2度の世界選手権王者に輝いた男、大野将平が初のオリンピックへ。 まずは松本選手ですが、同じく日の丸を背負った選手だと思いますが、予選をご覧になっていかがでしょうか?やはりディフェンディングチャンピオンだけあって本当にここ一番の勝負強さ、集中力というものは本当に目を見はるものがありますね。 松本選手のオリンピック連覇がかかります女子57kg級をご覧いただきましょう。 決勝はブラジルの選手のホームでもありますし、ロンドンオリンピックの銀の選手もいますから。
今少し間合いが近づきました近い間合いというのは、松本にとってどうですか?しっかり上半身コントロールできていれば近くても大丈夫だと思いますただ、上半身が手が伸びていたりするとそのまま巻き込まれてしまうので、相手の右手を自由にさせていませんので、松本の体をコントロールすることができません、フランスのパビアです。 このままいきますと両者ポイントがありませんので、ゴールデンスコア方式の延長戦になるかというところです。
そんな松本選手なんですが、ロンドンからの4年間は苦悩の日々が続きました。 ロンドンオリンピック金メダリスト、松本薫選手、連覇へ。 今度アウェーになりますから、空気にのまれるということもなくはないかなと?でもロンドンオリンピックのチャンピオンなのでそこは集中して勝ってくれると思います。 オリンピック初出場、金メダルに最も近い男、大野将平出陣。 美しき日本柔道を披露するため大野将平、初めてのオリンピック、その畳へと上がりました。 大野将平、初戦の相手はコスタリカのミゲル・ムリージョ。
リオデジャネイロオリンピック、男子73kg級、大野将平、日本代表。 取り消されて、技ありのポイントはなかったということになりますか?本来、大野選手の内股、引き手の方向、ですからスクボルトフ選手からすると右の方向に飛んでいくはずなんですけれども、左の方向に回ったんですね。 私も微妙だなと思いましたけど、気持ちが先行して技ありかと言ってしまいましたけれども一本!階級こそ違えど、ロンドンの金メダリストを迎え撃つ日本代表、大野将平です。
これも稽古の中で大野選手の右の内股、右の大外刈りを警戒してきますので、特にああいう相手はとくに右足が大幅に出てくるので、常に意識しながら稽古してきましたのでそれが出ていますよ。 金メダルまであと2つということですけれども、ライバルを教えていただきたいんですが?準決勝の相手がベルギーのファン ティヘルト選手。 これは大野選手最大のライバル、ランキング1位のアン・チャンリン選手を破っています。
果たして銅メダルに可能性を残すのはデニス・イアチェフか、それともジョージアのシャフダトゥアシビリか。 男子解説は穴井隆将さんです穴井さん、この顔合わせが敗者復活という今回の73kgになりましたね?シャフダトゥアシビリ選手に関しましては日本の大野選手に敗れたと。
オリンピックは初めてなんですが、実はロンドンオリンピックの代表でしたが禁止薬物の陽性反応があったということで残念ながらロンドンで戦うことができませんでした。 ウングバリ返しなんて私は現役の頃呼んでましたけれども手で三角絞めをするような形で決めて、自分から下になるように、一瞬押さえ込まれたかなと思うんですけど、その後相手をまた上体を使って反対側に返して、抑え込んでいくんですね。 今も先にデルポポロが右手ウングバリの襟を持とうとしたんですけれども、持つところを必ず防いで、そして嫌がります。
解説は北京オリンピック57kg級の代表、東京女子体育大学柔道部、佐藤愛子さんです、よろしくお願いします。 準決勝の相手は世界ランキング1位のモンゴルのドルジスレンですこの表情ですね、佐藤さん。 そしてこちらがモンゴルの2大会連続のオリンピック、ドルジスレン、世界ランキング1位。 見えている青はルーマニア、前回、ロンドンオリンピック決勝で松本に敗れたカプリオリウ。
これをカプリオリウ選手、担ぎたいんですよね。 プレッシャーをかけてるのはシルバ選手のように今日、この試合初めてシルバが大胆に仕掛けていきました。 カプリオリウはロンドンオリンピックの決勝戦では松本に反則で敗れた、反則負けをした、そのオリンピックの苦い経験もありますが。 延長に入ってからカプリオリウが手数という点では今、上回っている形です。 カプリオリウも組み手が十分ではありませんでしたのでそれに近い状態でしたので、立ち技とはどうもみなされなかったようです。
柔道をやっていた大野将平少年は初めて見たオリンピック、シドニーでした。 この現井上康生監督の戦いをしっかりと、しっかりと大野将平は覚えています。 4年前のロンドン、大野将平は柔道会場のスタンドにいました。 井上康生監督誕生、そしてそのチームのエースとなったのが、この男子73kg級、大野将平です。 大野将平の柔道のテーマは集中、執念、我慢です。
そして、オルジョフは前回のロンドンオリンピックで白アゼルバイジャンのルスタム・オルジョフ。 ムキ選手は今見せたような大外刈り、結構遠い間合いから飛び込んでいくような大外刈りが非常に得意ですね仕草をしますが、脇下を差されますと、やはり接近戦、近寄ってしまいますので、ムキ選手はそれを防ぎたくて、うまく組み手争いをしているんだと思いますね。
逆に言うと、こういう、うまく指導の差でリードしながら相手が前に出てきたところを合わせるというオルジョフ選手のうまさですね。 ちょっと、オルジョフが疲れました。 そういった柔道をしている一方で、オルジョフ選手は下がりつつしのいでる。 ですけど、これがはまる過ぎると、オルジョフ選手の形になるということですね。 オルジョフが決勝進出です。
技を出していかなければなりません、カプリオリウです。 ともに経験豊富な2人ですけれども、どうでしょう、やはりポイントリードしてからの時間の使い方、モンテイロ選手は、とてもうまいですね。 その前に場外の指導が1つカプリオリウの方に与えられましたね。 カプリオリウは袖を引くところまではいきます。 ここで4分間が終わりましたカプリオリウとしては自分の柔道をさせてもらえませんでした。 2大会連続のメダルならずカプリオリウ。
審判と副審2人、松本薫、3位決定戦、台湾のレン・チンレイを破って銅メダル獲得。 2大会連続、オリンピックでメダルを獲得しました。 世界選手権でも金メダルをとって、オリンピックでも金メダルを取って、そんな人なかなかいませんから、もう一度この畳に上がるだけでも、この涙が語るように苦しかったと思います。 しかし、ここ一発、ワンチャンス、切れ味のある技をこの大会では披露しました松本薫です。 この決勝に勝ち上がってきました、モンゴルのドルジスレン・スミヤ。 モンゴル、2大会連続のオリンピック。
リオデジャネイロオリンピック、南米で初めて開催される大歓声に応えます、ファンと喜びを分かち合います。 会場としても相当悪い雰囲気が流れてたんですけれどもブラジル、ハファエウ・シルバが金メダル獲得。 やっぱりメダルへの思いというのは強かったですか?金メダル目指してたので、最初そこで負けてしまったときにどう切り換えようと思ったんですけど、でも、何も持たないで日本に帰れないと思って戦いましたロンドンで金、リオで銅、自分を褒めてあげて秋本さん、松本選手の銅メダル、拍手ですよね。
ロンドンオリンピックからの変更としては主審が畳の上に1人、そして、副審は畳のそばで試合を見ながら、あるいはビデオ映像で技の状況などをチェックしながらファン ティヘルトは準決勝で大野将平に一本負けして3位決定戦に回ってきています。 穴井さん、非常に鮮やかな最後の技でしたね?4年前のロンドンオリンピックで、2015年1月20日、54歳で志半ばで斎藤仁さんは亡くなられました。
リオデジャネイロオリンピック、日本男子柔道2大会ぶりの金メダルは、大野将平がもたらしています大きく一つ息を吐き、そして今、日本、大野将平が表情を変えずに、そして今、決勝の畳を降ります。
そして勢いをつけてきた中で今日は日本、大野将平が金メダル獲得です本当に穴井さん、集中、執念、我慢というその言葉どおりの決勝の戦いでもありました。 大野将平選手、金メダルのインタビュー、ご覧いただきます。 さあ、大野選手!よっしゃー! 将平おめでとう!ブラジルに届けばいいかなと思って。 今までインタビューだとか、予選も含めて結果が出てもなかなか笑顔をこぼすことなく最後やっぱり、感動があふれたんでしょうね?大きな大きなプレッシャーから解放された瞬間だと思い改めて大野選手の決勝をまたご覧ください。
まず台に上がったのは2大会連続のメダル、今回は銅メダルでした、松本薫です。 ロンドンオリンピックは初戦で敗退、やはりこの人も4年という時を越えてメダルを獲得しました、いい笑顔です。 女子に初めてのオリンピックのメダル、銀色です。 そしてブラジルに今大会初めて柔道金メダルをもたらしましたハファエウ・シルバです。 松本薫選手、ロンドンに続いて2大会連続のメダル獲得優勝はブラジルのシルバでした。
しかし、なんとかそのプレッシャーもはねのけ、この表彰台の上から、一番上から見る景色は銅メダルから、この日本の2016年、リオデジャネイロの戦いは始まりました。 このリオデジャネイロオリンピック男子73kg級、まずは銅メダルの表彰です。 2年前に階級をこの73kgに変更して、そして2大会連続オリンピック出場、さらに今大会は銅メダルを手にしました。 20歳でチャレンジしたロンドンオリンピックは3回戦敗退。 大野将平の金メダルということで、これから日の丸の掲揚、日本国国歌が流れます。
世界の中でも非常に選手層の厚い、そしてパワー、テクニック、いろいろな面で様々なものを要求される73kgという階メダルを前に出して、そしてカメラマンのリクエストにちょっとこれは、本人はこういう撮影というのは、取材を含めてですが、非常に苦手にしているのでちょっと本人は恥ずかしさが…。 ただその中で、大野将平が自分にも相手にもうち勝ってそして見事にリオデジャネイロ金メダルを手にしていますこのリオデジャネイロオリンピック、金メダリストだけに行われるセレモニーがあります。