報道特集「熊本地震1ヶ月・ヘイトスピーチと共生社会のあり方」

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この番組のまとめ

一方、気象庁は熊本県や大分県では先月14日に熊本県で震度7の地震が発生して以降、震度1以上の地震は今日午後4時現在、1437回に達している。 気象庁は地震活動には低下傾向が見られるものの、今後少なくとも1カ月くらいは熊本と阿蘇地方で震度6弱程度、大分県中部地方で震度5強程度の余震が発生する可能性があるとの見通しを示している。 東京都の舛添知事は昨日会見で、政治資金の一部私的な支出を認め政治活動に関するものかどうか判断するのは会計責任者の役割とし、会計責任者がうっかりしていたのかもしれないと釈明した。

韓国の検察は今日未明、加湿器用の殺菌剤を製造・販売したオキシー・レキット・ベンキーザーのシン・ヒョンウ元社長ら4人を業務上過失致死傷などの容疑で逮捕した。 韓国では2001年から2011年にかけて有害な化学物質が含まれた加湿器用の殺菌剤が複数のメーカーから販売されこれを吸い込んだ多くの乳幼児や母親などが肺を損傷する被害を受けた。 これにより生存する世界最高齢の人はイタリア人女性のエマ・モラノさんとなった。

町のおよそ半数の家屋が損壊した熊本県益城町。 熊本県益城町の中でも特に被害が集中したのが木山地区。 土砂災害の危険性が高いとして今も避難勧告が出されている。 九州電力は昨日から現地調査を始めており、決壊と土砂崩れとの因果関係を調べている。 南阿蘇地域の中核病院である阿蘇立野病院が閉院を決めた。 家は奇跡的に無事だったため、土砂災害の危険性はより高まる。 担当保健師の尽力で、この緊急時には到底数が足りない。

特定の民族や国籍の人々を激しい言葉で攻撃し差別をあおるヘイトスピーチが大きな問題となっています。 近年こうしたヘイトスピーチを伴うデモが各地で相次ぎ、大きな社会問題になっている。 今年3月には川崎でヘイトスピーチに反対する男性にケガをさせたとして右翼団体の男ら4人が逮捕された。 おととし、国連の人種差別撤廃委員会は日本政府に対し、ヘイトスピーチを法律で規制するよう勧告した。

ヘイトデモに抗議の声を上げていたのは在日の人たちばかりではない。 川崎市が開設した多文化交流施設ふれあい館で館長を務めていた三浦さんは、地域の中で孤立し、取り残された存在にあった在日のお年寄りたちを40年以上にわたり支え続けてきた。 ヘイトデモに最も心を痛めているのは、在日1世の人たちだと三浦さんは話す。 生活にも、ようやく落ち着きが出始めた頃、ヘイトデモが始まった。 だが、その8日後、桜本周辺で再びヘイトデモが行われた。

閉塞感ですとか、韓国や中国に追いつき抜かれてしまうという焦燥感、背景はいろいろあると思うんですけれども、見方を変えると、日本社会が、いけないことはいけないとしっかり言えなくなってしまったことがヘイトスピーチの拡散を許しているんじゃないかという側面もあると思うんですね。 バレーボール女子のリオデジャネイロオリンピック、その木村とともに戦うメンバーは唯一の10代、古賀紗理那を初め全日本復帰の荒木絵里香など頼もしいベテランたちも集結。