静岡県の藤枝順心×鹿児島県の神村学園です。 どちらも優勝経験を持つ名門なんですが、大竹さん、両校のポイント、どういったところになるでしょうか?まず藤枝順心の注目は、大会ナンバーワンストライカーの児野楓香選手です。 藤枝順心が勝てば9大会ぶり神村学園は10大会ぶりの優勝となるわけですが大竹、ここ7年間は日ノ本と常盤木が優勝を分け合ってきたんですよね?ただ、今回はもしかしたら新しい女子サッカーの新時代を築き上げてくれる1ページになるかもしれませんね。
ノエビアスタジアム神戸です放送席の解説は元日本代表、東京国際大学女子サッカー総監督、大竹七未さん、そしてピッチ解説は川上直子さんでお伝えしていきます。 いよいよ467校の頂点を目指して、この決勝の舞台、静岡・藤枝順心対鹿児島・神村学園高等部の一戦です。 そして今日は白いユニフォームに身を包んだ鹿児島・神村学園高等部は実に10大会ぶりの優勝を目指します。
この大会ほぼ同じメンバーを組んできている藤枝順心高校です。 1点ずつが入りましたが、川上さん、1点が入ったことで両チームの気持ちの変化はいかがでしょうか?まだ早い段階での1−1ですので、両チーム、もう一度振り出しからということで、ベンチも藤枝順心の方は監督さんも穏やかな表情で見ていらっしゃいますね。 神村学園ですが、監督の寺師監督が1点を失った直後にまず右サイドバック、3番の岩間に伝令を飛ばして左サイドで起点をつくっている藤枝順心の児野楓香をきっちりとマークするんだと話しています。
児野選手は本当に背が154cmと小さいんですけれども、例えば途中から入ったとしても流れを変えられるスーパーサブ的存在もできますし、スタメンから入ってもしっかり欲しいときに得点が取れる本当にすばらしい選手で、相手にとっては非常に嫌な選手ですよね。 今の福田選手から児野選手のこのホットラインというのがかなりカギを握ってくるので準決勝ではすばらしいPKストップがあった福田まいです。
特に神村学園に対して藤枝順心の藤枝順心、本当にコンビネーションがいいですね。 今も神村学園の、藤枝順心の選手がトラップの瞬間を狙っているので、ああやってボールを奪うことができる。
藤枝順心、勝てば9大会ぶり、そして鹿児島・神村学園は10大会ぶりの優勝を狙っています。 今日橋谷選手に期待することはと聞きましたら、やはり、橋谷選手はキャプテン、そういった意味では大きな声を出してチームを引っ張ってほしいとよく神村学園の守備もしっかり、やらせませんでしたね。
神村伝統のキャプテン、17番の背番号をつけている橋谷優里です。 今日もセットプレーから得点を期待したいですね。 みんなで最高の花を咲かせたいと黒崎優香は話しています体を投げ出して両チームの選手たち、球際、7番の肝付、そして神村も守りました。 ここでしっかり競って、よく本当に右サイドバックの選手が中に詰めていましたね。 この福田選手、パスも出せて自分で突破もできて、チャンスもつくれる、守備もいいんですよね、すばらしいプレーを見せてくれていますね。 鹿児島・神村学園、得意のセットプレーの機会が訪れました。
本当に福田選手、すばらしいプレーを見せてくれています昨年卒業しました杉田選手がかつて使っていたウエアを着てウォーミングアップをしました。 今日はエースの児野楓香選手にもゴールを決めてもらって、去年私たちが負けたノエビアスタジアムのピッチで自分たちが成し遂げられなかった勝利を、日本一を、後輩たちが夢をつかむことができるんでしょぅか。 佐藤さん、スタンド・神村学園ですが、渡辺玲奈選手のお母さん、泣いてますね。
2−1、白いユニフォーム・神村学園が後半の立ち上がりを見て、大竹さん、両チームが後半の立ち上がりからガンガンいくという印象思いはあるでしょう?今もゴール前、いいシーンまで行きましたけれども、藤枝順心ですが、前線にやや変更があったでしょうか。 一方、リードしています神村学園の後半メンバー、こちらも交代はありません。 両チームのハーフタイムの監督のコメントを、その中で2ゴールを奪って勝ち越しに成功したのが鹿児島・神村学園です。
大竹さん、今後半になってから、児野楓香選手、足元に出すように指示が来てるんですよね今、味方の選手が全部、児野選手の足元に出していますね。
ですからもしこの後、プレーが途切れていたら肝付のゴールがなかったことになったかもしれないというラストプレーで肝付が決めたということで選手交代なしです。 大竹さん、それはいつもの交代のパターンなんですが、ただ肝付は、今の得点がなかったら、高校生活の最後の選手権、もしかしたらここでプレーが終わっていたかもしれない。
最後は右のサイドバック・安部由紀夏。 右サイドハーフ、右サイドの前の方にいる吉田に代わっ6番の佐久間伊代を起用してきます。 後ろからの攻撃参加が得意という佐久間伊代です。 特に今年はパスサッカーだけではなくてサイドチェンジをした広い攻撃を目指してきたと、8番キャプテンの黒崎選手も話してくれました。 1年生の安部由紀夏も元フォワードの選手です。
また、あれだけすばらしいゴールを決められる、サイドバックの選手であれだけできるというのは、チームとしては非常に攻撃力が厚めに出ますよね。 橋谷選手、苦しい時間帯で非常に頑張っていますね、先ほどから。 橋谷選手のお姉さん、伊織さんに今、話を聞きましたが、もっと気持ちを前面に出したプレーをしてほしいと言っていました。
佐藤さん、この後17番の土屋佑津季が藤枝順心高校は入りますが、代わるのは今日ゴールを決めている肝付です。 神村学園・鹿児島、そして、藤枝順心・静岡。 今のところ、静岡の藤枝順心高校が1点をリードしています。 奪ったボールをつなげるので藤枝順心としては自分たちの時間が長くなりますよね。 佐藤さん、神村学園の寺師監督ですが、11番の水津とそれからキャプテンの17番の橋谷のポジションを入れ替えろと指示を出しています。 こうやってコーナーフラッグ付近にボールを持っていってある程度時間を使おうという藤枝順心。