南阿蘇村です、この場所には阿蘇大橋という橋が一方、14日の最初の地震で震度7を観測した熊本県益城町。 今回の地震で3人の学生が死亡した東海大学出身の山下泰裕さんとオリンピック代表の女子選手が来場者に募金を呼びかけた。 そして、熊本地震は今日も熊本・大分で余震がやまず、地震の発生回数は2004年の新潟県中越地震を上回っています。 昨日未明に起きた本震と見られる地震で、断層が長さ27kmにわたって活断層である布田川断層帯の一部がずれて起こったとする評価をまとめた。
気象庁によると、14日夜の最初の地震以降、今日午後3時までに観測環境の整った1995年以降、最多となっている。 そして結果として、前触れの地震となった木曜日の夜の地震で震度7を観測した熊本県益城町の住宅街には竹内キャスターがいます。 ここ益城町、今、佐古さんからもありましたように木曜日夜の地震によって壊滅的な打撃を受けた場所なんです。 警察や消防では、この益城町に倒壊家屋の下敷きになった人がいるのではないかということで今朝から捜索活動を行っています。
これをご覧いただきますと、マグニチュード7.3の地震の後で熊本の観測点が大分方向、東方向に75cmずれているのに対して、南阿蘇村の長陽という場所に置かれた観測地点は逆に南西方向に1m近くずれているということで、それぞれの地盤が右横にずれているということがわかります。 その結果、この地下にある断層が面積にして長さ27km、およそ12km、この面積の断層が3.5mずれて、その結果、マグニチュード7.3の大地震を起こしたことがわかりました。 今回ずれた断層ですが、日奈久断層帯と布田川断層帯です。
その後、この布田川断層帯付近で地震が起きて、大分方向に影響したと言えるでしょうか、実際に大分でも地震が発生したということですが。 当初、木曜日にマグニチュード6.5の地震がそれがマグニチュード7.3の、おとといの地震をきっかけに震源域が東の方に拡大して、例えば阿蘇であったり、あるいは西部・大分、大分中部でも地震が起きるようになってきたんですね。 現在も自衛隊や警察などが行方不明者の懸命の捜索を続けているが、生存率が大きく下がるとされる72時間の壁まで、時間は刻々と過ぎていきます。
こちらは被害が特に激しかった益城町の避難所の今日の様子。 物資の不足、避難所側によると、おむつなどは比較的足りているが、特に水や食べ物が不足しているという。 避難所となっている熊本市内の千原台高校の避難所ではノロウイルスが発生した。 避難生活は長期化する可能性が強くなっているが、限界を迎えつつある。 熊本県益城町の避難所の1つ、益城町総合体育館です。
関東では今日、東京・江戸川区で最大瞬間風速30.5mを記録するなど、広い範囲で強い風が吹き、一部の電車が運行を見合わせるなど、影響が出ている。 政府は熊本地震の被災者支援を効率的に進めるため、政府一体となった被災者生活支援チームを立ち上げました。 避難生活の長期化が予想される中、必要な物資の調達から避難所・仮設住宅の設置など被災者の生活支援に必要な対応を一元的に行うことを狙いとして立ち上げられた。