画面中央にとらえているのは、常総市役所です。 現在の常総市役所の様子をご覧いただいています。 この市役所の中には、昨日からJNNの記者が2人入っているということなんですけれどもこの状況によって外に出ることができないということです。 再び救出活動が続く常総市上空から加藤シルビアキャスターがお伝えします。
相当数の方がこの市役所の中にいるというふうに上空からの映像を見ていてもわかるわけですけれども、私たちの取材する記者だけではなくて、自衛隊員の姿も随分多いようですね?私が上空から見て確認できたのは先ほどのとおり、屋上に複数人の方がいらっしゃいました。 そのほか、市役所の周りで今も救助を求め続けているという人々の姿というのはシルビアさん、上から見ることができたんでしょうか?10分ほど前にこの上空に到着しましたけれどもなかなかその姿をとらえることはできませんでした。
鬼怒川の堤防が決壊したこの茨城県常総市では行方不明となっていた25人のうち3人の無事が確認されました。 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では今朝から救助活動が再開され取り残されていた人たちの救助が行われている。 常総市によると、行方不明となっていた3人の無事が確認され、市内の行方不明者の数は22人となった。 日光市で排水溝に引き込まれ意識不明の重体となっていた25歳の男性が今朝死亡するなど栃木県と宮城県で合わせて3人が死亡した。 鬼怒川の堤防が決壊した現場で排水作業が続いています。
一方の宮城県でも記録的な大雨の影響で川の堤防が決壊し、広い範囲で住宅などが浸水しています。 今日未明に大雨特別警報が発表され、過去に経験したことがない大雨となった宮城県内、道路の冠水や河川の氾濫などで1人が死亡、1人が行方不明になるなど、各地で被害が出ています。 午前3時20分、仙台管区気象台は宮城県全域に大雨特別警報を発表しました。 帯状降水域と言っていますが、あるいは線状降水帯とか言いますが、とにかく気流が上昇してその強められた雨雲がどんどん流されていって。
小貝川に向かって、現在排水作業を行っているのですがかなり俯瞰で見てみますと、その小貝川の水の色と排水によって流れ出た水の色がかなり違うということがおわかりいただけるかと思います。 そして住宅地の方に目を向けてみますと排水作業によってかなり地面が露出している部分があるんですが先ほど、私が申し上げましたとおり排水作業が行われているのは浸水があった地域のかなり南の方でして、実は、堤防が決壊した場所というのがかなり遠くになるんです。
排水ポンプ車というのは昨日の夜10時から排水作業が行われているということなんですが画面は今、堤防の決壊した場所をとらえています。 そして昨日は全くわからなかった路面、常総市内はいまだに茶色く濁った水で覆われショッピングセンターなどでは多くの人が救助を待っている。 それでは再び常総市の上空から今、海上保安庁のヘリコプターがホバリングをしています。 隊員の方が今、ゆっくりとヘリコプターに向かって救助された方とともに上がっていきます。 海上保安庁のヘリコプターに今、収容されようとしているところです。
こうやって見ているとこの住宅街、密集している地域のようですけれどもどうでしょう、アンテナですとか電線だとか、そういったものでかなり気を使った救助活動になっているかと思うんですが?やはり私たちのヘリコプターよりかなり低く飛んでいるという面はあるんですが、画面がとらえていますように今、大きな看板ですとか電線、または送電線なども数多く住宅地に見られます。
辺りの木々もヘリコプターによる風で孤立した住宅などで救助を求めている人が837人に上るということで、今回の大雨では宮城県でも大崎市の渋井川という川で堤防が決壊しまして浸水被害が出ています。 こちら宮城県大崎市の住宅街なんですが、この辺り一帯が水浸しのような状況になってしまっています。 そして、ご覧いただけますでしょうか、奥の方に消防のレスキュー隊員らがいますがこのように水浸しになっていますのでボートを使っての救出活動、また安否確認の作業に今日は朝から努めていたという状況です。