アニメイズム「昭和元禄落語心中−助六再び篇−」#12(最終回)

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この番組のまとめ

八雲師匠ってそんなにすごかったの?難しくて何言ってるか分かんないんだよな。 何回聴いても父ちゃんの落語が世界一好き。 今年でもう十七回忌ですか。 いつか信之助君にも僕の新作に挑戦してほしいな。 イケメン落語家。 この大事な節目に私の研究の集大成である信之助君の本当の父親の話です。 養父と養女って関係を破談にしても法律では婚姻を結べないんですって?けどまあ血のつながりはないわけですし長年連れ添ううちにそんな感情が…。 この仮定がもし本当なら彼は助六と八雲両方の血を引く子供です。

ああ~八雲師匠。 じゃなくて…八雲師匠。 あたしの九代目八雲襲名もねこの芸風じゃ反対も多いし師匠からは襲名に関しちゃあ好きにしろとしか言われちゃいねぇ。 本日皆様がそして我々が待ち望んだ定席雨竹亭が再び開席いたします。 皆様のご協力温かいご寄付たくさんの方の思いで先代にも引けを取らない美しく立派な寄席が完成しました。 上方の萬月師匠にもご尽力いただきましてとにかくネタを掘り起こし更には落語家は東西合わせて150人を超えまた有望な若手もたくさん育ち…。

出番替わりましてトリを務めさせていただきます九代目有楽亭八雲でございます。 またあたくしも師匠の話をさせていただくのが大変楽しゅうございます。 こけら落としには少々薄気味悪うございますが師匠への手向けに一席おつきあいくださいますよう…。 ここへは七代目ともよ~く花見に来たんですよ。 諦めて廃業しようとしましたら七代目のお計らいで使っていただいたんです。 お二人は華も才もあって水と油のような正反対のご性分でしたがお優しいからか気は合ってらしてね。