Nスタ 3.11震災5年 記憶を未来へ伝える力

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この番組のまとめ

震災直後、被災地を記録し続けた戦場カメラマンの渡部陽一さん。 また、360度全方位を記録できるカメラを使い各地の被災地の様子を記録している。 被災地となった宮城、岩手、福島には加藤シルビアキャスターとゲストの戦場カメラマンの渡部陽一さん、タレントで俳優のなすびさんがいらっしゃいます。 戦場カメラマンの渡部陽一さんは震災直後の岩手県に取材に入りましてそのときの様子を写真と映像に収めました。 シャッターを切り続けた戦場カメラマン、渡部陽一さん。 岩手県宮古市に入った戦場カメラマン、渡部陽一さん。

今回、「Nスタ」では東京大学に依頼しまして市街地での人の動きを初めて可視化、次は日本が初めて経験した都市型の津波から私たちは何を学んでいくんでしょうか。 宮城県多賀城市にあるショッピングセンターの駐車場。 地震発生後、実家に帰っていた本田さんは1時間後、海側にある職場のショッピングセンターに戻った。 それが都市型津波の特徴の1つ。 都市型津波の特徴。 それでもまだ、避難の余裕はあるように見えるが、そこにも都市型津波の特徴がある。 わずか30秒後…一瞬にして、水かさを増す都市型津波の恐怖がそこにあった。

波がやってくることに気づきにくい、多賀城市のような場所は福島では現在も懸命な除染作業が行われていますが、福島県外の汚染ゴミもなくなったわけではありません。 近くではかってみても空間放射線量は低い値だったが…福島県では瓦礫や除染作業で出たゴミが異様な光景を見せていた。 許可を得て、福島県富岡町にあるゴミの仮置き場をドローンで撮影した。 福島県では除染作業で出た土砂などのゴミが増え続け、既に東京ドーム8杯以上。

地図を手に、時に地元のガイドとともに沿岸の被災地域だけでなく山越えや町歩き、船を使って離島にと、被災地の今を世界に向けて発信している。 舞台の式壇にはヒナギクなど本日ここに天皇・皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、東日本大震災5周年追悼式を挙行するに当たり、最愛のご家族やご親族、ご友人を亡くされた方々の原発事故のために住み慣れた土地に戻れない方々も数多くおられます。

特に年々高齢化していく被災者を初めとし、一日も早く普通の生活を取り戻すことができるようこのたびの大震災の大きな犠牲のもとで学んだ教訓を生かし、思いを寄せ、被災地に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同とともに願い、心にかかりますとおっしゃっていましたが、私たちもそうした人知れず苦しんでいらっしゃる方、5年間たっても悲しみ、つらさ、悔しさ、そういう気持ちが渦巻く中にいる方のために心に寄り添って、何か行動を起こせないか、行動を続けられないかということを考えていきたいと思います。

住宅地は高台移転、地区の中央を流れる八幡川を境に商店などを再建するのは東側にとどめ、西側の広大な土地には祈念公園を整備する集約型まちづくり。 来年の今頃には、隈研吾氏が手がける新商店街も完成する。 震災前までは川の両側に広がっていた志津川の町が、これからは東側に集約されるということでの明と暗をご覧いただいたんですが、東側にどんな商店街ができるのかというと、こういう商店街になるんですね。

高野さんの自宅がある塚原地区は、東京電力福島第一原発から20km圏内。 この除染廃棄物を運ぶために不可欠なのが、先が見えない放射性物質への不安から塚原地区にはこのように、除染で出た廃棄物が行き場がなく、保管されています。 南相馬市小高区の避難指示解除を国は来月中にしたいという方針を示していますが、南相馬市の桜井市長は、住民などの意向を反映して来月中は難しいと話しています。 陸前高田市には、戦場カメラマンの渡部陽一さん、そして地元IBC岩手放送の神山浩樹アナウンサーがいます。

6階建てと7階建ての2棟からなる市営の災害公営住宅、下和野団地。 こちらは岩手県大槌町の災害公営住宅。 自力で住まいを再建した方がいいのではと迷い、仮設住宅にとどまっている人も多く、岩手県が整備した災害公営住宅2748戸のうち359戸は空き部屋のままとなっている。 それでも県は、災害公営住宅といえども一般の県営住宅と同様に、共益費は入居者の負担が原則だとしている。 陸前高田市の下和野団地。

一方で、未来への兆しも見えてきた10月に閉鎖される方針の石巻市内の仮設商店街。