将国のアルタイル ♯15「北の王国」

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この番組のまとめ

トルキエ歴75年10月24日海の都共和国バルトライン帝国間に講和条約が締結され捕虜の釈放サロス王国産小麦の売買契約などが確認された小麦を積み燈台の都へと向かった帝国艦が海賊船の襲撃によって沈没したのはその僅か3日後のことであるくそっ!これだから海は嫌なんだよ。 私対トルキエ将国交渉大臣のマルギットです。 だ…大臣対トルキエ将国?はい。 我が国では国ごとに担当大臣を任命し交渉の窓口としているのですよ。 ん?トルキエの密偵網の長官と直接やり取りができるだなんて魅力的でしょ?ふふっ。

ん?イスカンダル?いえあれは大鷹です。 昇れイスカンダル!≪大鷹が旋回を得意とするように犬鷲は滑空を得意とします≪トルキエとバルトラインに国境を接し西ルメリアナの北辺を統べるウラド王国≪この国をトルキエの同盟国にできれば海の都と合わせ西ルメリアナの半分が反帝国の勢力となる≪そうなればバルトラインといえど領土拡大路線を改めざるをえないはずやるではないか犬鷲族の将軍。 しかし陛下その状況がありながらどうして鎖国を貫くのです?周辺諸国と交易をすれば少なくとも今よりはマシになるはずです。

これは?鳥追海岸で採取した鳥肥だ。 我がウラド王国は後日の条約発効をもってバルトライン帝国の保護下に入る。 帝国からの食料と生活必需品の安定供給ならびに技術移転協力など親書にあるとおり必ず遂行いたします。 ≪俺の目的は果たせないとあのとき国王は言った≪ならなぜこの場に俺たちを呼んだ?≪このような決定を下しながらも選択肢が残っているのを期待しているからではないのか?国王陛下!この国の寿命はまだ尽きてはおりません。