報道特別番組 陛下「お気持ち」表明 生前退位のご意向は…

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この番組のまとめ

55歳で天皇の位を継ぎ、生前退位の意向を周辺に示されているという天皇陛下。 自分の生活についてお話になるというのは非常に異例なことですよね?天皇陛下がご自身で何かを語ること自体が少ないんですが、その中でもご自身の体調を含めた状態を語られるというのは非常に、初めてのことではないでしょうか。 天皇陛下が生前退位の意向を示されているとの報道は驚きを持って受け止められました。 おととし、陛下から励ましの言葉をかけられた東日本大震災の被災地では…生前退位を実現するためには法改正などの手続が必要です。

しかし、天皇陛下自身がいろいろ行ってきて象徴天皇としての意識があって、象徴天皇とはこういうものではないかという模索をしながら長年、様々な公務を行ってきたんだなということが非常に今日のお話でわかりやすかったんではないかと思います。 天皇陛下がビデオメッセージを出されたのは東日本大震災以降、2度目のことなんですが今回のお言葉は被災地でも特別な思いで受け止められています。 東日本大震災以降、天皇陛下は宮城県内に6回訪問され、佐藤信一さんにお話を伺います。

小田部先生、それ以外に注目点、気づかれた点はおありでしょうか?僕は確かに陛下が発言して法律を変えると憲法違反だという声が出ている中で憲法を一番尊重している陛下がここまでギリギリのところで変えないとやってけないんだけどなっていう感じで非常に失意な感じを私は受けましたね。

本日、天皇陛下よりお言葉がありました。 私としては、天皇陛下が国民に向けてご発言されたということを重く受け止めております。 天皇陛下のご年齢やご公務の負担の現状にかんがみるとき、天皇陛下のご心労に思いをいたし、どのようなことができるか考えていかなければならないということでしたね。 3時ちょうどに天皇陛下のお気持ちのビデオメッセージが始まりますとこちら庁内のあちこちの部屋から陛下のお言葉が漏れ聞こえまして、職員が固唾をのんで見守っていました。 ここでもう一度改めて天皇陛下のビデオメッセージをご覧ください。