タパレスが減量失敗、900gオーバーという、チャンピオンとして、ボクサーとして最低の行為によって王座剥奪。 よって大森が勝てば新チャンピオン誕生、タパレスが勝つか、引き分けで、チャンピオン不在となるこのタイトルマッチ。 勝って京都のジム初の世界チャンピオン誕生となるのか、日本、大森将平。 減量に失敗し王座を昨日剥奪された愚の骨頂、前チャンピオン、マーロン・タパレスにリベンジを誓います。
確かに前回の対戦では1ラウンドに3度のダウンを奪わ大森将平にとって、世界初挑戦、最初の3ラウンド、1ラウンド終盤で見せたボディのダブルです。 大森選手、1ラウンド目から攻撃的になってしまうときがあったんですがそれを改善してしっかりディフェンスを意識しています。
長谷川さん、その辺りはしっかり成功してますね?3ラウンド中盤のこの潜り込んでのタパレスの起きながらの右のフック、これはあごの辺りにずれてしまった大森。 タパレスも、もちろん今、チャンピオンではないんですけど、これに勝つと負けるのとでは今後の展開が大分変わってくると思うので何がなんでも勝ちに来ているので、大森選手、やはり1度負けた相手、だからこそ負けたくない、二度と同じ相手に負けたくないそういった思いがあります大森です。 前チャンピオンのタパレスサイドですが指示としては非常にシンプルです。
確かにガードをかためながら、タパレスが距離を詰めていく大森は練習を見る限り、接近戦の練習をすごくしてたんで接近戦も僕は大森の方が有利だと思ってるんですけど。 タパレスもスタミナないのわかってるんで1ラウンド、1ラウンド勝負で出てくる。 タパレス陣営が大森のジャブに対して左を狙っているということが大森も感じているとするとなかなかジャブを出しづらいというところでしょうか。 6ラウンドが終了しました香川照之さん、ここまでどのようにご覧になっていますか最初からタパレスに対して大森が連打を見せている。
8ラウンド序盤、タパレスの左アッパーです。 至近距離からのタパレスのアッパー。 このラウンドも含めてタパレスの方が多い印象を受けますが?内藤さん、その辺りいかがですか?息を吹き返した感じがあるなぜなら大森選手がちょっと気持ちが弱まってる感じがするんですよね。 赤荻さん、先ほどまでタパレスを水を何度か飲むときに、少量でしか飲み込めずに、ほとんど吐き出していたんです挑発でしょうか、タパレス。 大森選手、戦い方は、前のラウンドよりよくなってきたように僕は思うんですよね。
大森君もきつくなってると思いますが世界チャンピオンになるためには、あと3つ、どうしても取ってほしいですWBCバンタム級チャンピオン、山中慎介と同じサウスポーということもありまして、大森は魔の左と言われます。 第10ラウンド、大森、タパレスの左アッパーからの右フックでダウンしてしまいました。 一度敗れたタパレスにリベンジを誓ったこの日、またしてもタパレスに敗れた京都のジムに世界チャンピオンというそのベルトをもたらすことはできませんでした。
体重をつくれない時点で、試合には勝ちましたけど、勝負としては僕は大森選手の方が一枚上だと思ってるんで、もし今後もう一度戦うチャンスがあれば逆にスーパーバンタム級、1つ階級を上げてでも戦ってほしいなと思いますねタパレス、すごいリング上で喜んでますけど、喜べるようなことではないですけどね。 9ラウンドの序盤、大森の右ボディ、そして左フック、カウンターでタパレス左アッパー、これは何としても警戒したいところです。 第10ラウンド、大森、タパレスの左アッパーからの右フックでダウンしてしまいました。
この空気をやっぱり井岡選手には全部吹き飛ばして、お客さんに満足して帰っていただくような試合内容を期待しますしただのKOではなくて、本当に印象に残る、記憶に残る鮮烈的なKOを井岡選手の試合で見てみたいなと思います。
さあ世界戦15試合目の井岡一翔と世界初挑戦のノクノイですが内藤さん、この試合の勝敗を分けるポイントはどこになりますか?チャレンジャーが背が低いんですよ、打ち終わりを狙っていくのでその打ち終わりがカギになるかなと。
今日勝てば、あの具志堅用高と並ぶ世界戦勝利数14勝。 4月23日、プロ23戦目は井岡一翔にとって、WBA世界フライ級王座5度目の防衛戦。 この黒のWBAのベルトを守れば、具志堅用高さんの持つ世界タイトルマッチ14の日本最多記録に並びます。 1970年代後半、絶対的な強さを誇った具志堅用高はカンムリワシの異名を取り、WBA世界ライトフライ級王座を13度連続で防衛。
世界初挑戦、ノクノイ・シットプラサートです。 チャレンジャー、ノクノイ・シットプラサートは世界初挑戦です。 まずは内藤さん、世界戦15勝への井岡と初挑戦のノクノイ、入り方が注目だと思いますがどんな入り方になっていますか?井岡さん警戒してますね、1ラウンド目でいつも以上に警戒しているように見えますね。 1ラウンド目、前半は単発で、ラウンドが進むにつれて、だんだん井岡選手は放送席は内藤大助さん、長谷川穂積さんです。
井岡選手、1ラウンド目、顔を見たときに息一つ乱れていなかったのでリングサイドにはゲストの香川照之さんがいらしていま香川さん、ここまで6分間、どうご覧になってますか?ヘッドスリップとダッキングとブロッキングで、いつものように相手のパンチに全部反応すると、そして角度のないところを見つけてボディからジャブを打っていくと。
このラウンドぐらいから井岡選手、コンビネーション、少しずつ出していくんじゃないですか井岡選手、大体7割ぐらいのパンチで全部のパンチ打つんですけどだからこそコンビネーションがつながったり、打った後、体がブレたりしないのが井岡選手のいいところだと思います。 そういった意味では長谷川さん、相手は積極性ですからいわゆる手数を出していきたいんでしょうかね?その手数を井岡選手のジャブで止められているのでなかなか思うように相手に効いてないですね。
いいボクシングは、井岡選手、してるんですけど相手のいいところも出してしまうというのが、僕は課題かなと思いますね。 6ラウンド終盤、井岡のショートアッパーのフェイントからの4つのコンビネーションでした。 青いグローブがチャンピオンノクノイ・シットプラサート、タイからやってきました。 ゲストに香川照之さん、そしてIBF世界スーパーバンタム級の小國以戴選手、減点も合わせて、すべて僕は井岡選手のラウンドですね。
井岡選手は一発パンチャーじゃないので徐々に徐々に崩していくんですよね。 青いグローブ、ジャブを打ってくるのはチャレンジャーのノクノイ・シットプラサート。 ディフェンス技術は非常に長けている印象があるノクノイですが、やはり攻撃面では井岡が上回っています。 横の小國チャンピオンとも話してるんですけど、ボディのラインが高くてガードもしっかりしてて、なかなか打ちにくいパンチをサイド、中と打ったり、いろいろ工夫してますから井岡選手、まとめてもらいたいですね。
長谷川さん、プロボクサーとして、いってほしいと思うときいくのがチャンピオンでもありますよね。 そこがチャンピオン、井岡選手の強さでもあるんですよここで出してほしいんですけどね。 黒いグローブ、チャンピオンの井岡は5度目の防衛戦です。 止めさせることができるか、チャンピオン・井岡。 時には夢中でラッシュすることや、お客さんがここは行ってほしいなというときにそれに応えるということも僕はチャンピオンとして大事なことだと思います。
3階級を既に制覇している井岡ですが、長谷川さん、まだ上があるわけですよね?この対戦相手もレベルとしては正直、井岡選手よりも、一段も二段も劣る選手だと思うので、その選手のいいところを出して勝つんじゃなくていいところを出す前に勝つ、そういうボクシングをした方が長いことボクシングができるんじゃないかなと思います。