ダンロップフェニックストーナメント、サードラウンド。 現在、トーナメントリーダー、松山英樹、１２アンダー。 ことしのダンロップフェニックス、新しい世代が躍動しています。 松山英樹２２歳、石川遼２３歳、同学年、１８番パー５での第２打。 一方、同じくアメリカツアーを主戦場とする石川遼は、予選こそ通過するものの、難コースに苦しめられていた。 新たな時代を迎えているのは、アメリカツアーも同じ。 その理念を追い求め続けてきた国内最大のトーナメント、ダンロップフェニックス。
松山を捉えたんですが、この難しい１２番、大トラブル。 ところが今は、全部…を抜いて、もうＯＢなしというセッティングどね。 これでね、アプローチ寄せて、ダブルボギーに収まったら、最高ですよ、これ。 このパッティング、入れるとダブルボギー。 最終組、同じ組のジョーダン・スピースと松山は第２打でグリーンを捉えています。 難しい１２番、松山はパーでホールアウトしています。 セカンド、ピッチングウェッジで打ったんですね。 ラフからでしたけれどもね、すばらしいセカンドショットでした。
最終組の１組前には、ＭＢＳ、井上雅雄アナウンサーがついています。 きのうから言ってますけど、やっぱりジョーダン・スピースはね、ふっくぼーるうったりスライスボール打ったり、いろんな多彩左ドッグレック、このちょうど上空から見る絵、こういう形でボールが飛んでくと、１オンも可能という１３番ですね。 凱旋して、このダンロップフェニックス。 ダンロップフェニックストーナメント、現在トップタイ、松山英樹は１３番プレー中です。
宮崎県宮崎市のフェニックスカントリークラブ。 さあ、ことしＰＧＡツアー勝利を飾って、日本凱旋帰国。 青木さん、きょうまで３日間、松山、ご覧になってて、どんな印象をお持ちですか？やっぱりね、アメリカのねちっこい芝でやっているせいか、スタンスが広くなって、下半身はあんまり使わないで、上体の回転だけで打つゴルフになってるんで、そんなに、ミスが多いスイングじゃないですね。 昨年、１９歳でアメリカツアー初勝利。
馬野さんね、２日間のトータルドライビングが１番がＩ・Ｈ・ホで、２番が松山選手なんですよ。 １４番、ブレンダン・ジョーンズがフェアウエーから第２打。 日本の松山、アメリカのジョーダン・スピース、この２人が並んでいます。 単独トップに出ました、アメリカのジョーダン・スピース。 なんせね、馬野さん、フェアウエーキープ率１位、距離も９位、パーオン率２位ですよ。 ダンロップフェニックストーナメント。 ご覧のように、右が高く、左にフェアウエーが傾斜している。
ずいぶんティーアップ、ど、きょうはフェアウエー、飛ぶでしょう。 これのほうがフェアウエー、広く見えますからね。 フェアウエー、くるか。 画面は１４番に戻って、池田勇太、第４打。 ダンロップフェニックストーナメントサードラウンドのもようを、青木功プロ、していますが、ただ、若手、これから世界を引っ張る楽しみな選手が上位に来てますね。 これは日本だけじゃなくて、アジアの国でも、それからオリンピックをやるブラジルの南米でも、どんどんどんどん今、若い選手が出てきてますね。
ダンロップフェニックストーナメント、賞金総額は２億円、優勝賞金は４０００万円、ともに国内最高です。 優勝者には副賞として、メルセデス・ベンツ日本株式会社から、最高峰の装備と最先端の運転新システム、クラストップの環境性能を実現した、Ｓ４００ハイブリッドが贈られます。 今大会、メルセデス・ベンツ新型Ｃクラス、ステーションワゴンの展示場所では、ギャラリーの皆さんに、優勝者気分を味わってもらうイベントを実施しています。
左右、数字出最終組は１５番、４６５ヤードのパー４にやって来ました。 おっ、このホールのポイントを挙げるとどうなりますか？もうフェアウエーからピンの位置と、打つのに、ピンの位置と左のグリーンエッジの間に落とすのが最高ですけどね。 ただ、フェアウエーに打とう、打とうとすると、意外と狭いんで、行ったら行ったでいいっていう感じのスイングに徹したほうがかえってフェアウエーにいきますよね。
１５番セカンドショットは右のラフから。 ８番？かなりスライスかけないとだめですね。 鉄塔の方向のちょっと右ぐらいからスライスかけないといけないよね。 ８番アイアンであそこはスライスかけられないですよ。 松山英樹とスピースが、しのぎを削っている、このサードラウンドですが。 青木さん、来年の話はまだ早いですけども、ＰＧＡでもまたこの２人のこういうせめぎ合いっていうのは、当然見られるでしょうね。 石川遼は今大会、ちょっと苦しんでいます。 画面はこの大会、初めて日本人として８５年に優勝しました、中島常幸。
最終組って、スピース、ノーボギー、松山、ノーボギー、Ｉ・Ｈ・ほも７がありましたけど、ボギーないんですよ。 ちょうど右ドッグレッグの所に、バンカー、そのバンカー越えると、もうショートアイアンで攻めるということになりますが、先ほど、山中さんからもありましたが、きょうは問題、ピンの位置ですね。 もうバンカーのあごがちょっと高いんで、ピンの根元が見えないんで、距離感出しにくいホールですよね、これは。 ２０１０年のチャンピオン、池田勇太です。
越えていく、ぎりぎりいっぱい、ファーストカットで止まっています。 ブレンダン・ジョーンズと並んで３位タイです。 ブレンダン・ジョーンズは１６番のグリーン上。 １１アンダーはトップ、松山、スピースと２打差。 ちょうどブレンダン・ジョーンズと同じような位置ですね。 そして、右のファーストカットからジョーダン・スピース。 きょうですね、青木さんね、ショートアイアン、結構、ひじを抜くんだね、左ひじをね。 それはやっぱり失敗しても、グリップを離さないということね、フィニッシュまで。
１８番、グリーン上は小田孔明、バーディーパット。 僅かに右に切れました、小田孔明。 日本の賞金ランキングトップの小田孔明。 ２０１１年のチャンピオン、武藤俊憲。 これでいくと、また小田孔明と、武藤とは一緒ですね。 やはり山中さん、かつてのチャンピオンというのは、強いですね。 ちょっとパッティング、変わってきましたか？あのね、もうタッチもそうですけど、そのタッチに、自分の読みが会ってきてると思うんですよね。 だけど、パッティングがよくなってきてますね、ブレンダン・ジョーンズは。
松山とジョーダン・スピースが１３アンダー、並んでいます。 松山は７アイアン。 これも松山と同じほうか？松山君と同じような方向ですね。 それで結局、アジアの大きな試合に出て、ワールドランキング５０位以内を目指しますっていうことを言ってましたね。 見ている者には青木さん、松山のボールは高いですね。 松山がどんなタッチを見せるかですね。 画面では、ブレンダン・ジョーンズの第２打を、１８番、ご覧いただきましたが、右のラフに捕まって、これから木を越えて第３打になります。 １７番グリーン上、松山英樹。
いやー、ずっとチャンスにはきてるんですが、１２番以降、ちょっと勝負の女神にはそっぽを向かれている、このＩ・Ｈ・ホ。 今、キャディーさんとの会話で、レフトエッジって言ってました。 バーディーパットね？ピンまで１メートル以上。 スピースが１つ、今、２つか？きのうは短いバーディーパットを、たぶんラインを消して強めに打ってるんですよね。 うわー！ダブルボギーですか、４パットですよ。 １オン、４パットとダブルボギー。 結局、ファーストパットがちょっと弱かったんですね。
そして、これがきのうのセカンドショット。 そして迎えたこのサードラウンド最終組。 松山、２ストローク、リードを奪って、１８番のティーショット。 Ｉ・Ｈ・ホは左のバンカーに入れています、ティーショット。 手前の松の木がね、ちょうど角度が７番、間を抜こうとしてると、今度はバンカーのあごにぶつかって、ほら、やっぱり。 ２４３？そして、その前のバンカーとバンカーの間、ラフから松山になります。 ちょっと青木さん、アップヒルですね。
いやー、しかし山中さん、本当、１２番のトリプルボギーが痛いですね、Ｉ・Ｈ・ホはね。 まあ、Ｉ・Ｈ・ホのトリプルボギー、ジョーダン・スピースのダブルボギーもね。 １８番のグリーン上、松山英樹がこれからバーディーパット。 もったいなかったですよね、あのダブルボギーはね。 何か去年よりも背中が大きく見えるんですけども、青木さん、松山の。 きょう見てますと、山中さん、ショットもパットもきのう同様、かみ合ってますよね。 青木功プロ、そして山中ひろしさんの解説でお送りしてまいりました。