アニメイズム「昭和元禄落語心中−助六再び篇−」#11

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この番組のまとめ

するってぇとお前さんは寄席で見た死神かい?助六さんじゃねぇんだろ?あいつすっかりお前さんの落語のファンになっちめぇやがった。 陽気なことを~!♪嘘が浮世か♪浮世が実か♪夢ともなく現ともなく♪空々寂々みんなこの世の名残を惜しんでるんだようん。 俺たちのことは三方一両損で痛み分けだ。 けどお前さん俺が死んだとき「しめた~!」って思うこともいっぺぇあったろ?目の上のたんこぶが取れてよ落語うめぇヤツが一人減ったし八雲になれたし。

なああの奥のねえちゃん花魁じゃねぇか?こっち見てんぞおい!「三浦屋」の高尾か?「朝日楼」の喜瀬川か?どの人だい?ほらあの右のヤツ。 ちょいとやっぱりここかい!この放蕩亭主。 こちとら必死でお茶くみやって路銀稼いでんじゃないかい。 なんか言った?なけなしのお金あげてんだから一杯飲んできなよ。 所帯持ってみたらほんっとに大変。 だけどあたし不器用だから全然うまく愛せなかった。 こんな日ぁ鍋でもやってくぅ~っと一杯内外からあったまりてぇな。 最近圓朝師が10日間「牡丹燈籠」を続きでやって大入りだ。

近頃んなって突然ド~ンと建ちましたこの立派な寄席ですがええ~なんでも火事になってこちらへやってきたそうでございます。 「火事は江戸の華」の例えどおり江戸という街は大変に火事が多かったんだそうで。 そのため各町とも1軒から1人ずつ番小屋へ出てまあいわゆる旦那衆が町内を見廻っていたそうですなぁ。 ええ~尾張屋さんに相模屋さんこれで人数がそろいましたな。