2018FIFAワールドカップ 決勝トーナメント1回戦「スペイン×ロシア」

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この番組のまとめ

ゾノさん、いかがでしょう?ポゼッションはスペインだと思うんでロシアがどの位置でボールを取りにいくのか、カウンターなのか、引いて守るのかその辺りの試合の入りに注目したいですね。 あとはアルゼンチン、そしてポルトガルが敗れた中、スターぞろいのスペインにはいい試合を見せてもらいたいなと思います。 このスペイン×ロシアの前に、まずは世界が酔いしれた壮絶な戦い、昨日の決勝トーナメント2試合をご覧ください。 そして、メッシと並び評されるストライカー、ポルトガル、クリスチアーノ・ロナウドはウルグアイと対戦。

視野が広くて頭の回転が驚くほど早くて、しっかりそれを表現できるキックを持っている、この3人が基本的には日本にとってはしかし戸田にはベルギーの攻撃を止める方法が見えていた。 コンパクトにして前線の守備、そしてカラスコの裏を狙えということですけれども、これはスタジオにいる皆さんも一致ということですね。 戸田さん、そうすると日本はベルギーに勝つ手段はそこの攻撃面があって、守備面はどうしましょう。

ゾノさんはどうですか?スペインはポゼッションというのは間違いないと思うんですけれども、やっぱりグループ予選で3試合で5失点しているので、守備の不安定ということを考えるとスペインが攻めているときにはカウンターのチャンスがロシアは出てくると思うんで、その辺りをうまく突いていきたいところでしょうね。

そして、この試合で輝きを放ったのがロシアの新皇帝、アレクサンドル・ゴロビン。 新皇帝を擁するロシア、開幕戦は5ゴールの圧勝劇。 新皇帝ゴロビンを中心に、ロシアはさらに攻め続け、第2戦も完勝。 ヒデはどうでしょう?イニエスタを見たいというのもあるんですけれども、その代わりに出たアセンシオ、若いイスコの2人のコンビネーション、僕はロシアには悪いんだけども、ロシアも引いてしっかり守る、そのブロックをロシア、スペインがパスワークで崩すところを見たいなと思っちゃうんだよね。

ポイントになるのはどんなところでしょうか?ロシアは間違いなく守備から、プレッシングからカウンターを狙うと思いますからスペインはそこに対して逃げずにドイツはグループリーグ敗退、アルゼンチンも決勝トーナメント1回戦で姿を消しました。

スペインは開幕戦のポルトガル、3−3の引き分け、スペインに対してはスペースを消して守備からカウンターを狙ってきましたし、そういう意味では若干スペインは不安定さはあるんですけど、決勝トーナメントに進んだからこそ、ガチッとはまってくる可能性もありますからそこは少し楽しみにしていますね。 これから行われるカウントダウンは胸高まる試合へのカウントダウンと同時に、スペインにとっては決勝に進むためのカウントダウンにも聞こえるはずです。 2018FIFA・W杯ロシア、決勝トーナメント1回戦、スペイン×ロシアです。

コケに関してはスペインの選手の中ではテクニックがないように見えるかもしれませんけど、十分高いものを持ちながら、彼の場合はしっかり走れますので、そういう意味ではロシアは強度が高い終盤の攻防を仕掛けてくるという起用だと思います。 選手同士が入れかわりながら、5番のブスケッツは中盤の一番後ろで球を配球しますけど、そういう意味ではほかの選手、かなり量的に動きながらスペースをつくってそこに進入していくことを目指しますね。

グループリーグのスペインを振り返るとコーナーキックで競り負けて失点したり、彼もそういう意味ではシーズン一番最後のチャンピオンリーグまで戦ったので若干疲れがあるのかと思いましたけど、先ほど1つカウンターを止めた守備と今の得点の場面を見てみると、しっかり決勝トーナメントに来たな、合わせてきたなと、スイッチ入れてきたなという感じがありましたね。 スペインを焦らせることを主軸に置いてきた今日のメンバー構成でしたが、前半12分にセルヒオ・ラモスのゴールでスペインが先制。

それを左サイドのジョルディ・アルバからボールが出るわけですから、サイドバックの選手のテクニックの高さがよくわかる場面ですね。 スペインのボールをつなぐ形がうまく引き出せているように見えるんですが?20番のアセンシオが今、左に来ていますし、そういう意味ではスペインはかなり流動性を持ちながらボールを保持してゴールを目指していきますので。

ロシア生まれ、スペイン育ちの選手もいるのですが、今日はそのテクニシャンを外してきました。 ただ今、スペイン側のカウンターになりそうな場面だったんですけ17番のゴロビンですね、後ろからしっかりイスコを追いかけていって、守備では自分たち側のスローインに変えましたから、運動量の多さというのが、守備面でもしっかりできていますね。

右は2番のフェルナンデス、左は18番のジルコフ、ウイングバックの選手をうまく使いながらスペインを押し下げて、クロスを入れましたから、非常によくやったと思いますしスペインは自陣で守備すること、不安要素であると思うんですね。

今のところ、守備からの攻撃が非常にスムーズでしたしゴロビンからジューバというホットラインも見えましたから、さすがに今、ロシアも後ろは五枚構えてますし、単純なクロスだと跳ね返されるなというところは少し見受けられますから、少し進入の仕方、起点の仕方も考えないとクリアからまたカウンターというのが出てきますね。 前半12分、イグナシェビッチのオウンゴールで、まずスペインがリードしました。 決勝トーナメント1回戦、スペインが先制もロシアが追いつく、地元ロシアが大歓声を背に後半に向けて選手たちが登場してまいります。

スペインは20番のアセンシオ、彼がもう少し攻撃面でよいところが見せられるとディフェンスにも180cmを超える選手をずらりとそろえています。 今入ったばかりのグラナトが184、クドルヤショフは187、イグナシェビッチ186、190cm、右のウィングバックのフェルナンデスも187cm。 入ったチェリシェフは、父親が元代表で生まれたのはロシアですが、スペインで育って、レアル・マドリードの下部組織にいて。

イグナシェビッチは歴代最多出場の試合序盤にお話しましたけど、スモロフが2点取っていますし、開幕戦、もともと彼がスタメンですし、高さという意味ではジューバの方が上なんですけど、彼もかなり動けますし、テクニックレベルも高いので、ジューバの役割は十分果たしたよということですかね。 同じ右サイドバックで選手を入れ替えた理由は戸田さん、どう考えます?どちらかといえば、カルバハルの方がアタッキングサード、ゴールに近くなったときにより攻撃的な働きができるということなので単純に外から攻め込みたいということだと思います。

現在スペインは2016年のユーロでイタリアに0−2で、決勝トーナメントに入ってから負けて、それ以降23試合連続で負けなし。 そのスペイン、今日は先制点をオウンゴールで奪いましたが、今追いつかれたまま。 対ロシアとの対戦成績でいうとロシアが1勝、スペインが6勝4引き分け。 スペインも3人目の選手交代の準備をしています。 まだロシアの城壁の外でボールを回しているスペイン。

チェルチェソフ監督も、ここまで4バックで来たものを5バックに変えたわけですけれども、スペインがどういう戦いを挑んでくるかある程度予測をしてしっかりチームをつくってきましたから、見事だと思いますね。 このチェルチェソフ監督はスペインが支配するのはもうわかっていますということで、そこははっきり認めた上でどのように仕事をするのかと。

可能性が高くなった時間帯、スペイン最後のチャンスか。 本当にいい守備から攻撃につなげましたし、ついにスペインはこじ開けられなかったですね。 決勝トーナメント1回戦、スペイン×ロシアが1−1のまま延長に入ります。 戸田さん、ここまでは本当にロシアスペインが攻めあぐねているように我々には見えると思いますから。 この攻め、スペインが相手の中に少しずつ進入、中に入っていきます戸田さん、とにかくこれは繰り返しやるしかないんですかね、スペインは?そうなんでしょうね。

ロシアのチェルチェソフ監督とスペインのイエロ監督は91年のヨーロッパチャンピオンズカップ準々決勝でスパルタク・モスクワのゴールキーパーとレアル・マドリードのディフェンダーとして当たりロシア最年長スターティングメンバー、最多出場記録の男が延長戦に入っても対応できています。 少し足の裏見せた形にはなりましたけれども、ボールにはしっかりコントロールできていましたから、ピケのヘディングをキャッチしたアキンフェエフ。 アキンフェエフがキャッチした瞬間に17番のゴロビン、前線まで走っていましたから。

アスパスとロドリゴというフォワードの選手が入りましたから、そういう意味では、押し込んだときにちょっと2トップ気味に変わっていますよね。 そしてゴールキックを奪って、2番のフェルナンデス、両手を挙げて俺たちに声をくれとアピールする。 ロシアはこの雰囲気の中ですが、テクニック的にも疲れはあるはずですけど、ブレませんし、すばらしい選手ですね。 ビデオ・アシスタント・レフェリーからの助言があるかもしれませモニターを見に行く場合と、そうではない場合と、幾つかのパターンがあります。

このままいくのかスペイン、崩すか、守るかロシア。 そして、雨が降ったルジニキ、今のは2番のフェルナンデスですか。 脇から少しワン・ツーなどを使って入り込みたいんでしょうけど、今も2番のフェルナンデスが、自分が一度寄せて、そこから反転して、もう1回コースまで消しにかかっているんですが、よくもちますよね、この時間まで。 よりプレッシャーがかかるのが、スペインじゃないですからね。 78年のアルゼンチン大会ということでW杯史上初のPK戦となったロシアです。

決めるたびに鳴り響く大歓声と、スペインの選手がシュートを打とうとするたびに沸き起こる特大なブーイング。 最後は7万8000人の大観衆がスペインにプレッシャーをかけ、精神的にのみ込んでいきました。 なんとスペイン、ロシアのルジニキの城壁を崩すことはできませんでした。 当然スペインがこの試合にかけていて、先を考えていることはなかったかもしれませんが、これでロシアのW杯はアルゼンチンも、ポルトガルも、スペインも消えました。