アジア大会2018ジャカルタ

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この番組のまとめ

アジア大会も今日で8日目、いよいよ陸上競技が始まります。 マラソン日本復活へ、井上大仁。 今年、日本歴代4位の記録をマークこのタイムは今大会出場選手中、1位を誇る。 マラソン日本復活ののろし、アジアの頂点へ。 まずは井上大仁選手です。 男子マラソンはこれまで開催された全大会でメダル獲得中なんですが、金メダルとなりますと32年間遠ざかっています。 それでは現在の井上選手、園田選手がどういう状況か、ウォームアップエリアにいます小林アナウンサーに伝えてもらいます。

あえてインドネシアに来てからは緊張しているということを口に出して向き合うことで自分をコントロールさせたいというようにこの大会が終われば、1つも2つもステップアップした井上選手見れると思います。 そんな園田選手を強くするために掲げた方針が…急勾配の山道10kmを2往復する40km走。 澁谷監督には園田選手の飛躍を信じて続けてきたことがあります。 園田選手の体調を知り尽くしているからこそできる、限界ギリギリの練習。 そして指導する澁谷監督の存在というのが園田選手にとっては大きいですね。

いよいよ男子マラソンがスタートします。 今日、陸上競技はスタートします。 男子マラソンから陸上競技は幕開け。 解説は2005年世界陸上マラソン銅メダル、広島経済大学監督の尾方剛さんです。 尾方さん、蒸し暑さというのは選手にどんな影響があるでしょうか?マラソンランナーになりました。 マラソンのスタートは、ちょうど1コーナーの付近からとなっていまこうした少人数の争いというのはどうでしょうか?早く人数絞れるので、その点は走りやすいと思いますね。

井上、園田、2人の選手がスタートしていきました。 メインスタジアムへと再び戻ってくるのは井上か、園田か、それともアジアのほかのライバルが来るのか、注目の男子マラソンです。 ゲロラ・ブン・カルノ メインスタジアム、スタート地点から少し、競技場の周りには、競泳会場やバドミントン会場などが集結しているエリアがあります。

583、588番はキリギスの2人モルジブのシファツはこれまでにもアジア大会には800m、1500mにも出ていますがマラソンでは初登場です。 現在はかつての独立戦争における最高司令官の名前、スディルマンを掲げています、スディルマン通りを走っています。 4年前、前回のアジア大会は5000mに出場リオデジャネイロオリンピックはマラソンに出て90位でした。

もう1人のMHPSの井上大仁は山梨学院大学の尾方さんの後輩ですね?今朝も2選手と話はしたんですけど、井上君は、やはり緊張はしていると本人も自覚はしていたんですが、世界陸上のときには周りが見えないような、周りから見たら、自分は意識していないけれども、かなりの緊張感を持っていたと言われたということで緊張しないということがとても大事なんだということでしたが、今回のレースでは、あえて緊張していますと自ら言って緊張をしっかり自分で受け止めてそれを受け入れて、そこからなんだと、緊張は当たり前だと思うことにしたと話して

今回のレースはアジア大会、アジアのナンバーワンを決める戦いですが、元モロッコのエラバッシという2人がいて、この辺りは国際的な感覚もある選手たちですね。 1人だけ先頭の集団に1位をとっていましたアディレット・キシュタクベコフ、キルギスの1人が少し抜け出しています。 この選手はアジア大会では4年前、1500m9位、マラソンの自己ベストは2時間16分8秒、そこに反応したのは韓国のキム・チェフン。 前のキシュタクベコフ、それに反応したキム・チェフンという2人です。

まだ日本の井上大仁、園田隼は先頭の18人の集団の中にいます。 100mの女子では福島、市川、1万メートル女子の決勝では堀、その中で先ほど、セルオド・バトオチルがいったん出かけましたが、オリンピックは2004年のアテネから、2年前のリオオリンピックから4大会連続出場の選手です。 尾方さんの現役とも重なっている選手ですね?唯一、バトオチルが僕のことを知ってくれているので、いつも会ったら話しかけてくれますね。

バトオチルを先頭に井上大仁、園田は現在第8位と表記されています。 バトオチルがまたこのポイントで少し前に出ています。 こうした仕掛けを何度もしていこうという意図がバトオチルにはあるようですね?あまり集団の中に付き合ってしまうと自分の走りができなくなってしまうので、バトオチルは積極的な走りができる選手なので選手たちを引っ張る指導者たちも、どこに給水ポイントがあるのかギリギリまでわからないということでかなり頭を悩ませていました。 まだバトオチルが前にいる状況です。

その2017年はリスボンマラソンで自己ベスト2時間10分17秒を持っています。 今年は、世界ハーフマラソンは21位、園田隼と同じレースを走っています。 モナスの横、メダン・ムルデカ・バラット通りを過ぎていきますと間もなく先ほどの固定カメラのあるポジションへと変わっていきまバトオチルの仕掛けで、また絞られていきます。

そしてモナス周辺では井上の所属のMHPSの大応援団が駆けつけています。 選手は15kmを過ぎて給水ポイントを迎えました。 この15kmは49分52秒で先頭が通過、日本の2人の選手もその中に含まれています。 土井さん、15km地点の給水ポイントには園田選手には氷が用意されていたということです。 東京のマラソンで2時間6分台をマークしましたがしかしそのレースで設楽悠太が日本記録を更新しました。

ボルダーでは40kmを3本、インターバルや2600mのマグノリアへ、2時間走などを経て、一度長崎に戻って8月からは釧路、釧路では40kmのラストの1本をやりましたが、そのときには取材をしていて2時間14分30秒で軽く走って上げてきました。 17分台から16分台に最後上げているんですが、あえて黒木監督も、井上本人も追い込まない練習にしてきたという、今回の練習のテーマを持っていました。

現在の先頭集団、バーレーンの2人アブディ・アビドゥ、エルハッサン・エラバッシ。 中国のトウ・コウケン、タ・フケツ、日本の井上大仁、園田隼、モンゴルのセルオド・バトオチル、北朝鮮のリ・カンボムに搾られています。 かなり都会的なジャカルタの交通網の中、普段はかなりの渋滞で、予定していた時間の3倍かかるのが当たり前という中ですが、まだ早朝、非常に交通量も少なく、そしてこの目抜き通りのスディルマン通りが現在はマラソンランナーのために封鎖されています。

なので、いつでも3分で走れる状態体はつくっておかないと、いざペースが上がったときとか自分が勝負を仕掛けるときに重要になってくるので最低そういった練習は井上君とか園田君はやってると思うんですけどね。 澁谷監督はアジア大会で走るジャカルタの気象条件を毎朝、自分で調べろと言って今日のジャカルタの気温を必ず聞いたそうです。 澁谷監督は現役時代の最後に入部してきました園田隼と現役生活が重なりました。

根性論は否定されがちだが走るのに一番大事なのは気持ちの部分だと思います、どんな状況でも対応していくことが求められるんだと、本当の強さは何かと考えたときに暑さで結果を出すことも1つなんだということでこのアジア大会を狙ってきました。

土井さん、25km地点ではまだ日陰でバーレーン、元モロッコのエルハッサン・エラバッシ。 また25kmのところでバトオチル辺りが動いてということになる今回は東京では5分台も狙ったレースだったということで黒木監督は元日に行われますニューイヤー駅伝の動き、それからスピード感はそのまま40kmでいけるように仕上げてきたということでしたが、今回は暑さの中の戦いということを考えアプローチを変えてきました。

日本の2選手、井上と園田、両方が先頭集団に含まれています。 日本の園田隼が先頭に、その隣、465番は井上大仁、その真後ろにつけているのは、モンゴルのセルオド・バトオチル。

それだけ夏のレースってダメージがあるので、そういった経験をまずアジア大会でしておくというのが東京オリンピックに向けてのいい経験になると思うんですね。 園田君が終始、前で引っ張っているので、これをどう続けるのか、いったん下がって様子を見るのか、そこの判断が重要ですよね。

一方の井上はマラソンのデビュー戦から2時間12分56秒の2016年びわ湖、そこから次の東京で2時間8分22秒といきなりジャンプアップ。 世界陸上は残念ながら26位に終わってただ、その悔しさをバネに今年の東京マラソンで2時間6分54秒、日本歴代4位の記録をマーク。 年齢も29歳の園田、遅咲きのランナーと、着実に力をつけてきた井上、25歳マラソンランナーにはどのような成長の仕方があってもいいんだな感じさせる2人ですね。

多分、井上君がまず仕掛けるのはわかっていますので、園田君がどうそれに対応できるかですよね。 アビドゥ選手、戻ってきましたね金メダル、どちらも自信になると語っていましたが、自信になるという園田と、狙って取って自信をつけたいという井上。 気温は33度、選手の左側から強い日差しが照りつける中、園田が引っ張って、井上はまだ余裕そうな表情でこの先頭集団の現在2位につけています。 かなり強い日差しが照りつけているモナスの前、国家独立記念塔の前を過ぎています。

逆に言えば、井上君が園田君をペースメーカーみたいな形で使っているというか、余裕を持って走っていますよね。 ここからです、エネルギーの源、スペシャルドリンクを受け取ると勝負は動く。 園田、井上、しっかりとスペシャルドリンクを受け取りました。 主導権を握っているのは井上、井上を見ているバーレーンの2人、エラバッシとアビドゥ。 井上君、2時間6分台を持っているのはわかっていますから、井上君の動向でどう動くかですよね。

ミストステーションを通ったのは中国のタ・フケツとバーレーンのエラバッシの2人です。 エラバッシが出ましたね。 エラバッシが動き始めた。 今、右に行って、左に行ってというエラバッシの動きの意図は?またエラバッシが中央車線側、位置をとっている。 エラバッシには寄らない。 今度は逆にエラバッシが戻ってきた。 エラバッシ選手の今、どれだけ余力があるかというのを見たと思うので、それだったら、いけると思ったらいくんじゃないですかね。 エラバッシの前に井上が出てきました。

足の運び、リズムどうでしょうか?若干離れ気味ですけどね、でも、粘っていますよね、エラバッシも。 宣言どおりの金を狙って…今度はエラバッシが前に来ました。 エラバッシのトラックでの自己ベストだけご紹介しておきますと5000m13秒19、1万メートル、27分25を持っています。 エラバッシの表情は苦しくなっているんですが、今度はまたエラバッシが出る。 エラバッシの方がきついと思うんですよね。 エラバッシも自分の右後ろから抜いていった井上に反応した。 ただ、もう1回エラバッシがついてくる。

チームメイトの先輩の松村が1秒差で泣いて、そこで世界陸上への内定が取れなかったという思いがあってそこからのオリンピックという道のりが変わってしまったことを間近で感じているのは井上。 井上大仁、金メダル!1986年、中山竹通さん以来、日本勢、32年ぶりの金メダル獲得勝負に徹した井上大仁、ラスト100mで勝ちました。 井上大仁、金メダル、日本の園田隼、先頭集団でちょっと接触もありましたけど、そろそろ笑顔でゴールをするレースがしたいと語っていました。

来年9月にありますマラソングランドチャンピオンシップ、そこで2人の代表が決まります。 32年ぶりの金メダル、井上選手です。 どうだったんですか?そこは冷静に対応したり、自分で動いてみたり、周りを見たり相手の選手が思ったより強くて速かったんで、最後まで本当に我慢だなと思って走りました。 この後、園田隼選手のインタビューです。 井上選手、本当によかったですねジャカルタに大きな花を咲かせました。 あんなにうれしそうな井上選手、私、見たことがないですね。

いよいよ個人戦、女子ダブルス2回戦、世界ランキング10位のインドネシアペアを相手に世界1位の実力を発揮し、第1ゲームは見事に先取しました。 団体戦金メダルをつかんだ福島・廣田、相手のインドネシアも団体戦は準決勝日本に敗れましたが、銅メダルをつかんでいます。 藤井さん、世界ランキング1位のフクヒロペアが個人戦、いよいよこの2回戦勝てばベスト8、第1ゲームを取りました。

あとは風下にインドネシアペアが入っているのでラケットをどんなに振っても、ほとんどアウトにならないんですよね。 インドネシアペアがペースをつかみつつあります。 インドネシアの選手は2人とも強い球にはレシーブが強いので一度ドロップで体勢を崩してからスマッシュに持っていくというのは、1ついい方法だと思います。 前回、このアジア大会、女子ダブルス金メダルのタカマツペア夢のアジア大会の日本ペアの女子ダブルスの決勝戦。