何億人もの人たちを救うために土の中からん?っていう微生物を見つけてそれから薬を作ってもうね今野口英世やシュヴァイツァーが生きてたら真っ青になるぐらいのすばらしい功績を持った方なんです。 この病気治療の決定打となったのが大村さんが微生物から作り出した特効薬この薬によって救われた命は2億人とも3億人ともいわれています。 でそもそもゴルフをしている途中で川奈ゴルフ場でフッと見たこの土が怪しいなと思って拾って持って帰ったらそこにとんでもない微生物が入ってたっていう…。
それが1つの種類の微生物がここにいるわけひと種類が。 カビに近い微生物ですね。 エバーメクチンを作る微生物なの。 これ犬のフィラリアを治す…フィラリアフィラリアっていうのは昔犬はだいたい8歳か9歳になるとみんなフィラリアで亡くなるんですよ。 みんなみんな…うちにも昔飼ってた犬はフィラリアで死にました。 犬のフィラリアを治す薬をお作りになったのが大村先生なんですか?そうです。 そしたらこの菌がフィラリアだけじゃなく…。 だから私は微生物に敬意を表しなさいという気持ちでいつもやってますから。
そこであるときに横山隆策先生っていう先生がおられて…。 大村先生はもうこれだけのノーベル賞受賞なさって研究に研究を重ねてらっしゃったけども元をたどれば山梨県の農家のおうちに生まれて。 だから化学の基礎は大学でやったんですけど山梨大学の発酵生産学科ってその当時言ってたんですけど。 そこでねあの~微生物に出会うわけですよ。 それで微生物はすごい力って…。 微生物はひと晩でやっちゃうわけですから。 微生物って目に見えないほどちっちゃい最小の生物になるわけですよね?そうですね。
受賞のきっかけとなった微生物は気晴らしで行ったゴルフ場で偶然発見したものでした。 実は大村さん好きでゴルフを始めたわけではなかったそうです。 私ゴルフやってるんだけどそのゴルフを始めたのは実は研究しすぎてそれでちょっと頭がおかしくなったんじゃないかな…。 それでそんとき言われたのがパチンコするかゴルフするかこういうものをなんかどれか一つやりなさいって。 まあ大学の先生だったからもうすでに北里研究所に来るときは。 パチンコはどうかな…「あの先生パチンコへ行ってる」っていうんでは…。
とにかく点数でもって何点以上合格なんていうやり方をやっているうちは日本は駄目だと思いますそれは。 音楽の試験駄目だとか国語駄目だとかさ。 そのときに私はもう日本へ帰ったら北里研究室というのはその当時非常に厳しい状態でしたから研究費をアメリカから持って帰ろうと。 北里の研究費を集めるためにアメリカの製薬会社を…。 こういう研究をするからそれに投資していいものがあったらあなた方に特許そっくりこのライセンスを渡すからそれでもうけてくださいと。 負けたくない金も研究費も必要…。