政府がテロに屈しないという原則を貫くのは当然のことですが、強い言葉を使えば使うほどテロリストを刺激して、日本が攻撃の対象になる危険性が増すのではないかと、そういった漠然とした不安が国民の中に広がる可能性もあります。 この時間は番組内容を変更して過激派組織イスラム国と見られるグループによる日本人人質事件についてお送りしています。
なのでせっかくあるよいイメージを土台にして、例えば今回、イスラム国ができる隙をつくってしまったシリアの混乱ですね、こういったことに、よりイニシアチブを日本がとって政治的な解決をしていく、より強いイニシアチブを持っていくことはこれは難しいんでしょうか、どうでしょう?まさに、それは私もつとに主張しているところでして、どんどん反体制側に武器を供与することが戦争を長期化させること、それだけ人命が失われるということですか一刻も早い政治解決を、我々はイニシアチブをとっていくべきだと思うんです。
しかし国境付近で日中取材をしていますとシリア側からイスラム国の兵士と見られる数人が双眼鏡で我々の様子をうかがっているのを何度も見ました。 また、イスラム国側のインターネットのサイトには、国境付近に日本のメディアが多数集まっているとの記事が出ていました。