一色先輩～！帰って来たっす〜！みんなおかえり！あの地獄の合宿を生き抜いたんだね。 創真君一段とたくましくなって…。 伊武崎君…いつものチャーミングなヘアスタイルが台なしじゃないか。 片づけていいぞ田所恵。 幸平！ん？てめぇなぁ！卒業生と食戟なんてむちゃしてんなよバカ野郎！俺との決着をつけず学園を去るなんて許さないぞ！君こそなんだ。 明日の課題について連絡するためだ。 明日の？なんでそれを前日の夜に？課題内容はこの「遠月リゾート」のお客様に提供するにふさわしいビュッフェ形式での提供を基本とする。
でも却下だええ～？なんでだよ親父！美味いって言ってたじゃん！いいか創真うちは定食屋だぜえっ？客は定食屋らしい品を求めて「ゆきひら」に来るんだそこから外れたとっぴな品を作ってもしょうがねぇってこった≪奇をてらっただけの料理じゃダメだ≪高級ホテルにふさわしい卵料理の定番メニュー新鮮な驚きのあるひと品を提案してもらいたい≪そこに何か一つ驚きを加えるアイデアを…出来たんなら早く寝なよ兄ちゃん。
老若男女さまざまな客層≪まさにホテルの朝食を再現してるわけか≪これは極めて現場の実戦に近い課題だ以上を満たした者を合格とする！では各会場審査員の皆様朝食のひとときを存分にお楽しみください。 審査開始！お待たせしました！いらっしゃいませ！バルサミコソースとパルミジャーノチーズを散らして完成。