救助の面でもかなり大きな要素になっているということに火山噴火予知連絡会の前の会長で東京大学の名誉教授の井田さん。 一般的な火山の噴火には、火口からマグマが噴き出る火山活動が活発になることで懸念されるのが地震。 火山の噴火と地震の関係について…小さな地震が頻発していたことがわかっているが、今後、大きな地震が起きる可能性があるのだろうか。
現段階で、例えば日本列島全体の火山活動の状況を今、先生がずっとご覧になってると思うんですが東北の火山なんかは、しばらく、数百年、あるいは数十年以上何もなかったような火山がいっぱいあるんですね。
現在、救助活動、捜索活動は中止しているということです。 現在、自衛隊、警察、消防は下山、救助活動、捜索活動は中止しているということです。 そして、山頂付近を見てみますと、この御嶽山のふもとでいいますと私の後ろ、御嶽山の頂上が見えるんですけれども、火山灰なんですが、高さが50cmほど積もっていると、つまり、ひざの高さぐらいまであるということです。 今日も警察と消防、さらに陸上自衛隊、およそ540人態勢での救助活動が行われている。