全日本実業団山口ハーフマラソン2015

戻る
【スポンサーリンク】
14:16:24▶

この番組のまとめ

ハーフマラソン日本一決定戦。 全日本実業団山口ハーフマラソン。 そして、来年に迫ったリオデジャネイロオリンピック、2020年の東京へと続いていくランナーたちが走ります。 今年のニューイヤー駅伝を制したトヨタ自動車のエース、宮脇千博と東洋大学時代、箱根駅伝を2度の総合優勝に導き、コニカミノルタに入社した双子の設楽兄弟の兄、設楽啓太、ともにトラック1万メートルは27分台のスピードランナーです。

昨年、初マラソンで10代日本最高記録をマークした20歳の岩出玲亜と、女子長距離界を引っ張ってきた35歳の渋井陽子の対決。 昨年の11月、横浜国際女子マラソンで初マラソン、10代での日本最高記録、2時間27分21秒をマークしたノーリツの岩出玲亜。 対する三井住友海上の渋井陽子はトラック1万メートルの日本記録保持者であり、日本歴代2位の2時間19分41秒のマラソンベストタイムを持っています。 ほとんど風のない今日の維新百年記念公園陸上競技場です。

ニューイヤー駅伝でも活躍しましたし、やはり非常に走りが軽いといいますか、前に進みやすい動きをしていますのでそういった意味でハーフマラソン辺りは十分日本記録を狙える選手だと思いますね。

そして、この11番、ノーリツの岩出玲亜、去年の横浜国際女子マラソンでは3位、10代の日本歴代最高タイムでしたね。 そしてもう1人、ベテランの渋井陽子ですね、集団の後方につけていますけれども、こちらの渋井もレース前にインタビューをしていますので、皆さんにお聞きいただきましょう。 この設楽啓太を集団を見ながらこのコース走っているわけですが、設楽啓太のインタビューを聞いてみましょう。

そして3番の招待選手のもう1人、深津卓也、旭化成。 外国勢がスーっと横に日本人選手を挟むようなそして15番の設楽も現在23歳。 それをしっかりマークして、このペースの上がったところを日本人選手は離さないで動いてほしいですね。 選手たちの右手前方には山口市のシンボルでもあるサビエル記念聖堂が見えてまいりました。 その後方には58番、TOTOの早川英里、アジア大会のマラソン4位入賞しました選手も見えています。

ノーリツの岩出玲亜が引っ張って、そして九電工の加藤岬、そしてすぐ後ろには23番の豊田自動織機の沼田ですね。 先頭集団は1時間9分の前半を狙うと話していた2人が引っ張る、ノーリツの岩出、九電工の加藤岬が引っ張っています。 そこにしっかりとついているのが、豊田自動織機の23番・沼田、さらには大塚製薬の伊藤舞ですね、こちらは世界陸上マラソン代表の経験もあります。

206番JFEスチールのディランゴ、さらには13番のマイナ、11番のジャコブ、そしてもう1人、愛知製鋼のディラング、注目です。 設楽啓太が外国人の後ろを走って、いつ、またこの先輩である菊地の横に並んでいくか。 今、設楽が横に並んで、引っ張っていった206番のディランゴについていく形になった設楽啓太です。 ただ、設楽啓太はしっかり、そのディランゴの背中を追いかけています。 この辺りに余裕というものを感じさせる15番、ルーキーイヤー、東洋大学で箱根を制した設楽啓太、見事な走り。

ご覧のように今度は大塚製薬の伊藤舞が引っ張って、女子は10kmを過ぎた段階で、練習なんかでもすごく強気で引っ張るようですね。 長谷川監督も、とにかくできるだけ前についてもらいたいと話していますが、今、先頭を引っ張っている沼田です男子に続いて、女子の先頭集団も間もなく折り返しを迎えようとしています。 菊地、ディランゴ、設楽啓太という、この上位の3人になっています。

この2週間で2本のハーフマラソンを走ってその前が自己記録で1分57秒、コニカミノルタの磯松監督は言っていました。 前回、丸亀ハーフマラソンでは、その日本記録が頭に浮かんで少し力んだ感があった菊地ですが最後のアップダウン、この下り、しっかりと自分のペースを刻んで力強い走り!日本新記録を目指して、そしてこの大会、初優勝を目指して、外国勢2人を相手に見事な走りを見せている菊地。

前を少し行くディラングの力を借りながら1番、コニカミノルタの菊地賢人、最後の踏ん張り、最後のラストスパートです。 豊田自動織機は監督は今、赤羽周平さん、赤羽有紀子さんのご主人が単身赴任でコーチとして見始めていまして、そういうノウハウなんかが上手に生かされているのかもしれませんその後ろには九電工の加藤岬、そしてパナソニックの山崎という順位です。

残りあとわずか、もう右手前方には菊地賢人、このフィニッシュ地点の維新百年記念陸上競技場が見えている。 ディランゴが進路を右手に取っていよいよフィニッシュ地点へと入ってまいります。 ディランゴを日本記録を上回るペース、そして菊地賢人も日本記録に迫るペースで走っている。 全日本実業団山口ハーフマラソン大会2015、2年連続の日本人トップは間違いない菊地賢人、あとはタイム、果たしてどんなタイムを出すか。