報道特集「勝利した“暴言王”その素顔は・異端の大統領と日米関係」

戻る
【スポンサーリンク】
18:35:30▶

この番組のまとめ

今週も金平キャスターはアメリカ大統領選挙の取材でワシントンに行っています。 また、今月中旬以降には、大統領本人に対する事情聴取も行われる情勢です。 アメリカ・ホワイトハウスのアデエモ大統領副補佐官は11日、TPPについて、議会の指導部と次期大統領が今後どう取り扱うを協議すると述べた。

東京都の小池知事が開いた政経塾、希望の塾の2回目の講義が都内で行われ、講師として猪瀬直樹元東京都知事が登壇した。 希望の塾の講義は東京・豊島区の大学のホールで行われ、東京オリンピックとパラリンピックの旗が各地をめぐるフラッグツアーのイベントに参加するため、三宅島を訪れた。 小池知事は千葉県白子町の職員が役場内の金庫から470万円を着服したものの町長の判断で懲戒処分の対象とはならず、警察にも届けられていなかったことがわかった。

トランプの勝利祝賀会場の前にニューヨーク州の投票が終わるまで2時間あるんですけど、既にこの祝賀会場にはたくさんの人々が押しかけていてその瞬間を待ちわびているという。 一方、街では…トランプ次期大統領の誕生を世界の国々はどう見ているのか。 このため韓国政府は、トランプ氏側との接触を急ぎ、トランプ氏が次期アメリカ大統領となるニュース、クリスマスの雰囲気が少し出始めたここロシアでは、早めのクリスマスプレゼントとなりました。

貿易の問題についても、大統領の権限を取材に当たっているワンシントン支局の緒方さんに聞きますけれども、端的に何がトランプ氏を勝利に導いたと思われますか?格差とかヒスパニック系人口の急増、テロへの恐怖といったものがアメリカ国民は感じているんですけれども、特に白人の低所得層、ワーキングクラスはこれ強く感じていて、その怒りとか不満とかそういったものが非常に予想以上に大きかったと言えると思うんです。

トランプ氏の政権移行チームは、トップがペンス次期副大統領になっていましてそれから家族をメンバーに入れてるんですね。 イヴァンカ・トランプさん、エリック・トランプさん、家族まで政権移行チームに加えていると。 先月、トランプ氏の側近、マイケル・フリン氏が来日したときに会談した数少ない人物。 現地メディアによると、トランプ政権で国防長官としての起用が取りざたされている。 トランプ大統領に日本はどう向き合うのか。 トランプ氏は東アジアの安全保障についてどう考えているのか。

緒方さん、TPPを初めとして日本政府のやってることというのはアメリカから見てどう見えますか?トランプ氏の公約の中には例えばメキシコとの国境に壁をつくるなんてものは共和党内でも疑問視されているんですけれどもTPPからの離脱というものは、最も実現する可能性がある主張の1つだと言われています。 実際、ワシントンにいる日本の外交官も以前からトランプ大統領だったらTPPは終わりだと言っていまして、発効の可能性は非常に厳しいというか、もう絶望的だと思います。

金平さんは今回の選挙戦中、節目、節目で現地取材をしていますけれども、前回、オバマ大統領が誕生したときと比べると何が一番違いましたか?8年前のオバマ大統領誕生のときも私は取材してたんですが、それと比べると、アメリカというのは今後、完全に国のありようというのが変わっていくような予感がします。 アメリカは今後、アメリカファースト、アメリカ最優先主義、貿易では保護主義、それから異なった宗教の人々や移民を排斥して門戸を閉ざしていくというような非常にこわばった非寛容な社会にシフトしていくようなおそれがあります。