報道特集「震災6年~住民流出で危機の町・福島第一原発は今・牛の被ばく〜影響は?」

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この番組のまとめ

一方、岩手県宮古市田老地区の巨大防潮堤では、住民などおよそ400人が集まって犠牲者の鎮魂の祈りを捧げた。 原発事故により町の全域に出されていた避難指示の一部が今月31日に解除される福島県浪江町では、警察と消防が合同で行方不明者の一斉捜索を行った。 東日本大震災発生時刻の午後2時46分にくまモンと東北6県のゆるキャラたちと一緒に全員で黙とうし、亡くなって人を悼んだ。

昨日夜、石川県能登町の空き家で刃物のようなもので刺された女子高校生の遺体が見つかり警察では殺人事件として調べを進めている。 昨日午後10時頃、石川県能登町宇加塚の空き家で能登高校1年の池下未沙さん16歳が粘着テープで拘束され、死亡しているのが見つかった。 一方、南スーダンでPKOに参加する陸上自衛隊の施設部隊の撤収が決まったことを受け、国連事務総長の報道官は10日、部隊の貢献に感謝した上、日本政府と引き続き協力していくと述べた。

被災直後雄勝中学校。 「報道特集」では成人式に参加した雄勝中学校の卒業生16人にアンケートをとった。 6年前から雄勝中学校、さらにあと何年もかかるということですので、そうすると震災発生から10年近くがかかるということなんですよね。

自宅は今もほとんどが帰還困難区域になっている福島県双葉町。 双葉町は一部立ち入り制限が解除されたが、鵜沼さんの自宅周辺は今も帰還困難区域に指定されたまま。 福島第一原発では、この6年間で進めた除染などで放射線量が下がり敷地内のおよそ9割で簡単な装備でも作業ができるようになったという。 東京電力によると、建屋前の放射線量は去年の半分程度に下がった。 2号機と比較するため5号機に入った金平キャスターがいるのは格納容器のこの部分、圧力容器の下がのぞき込める位置。

廃炉作業の一方で原発事故の被災者への賠償や町の復興にも大きな責任を負い続ける東京電力。 端的にいいますと今日生きている人間のすべての人が福島県第一原発の事故の収束を見ることができないのではないかと、そういう過酷な現実があるということをまず認めるべきじゃないかと私は思います。 福島県第一原発の近くではこの6年間、人知れず牛が被ばくし続けていました。 福島第一原発が立地するこの町はその大部分が帰還困難区域に指定されている。 彼らは第一原発から20km圏内に取り残された牛を調査している研究会のメンバー。

原発事故後も牛が飼われている牧場の中で最も放射線量が高く、調査するのに格好の場所だという。 研究会は岩手大学や北里大学などの獣医とこの日、研究会が持ち込んだのは、放射線を目で見ることができる装置。 研究会の岡田教授は、放射線の影響がないと結論づけるのは被ばくした牛の研究というのはまだ結論を出す段階ではないんですね?ここで改めて強調したいのは、放射線によると見られる異常が認められなかったというのはあくまでもこの5年間調査した範囲のことであって、いわば途中経過と言えるかもしれませんね。