全日本実業団山口ハーフマラソン2018。 河野さん、注目選手は?やはりニューイヤー駅伝以降、好調を維持している市田宏君、それから1万メートルの日本記録保持者である村山紘太君、いずれも旭化成ですけれども、彼らの走りがレースのカギを握るんではないかなと。 村山紘太は1万メートルの日本記録保持者そして、トヨタ自動車・窪田忍はケガ、手術を乗り越えて、リハビリから去年復帰、今年は飛躍の年にしたい1年です。 山口県を舞台に行われます全日本実業団山口ハーフマラソン、コースをご紹介しましょう。
去年のプリンセス駅伝ではアンカーで大逆転してここ山口から数多くの選手たちが世界へと羽ばたいていきました。 そのほかにも2番、豊田自動織機の沼田未知は過去、この大会でも優勝しています11番、ルートインホテルズのパウリン・カムルは去年12月、山陽女子ハーフで1時間8分4秒、大会新記録をマークしたスピードランナーです。
選手たち、国道9号に入ってきまして11番、ルートインホテルズ、パウリン・カムルが先頭。 有力選手はこの中に、市田宏、白いユニフォームのHondaの田口、安川電機、180cmという長身の男子は4kmを通過しました、11分45秒というペースです。 旭化成、2年連続ニューイヤ優勝の立役者になりました市田宏が集団の真ん中にいます。 河野さん、この市田宏は双子の兄市田孝が世界ハーフマラソンの出場権を取ることができなかったので、兄から「頼んだぞ」と言われたのでそこから非常に気持ちが入ったと言っていました。
その市田宏とチームメイト、旭化成、村山紘太、村山謙太の双子の弟です。 まず、双子の兄・村山謙太が河野さん、出場権を獲得しましたので、兄弟そろって出たいという思いが強いんですね?彼らはやはりトラックでもう一回、つくり直してそこからマラソンという流れを考えているようなので、もともとは5000m、それから1万メートルでは日本記録も持っているというトラックのスピードランナー、少しずつ自分の距離も見せていこうという意欲が見えてきたんじゃないでしょうか。
先週ちょうど別府大分マラソンで先頭を走りますルートインホテルズのパウリン・カムルは4kmを通過しましたが、13分9秒ですから1km3分20のペースをはるかに上回るペースをこの上り坂でも見せています。 その後ろ、2位の争いを見ていきますと、1人前に出ていますのが3番、パナソニック3年目、初めてのハーフマラソンになっています、1万メートル31分台の記録を持つ堀優花の選手の声が聞けました、ご覧ください。
元気な愛三工業勢の中に入っているのは28番の赤いユニフォーム、トヨタ自動車九州の押川裕貴です。 トップは愛三工業のムワカ、続いてトヨタの早川、その後ろが大塚製薬、高橋裕太ですその後ろ、トヨタ自動車九州の押川そして市田宏の姿も見えています。 先頭のルートインホテルズ、パウリン・カムルが7.9kmの跨線橋のアップダウンを越えました。
その後日本人選手、また大きな集団で折り返し、注目、トヨタ、12番、窪田の姿もありました。 また走りもやわらかいですから、長い目で見て東京オリンピックの後のフランスのオリンピックでメダルを取るような選手に育てたいという、大器晩成型なんですね。 その1個手前にいるのが18番の京セラの藤田理恵ということなんですが、増田さん、ちょっと気になるのが1番、ヤマダ電機の筒井咲帆がこの集団から遅れて一番後ろになってるんですよね。
現在いるのはカネボウの平、トヨタ自動車、田中、早川、安川電機の高橋尚弥愛三工業の石川、そして注目の旭化成の市田宏、村山紘太、大塚製薬の20番の高橋裕太、184番が、ここに健闘しています、YKKの鈴木太基です。
このレースに向けて村山紘太というのは全く気にしていませんと語っていましたが、市田宏の方は、紘太が走るということで、宗猛総監督からは双子の弟対決だなと言われて気持ちが入りました、兄が先週、丸亀で村山謙太に負けていることがあるので今度は自分が取り返しますと言っていて、むしろ兄弟対決を意識しているのは市田宏。 村山紘太は何と言っても村山謙太と2人で世界ハーフマラソンに出たいという思いがあります。
その後ろの集団の中にはトヨタの早川、ただディランゴ君、ここでもうワンギア上げたというか、村山君との差がつき始めましたね。 非常に過酷なコンディションの中、堀が日本人トップ、全体の2位、パウリンが先頭、2位を堀が走っています。 今、日本人トップ20kmを通過、58分48秒程度というペースでこの集団が通過しました。
6人の選手、トヨタ自動車九州の押川、旭化成の村山、トヨタ自動車の田中秀幸も出てくる、早川翼も出てきました。 トヨタ自動車勢が2人、この集団、日本人トップの争い、先頭を引っ張っています。 トヨタ自動車の早川、田中、トヨタ自動車九州の押川が外から来ようか、後ろからしっかりと見据えて、村山紘太、旭化成の姿も見えています。 見事、日本人トップでゴールされました旭化成の村山紘太選手です、おめでとうございます。
堀優花が単独2位、日本人の先頭で維新みらいふスタジアムに入っていきます。 淡々とリズムを刻み、最初から最後までしっかりとフィニッシュ地点を2020年に向けて新たなヒロイン、堀優花が日本人トップでフィニッシュ、1時間11分6秒という手元の時計、フィニッシュタイムでした。 最後はサングラスを頭の上に乗せまして豊田自動織機の林田みさきが第3位でフィニッシュをしました。