報道特別番組

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この番組のまとめ

ここ、黒川渓谷にかかっていた阿蘇大橋も巻き込んでこの土砂災害、地滑りが起きてしまいました。 先ほど赤荻さんが上空を飛んで車が取り残されているとか、そういう状況はなかったでしょうか?実は地滑りが起きている場所のすぐ右側、画面の、車が実は1台取り残されているのが確認できます。

今日未明に起きた地震では、熊本市の東にある、先ほど上空からご覧いただいた南阿蘇村で大きな被害が出ています。 続いて南阿蘇村以外の状況です。 警察庁によりますと、熊本県阿蘇郡南阿蘇村の火の鳥温泉では建物が倒壊した上、宿泊棟に土砂が流れ込み、宿泊客の40代の男女2人が建物から出られず孤立状態だということです。 また、同じ南阿蘇村の山口旅館では周辺の道路で土砂崩れが起きるなどして17人が取り残されているということです。

現在、自衛隊は2000名で救出、救助、生活支援に当たっておりますけれども、本日中に1万5000名態勢、明日以降には2万名態勢とする予定でございます。 警察は応援部隊派遣を含め1800名態勢で対応中のところでありますけれども、全国から警察災害派遣隊を1250名追加派遣しております。

九州新幹線は全線で運転を見合わせています。 現在、福岡・佐賀県内の高速道路でまず、鉄道の状況です。 JR九州などになりますと、九州地方の在来線は35路線が運転を休止していて、ほかの路線でも大幅な遅れが出ています。 NEXCO西日本によりますと高速道路は熊本市を通る九州自動車道や大分市を通る東九州自動車道など7路線が土砂崩れなどの影響で通行止めになっています。 また、熊本県災害本部によりますと南阿蘇村では国道が寸断し、住民などが孤立状態となっています。

また、NTTドコモでは、熊本県の南阿蘇村など阿蘇地域から熊本市の中心まで広範囲で携帯電話が利用できなくなっています。 また、KDDIとソフトバンクでは熊本県と大分県の一部地域で音声通話と通信の利用がしづらくなっているということです。 熊本県によりますと午前11時時点での断水はおよそ37万3000戸に上っています。 熊本県の宇土市役所です。 午前1時半頃の余震の影響を受けて建物の4階部分、窓ガラスが割れ建物自体が大きく壊れてしまっています。 南阿蘇村の上空から撮影した映像です。

今回の地震ですが、おとといの地震は益城町ですね、熊本が中心だったと思うんですが、その後、今日未明になっていろいろ余震が続いていますけれども、阿蘇であったり、大分であったりと震源が広がっているような印象があるんですが?このフリップを見ていただきたいんですけれども、おとといの地震が震度7です。 2005年3月に熊本城整備・復元事業の1つとして1つとして、復元完成した飯田丸五階櫓ですが石垣の真ん中の部分がもう崩れ落ちてしまっています。

厚生労働省によりますと、熊本県の熊本市民病院で検討しています。 また、熊本セントラル病院では今日午前1時半頃、スプリンクラーが作動し、水浸しになりました。 多くの患者が運ばれました熊本赤十字病院ではさらなる患者の受け入れができない状況になっていて、患者を近隣の県の病院にヘリコプターで運ぶことをまた、熊本県の22の施設で人工透析ができない状況になっているということです。 南阿蘇村の上空、崩落した阿蘇大橋の上に来ているんですが、ご覧のように山の表面、上から土砂が滑り落ちるように道路を塞いでいます。

そして、土石流が押し寄せている左側、今、車がありますけれども、こちらの土石流被害がありまして。 画面中央に土石流の被害があります。 この土石流が地震の揺れで被害を受けた家にも押し寄せているという状況になっています。 土石流からちょっとカメラを引きまして、今、画面の右側のブルーの屋根ですこちらが地獄温泉清風荘です。 土石流が先ほど川を氾濫しているような形でという情報がありましたけれども、雨が降ったら土砂も、当然ですけれども、危険そうですね、これは。

中谷防衛大臣ですが、アメリカ政府から地震対応への支援の意思が示されていることについて防衛省、自衛隊にアメリカ軍との連携を検討するよう指示したことを明らかにしました。 東日本大震災のときも中谷防衛大臣はこう述べてアメリカ軍との連携を検討するよう指示したことを明らかにしまし熊本城の前から中継でお伝えします。 この石垣の下には熊本城の総合管理事務所の詰所がありますが午前11時頃、職員数人がこちらは熊本空港です。

また、NTTドコモでは熊本県の南阿蘇村など、阿蘇地域から熊本市の中心まで広い範囲で携帯電話が利用しづらくなっています。 熊本市の東にある南阿蘇村で東海大学農学部の学生用アパートでは、救出活動が行われ11人は助け出されましたがまた、黒川渓谷にかかる阿蘇大橋が崩落しています。 御船町では住宅2棟が全壊したということですが、決壊のおそれはないものの、大量の水が漏れているのが確認されてい警察庁によりますと熊本県阿蘇郡南阿蘇村の建物から出られず孤立状態だということです。

そして今日未明の地震の後、また今度は広い範囲で余震が起きているように感じますが、どのようなことが起きているんでしょうか?まず、おとといの地震というのはマグニチュード6.5の地震なんですマグニチュード6.5ですので比較的小規模の地震だったんです、今回の地震と比べれば。 今回発生した地震はマグニチュード7.3と言われています。 まず、この地域では日奈久断層帯というものと布田川断層帯というものがあります。 前震は、14日の地震というのは、日奈久断層帯上で起こりました。

私は今朝1時過ぎに熊本市内に戻りまして仮眠をとろうとしたところにドーンと大きい地震がありまして震度6強、そこで街に出ていろんなところを取材してみると、次々に看板が落ちたり壁が崩れてきたりしていますので、もう一度ホテルに戻って連絡を取ったりしたんですが、熊本県内では、熊本市、すぐ近隣の益城町、それからその近隣の町々に被害がどんどん広がっていましてさらには、阿蘇、隣の大分の方にも次々と広がっていますので、皆さん、住民の方々の不安が非常に深刻になっているという現状です。

こちらの阿蘇神社、先ほどの楼門は江戸時代の後期に再建されたものと言われています。 阿蘇神社では重要文化財の楼門が崩壊しています。 日本三大楼門とも言われている観光の名所ですけれども、楼門が崩れ、そして拝殿も崩れている様子が見えました。 南阿蘇村では国道57号と325号が寸断したため一部の地区で住民が孤立。 黒川渓谷にかかる阿蘇大橋も崩落しました。 アクセスが限られ孤立状態にある南阿蘇村では学生アパートが倒壊。 八代市ではアパートで火災が発生し、暗闇の中、倒壊した建物からの救出作業も各地で続きます。