そして注目の日本選手、ケンブリッジ選手とサニブラウン選手も走り出しました。 今日は男子100mの予備予選から競技がスタートしていきますが予備予選は何かといいますと参加標準記録に満たない選手が出ます。 トラックの最初の種目は男子100mの予備予選です。 男子100mの予備予選ですまず男子100mですが、予備予選を経て、ここから勝ち上がった選手が予選に進みます。 多くの国が参加できるようにということで、標準記録を切れなかった選手たちがここに出ているわけですよね男子100mの予備予選はトータルで4組あります。
予選、準決勝、決勝という進み方をしますが、まずその予選に出場するための予備予選、これはいわゆる標準に満たなかった選手たちですが、予備予選に進んで、予備予選の上位3着プラス2名、各組のそれぞれの選手が予選に進む権利をかけています。 予備予選の第2組は、一番内側からモルディブのサーイド、キリバスのトナナ、トルコのバーンズ、ツバルのタモア、アンティグア・バーブーダのウォルシュ。
男子走り幅跳びの予選です選手がグラウンドに入ってきています。 サウジアラビアのムハンマドサウジアラビアの選手は、世界陸上でかつて自己ベスト10秒04。 男子100mの予備予選第3組。 こちらはウォームアップエリアですが日本の3人の選手たち。 ウォームアップエリアですこちらのビッグスクリーンに映し出される予備予選の様子を日本陣営が見守る中、選手たちは少しずつウォームアップの強度を上げてきていウォーキングを始めました。 ロンドンスタジアム、バックスタンド前、世界陸上初の金メダルを狙った大会になります。
予選はこの後、日本時間の午前4時20分にスタートしまさっきの3組目のジャン・ボルコ選手、20歳と書いてあるんですけど。 あの白人選手20歳ですか!?なかなか大人の風格を備えている感じがしましたけどこれで彼らがこの後、もう1時間切っていますから予選に出てこれるわけですよね。 ここまでダニエル・スタール、今シーズンナンバーワンのランキングを誇るスタールが1投目61m83cm、まだ決勝の通過である64m50cmをマークしている選手はいません。
今、高橋さんの情報で足が心配ですけどディババ選手とセメンヤ選手も出ますね、南アフリカの。 いますので1500mも強いと思いますオリンピック2大会連続金メダリスト、800mの女王、セメンヤ登場。 最後にイギリスのジェシカ・ジュッド、地元の選手が紹介されています。 イギリスのジュッド選手なども自己ベストの4分5秒というのは、予選タイムをギリギリ通過するぐらいなんですね。 ディババ、予選突破。
そしてセメンヤ、800mの女王が1500mでもどこまで上がっていくかですが、いかがでしょうか?セメンヤ選手はゴールした後も全然呼吸が乱れていないので今回の場合にはまだまだウォーミングアップぐらいで走った感じがしますね。 今季世界ランキングナンバーワンです。 円盤投げの予選Aですが、優勝候補に挙げられているマラチョフスキ、ハルティング1投目で64m50を越えてそして2投目にスタールが今度は67m71cm、ビッグスローを見せましたね最初は64m50を甘く見ていましたね。
今大会で3000m障害も含めて6大会連続出場という息の長い30歳のシンプソン、3位につけています。 オランダのハッサンは後ろから2番目、届くかハッサン。 ハッサンは、ちょっと意外ですね。 位置どりがよくないですねまさか今年、キプイエゴンを破ったハッサンが予選で姿を消すのか。 ハッサン、この位置、どうする!?外側から上がっていけるか、ハッサン。 オランダのハッサンが上がっていく。 ハッサンは残り200mの手前、300mぐらいから上がっていきました。
昨年のリオオリンピックでは、4cm差でメダルを逃したローソン。 ステファニディ選手、ニュージーランドのマッカートニー選手、そして、ジェニファー・サー選手。 この組はタイムが遅かったために6人以外にリオデジャネイロオリンピックの金メダリストです。 ドイツの選手もいいですねドイツのコンスタンツェ・クロスターハルフェン。 独走でドイツ選手権では3分59秒で走っていますねイギリスのローラ・ウェイトマン。 そしてキピエゴン、オリンピックチャンピオンです。
今年はキピエゴンはダイヤモンドリーグでは上海で優勝、ユージーンで優勝。 クロスターハルフェン選手は、足は速いですけど、ピアノとフルートが得意な選手で、いろんなことが万能です。 1500mの場合は足が重なる可能性もありますのでキピエゴンとしてはまず前でアクシデントのないように運んでいますね。 女王キピエゴン、1着フィニッシュ。 キピエゴン、リオデジャネイロオリンピックの金メダリス初めて世界陸上で金を狙うキピエゴンのまず最初の走りでした。
5組目にガトリン、6組目には日本の多田選手がなんと隣にボルト。 多田選手はスタートが得意ですから、誰だ、あれは?とガトリンを驚かせたようにボルトが焦っちゃうかもしれない。 予選通って準決勝、9秒台、多田選手にも期待できるかもしれませんね。 多田選手はボルトの隣で最初にボルトより速く出ると思うんですね。
5レーンが元ジャマイカの選手なんですね。 そして9レーンがクリスチャン・コールマン、注目の選手です。 全米選手権もガトリン選手には敗れましたけど実力を発揮してますんでそんなに世界選手権だからといって緊張するということはないとは思うんですけどね。 コールマン選手はスタートが武器なので。 ハーベイはいかがでしたか?ハーベイ選手もコールマン選手についていくというか、後半、そんなに差を開けられることなく行きましたので。
10秒08といえばほかの日本人選手、多田とケンブリッジのベストと同じですからね。 10秒05の自己ベスト、しかも日本選手権、あの雨の後の10秒05でしたのでそれを考えると、落ち着いて走ると予選通過は、そんなに難しいことじゃないかなと思いますね。 ヨハン・ブレイク選手は今大会本当に狙ってると思うんですね。 初田さん、スタンドに応援に駆けつけているサニブラウン選手のお母さんに聞きました。 お母さんのサポートなしではサニブラウン選手の活躍はないですからね。
フィールドでは男子走り幅跳びの予選終盤を迎えていま昨年のリオのチャンピオンジェフ・ヘンダーソンが3回目、最後の跳躍で決勝進出をかけます。 1回目、2回目、非常にいい跳躍をしていますので昨年のリオのチャンピオンが予選で消えてしまうのか。 リオのチャンピオンがまさかのロンドン世界陸上、決勝に残ることができませんでした。 優勝候補のアメリカ勢、ジェフ・ヘンダーソンが姿を消し、南アフリカ勢、サマーイも決勝を決め、そしてこちら、ジャリオン・ローソン。
朝原さん、この組、実力どおりだとソ・ヘイテンがいて、ウジャというイギリスの選手、アメリカのベルチャーということは4番目のタイムになるわけですよね、ケンブリッジ選手は。 その中で、男子100m予選第4組、昨年の日本選手権のチャンピオン、リオオリンピックに出場し、オリンピックでは準決勝まで進みました。 苅部コーチはケンブリッジもここに来て状態がまた上がってきているという話を先ほどしていますただ心配なのは、日本選手権で少し足を痛めてそこからの回復がどう出るかということですよね。
ステップを上っていけるかケンブリッジ飛鳥。 スタートは本当、決まりましたけど隣のソ・ヘイテン選手とウジャ選手と並んで走ってじわじわ前に行かれるというのは、非常に走りにくいんですよね走りがそれによって硬くなったところがあるかもしれない10秒21というケンブリッジのタイムですが現在、プラス6名の一番上にいるタイムがシンビネの10秒15ですからケンブリッジは現在上から2番目となります。
ボルトは靴ではかって、メジャーでは決めてないですよね選手は様々なんですよね、スターティングブロックの位置を決めるのは。 そして靴といえば、ガトリン選手もブルーでユニフォームに合わせてましたけど今回ボルト選手は金に紫で、高校時代の色が紫だったということで原点回帰というか、金とともにということみたいですけどね。 スタジアムのお客様たちの視線が一点に集中しているボルト選手のまずは今回の1回目の走りになります。
ボルトが横を向いてフィニッシュ、10秒08追い風0.3m、しかし中盤まで多田がボルトよりも前に行きました。 多田選手はスタートもよかったんですけど中盤の走りが非常によかったですね。 日本人選手3人とも準決勝進出ですね。 日本勢3名が全員準決勝に進みました。 多田選手に話を聞いてもらいましょう。 それにしても、残りましたんで準決勝、どんな走りをしたいですか?前半から中盤で抜け出してそして後半もスピード維持できるように頑張っていきたいと思います。
トータルで3組あるわけですけれども、準決勝、ボルトが、ガトリンが、そしてコールマンが、その中に日本の3人の選手がそれぞれ、恐らく3つの組に分かれてということになるかもしれません。 24名の中に3人、日本選手がいてしかもサニブラウン選手は組のトップ通過ですのでほかのトップの選手と本当に変わらない、実力的には決勝に残れるような走りをしてましたんで。 3人の選手が世界陸上でともに準決勝に進んだのは初めてですね。 朝原さん5回走ってて4回準決勝行ってますけど。
世界陸上とオリンピックの大舞台で2大会連続5000m、1万メートルの2冠を達成。 2大会連続2冠、そして世界陸上ではトラックラストランという、この人も去ってしまうんですけれども。 モハメッド・ファラー、2大会連続、5000、1万、2冠達成。 オリンピックも2012、2016、2大会連続2冠達成、つまり世界大会で4大会連続5000、1万のチャンピオン、誰も成し遂げたことのない記録を打ち立てていますね。
完全にファラーに対する対策ですか?もちろんウガンダのチェプテゲイ選手1人でいけるわけじゃないと思いますので、ファラーに贈られましたので今やイギリスがあがめ奉るサー・モハメッド・ファラー。 これがいつものパターンではあるんですが、リオデジャネイロオリンピックのときに中の方に入って一度、転倒しましたから、あのときはペースがそれほど速くなかったのですぐ立ち上がりましたけど、今回は速いですよ。
そこにカナダのモハメド・アーメド、実はファラーと同じソマリア生まれの選手も加わっていま今回この世界陸上の1万メートルはいつもとちょっと様子が違いますよ。 これによってもう1回、選手たちが高速レースに戻していギリシャのステファニディの登場です。 今年は屋外7戦7勝、負けなしというステファニディの強さ、わずか1回の跳躍で予選を突破、決勝進出です。
ファラーが勝ったときの5000m、1万メートルの5000の通過は2013年の13分50秒、2015年の世界陸上北京は13分40秒、そして去年のリオオリンピックももっと遅いタイムでした最後の1000mが速いので、結果的には27分ちょっとでいくんですけど、今日は13分33秒ですからね。 今日は国を越えたチームプレーといいますか、さすがのファラー選手も今日は全員が敵みたいな感じでやられてますので、かなり精神的にプレッシャーが大きいと思いますね。
ロンドンオリンピックでは5000、1万メートルでアマニ、アイシャの双子に金メダルを贈りました。 ロンドンのオリンピックスタジアムはでもファラー、今回、4人のお子さんには金メダルをそれぞれ贈っていますからこの金メダルは奥さんにかな赤坂を走っていたときには…。
100mの予選の後、ボルト選手のお父さんにお話を伺うことができました実はこの予選がカギだったそうで明日は自信がある、大丈夫だ、誇らしいと、とてもうれしそうでしたね。 また、世界陸上が最後になるということも寂しいけれど最後まで見守りたいとおっしゃっていましたご両親の思いは、ボルト選手の大きな力になるはずです。 ブラッドショー選手もステファニディ選手もちゃんと決勝に残っていますそして男子円盤投げの予選も終わりました。 ジャマイカのダクレス選手23歳、珍しい、ジャマイカで円盤投げ。