史上初の米朝首脳会談に向け、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン党委員長が先ほど、それぞれ会場のカペラホテルへと入りました。 これから間もなく、通訳だけを介してのトランプ大統領、キム・ジョンウン党委員長、この時間は「Ｎスタスペシャル」として米朝首脳会談の模様、今、画面左側が生中継の映像ですね、お伝えしていきます。 １つ、比較対象としてご用意したのが中国の習近平国家主席とあったときのキム・ジョンウン党委員長の表情とそして南北首脳会談、韓国のムン大統領と会ったときの表情。
平井さんの指摘にもありましたが、ホテルを出る時間はトランプ大統領が１５分ほど早かったんです。 最初の１分でわかるんだなんて話もしていましたが、平井さん、この辺りの実務者協議は結局、関係ないというトランプ大統領らしいという。
最初の向かい合って、そして正面を向いたこのシーンはキム・ジョンウンさんは少し気にしているんじゃないか、トランプさんはちょっと肩に手をかけたりしてやはり年長者としての立場というか、そういうことを演出しているような感じがしますね。 ただ、この場面を過ぎて、廊下の方に出た段階では通訳を介して、キム・ジョンウンさんも割とフランクになったという感じがしますよね。
最後に部屋に入るとき、平井さんちょっと腰を持ってちょっと誘導するようにしてトランプ大統領がキム・ジョンウン党委員長を中に入れましたね。 今回１つ異例とも言われているのが、北朝鮮メディアは、北朝鮮のトップの動向というのは１つの区切りがついて落ち着いてから国内で放送するのが今までの一般的な考え方なんですが、今回は、異例の速報態勢をとっているということでこの会談の内容、昨日までの様子、キム・ジョンウン党委員長の動向が北朝鮮内でも報道されているようです。
津川さん、トランプ大統領ももちろん国内向けに史上初めてのことを私が大統領としてやるんだという思い、一方でキム・ジョンウン党委員長も３代世襲のここを変えるんだとい気持ちもやっぱりあるんですか？そりゃそうでしょうね。 そして両者が片手で握手しその後、キム・ジョンウン党委員長の肩にトランプ大統領が手を差し延べる、そんな場面もありました。