2年連続の日本一へ王手をかけたソフトバンク。 ソフトバンクの連覇か、本拠地、広島の阻止か。 ソフトバンクホークス前監督、秋山幸二さん、ミスターパーフェクト、槙原寛己さん。 青木さん、日本球界7年ぶりに復帰されたということなんですが日本シリーズ、ここまでどのようにご覧になっていますか?ソフトバンクの守備の方でビッグプレーが多く出てるんで、広島の方に流れがいかないようになっている気がします。
またマツダスタジアムで大歓声の中、プレーできるので、喜んでもらいたいなと、今日のゲームが行われますが、まず、秋山さん、両チームの4番も注目されるんですが、この2人、どういうふうにご覧になっていますか?相手チームのバッテリーがしつこくマークしていたと思いますね。
ただ、広島からすると今回、福岡から広島に移動してきて王手はかけられましたけど、ここで今日勝つことができればまた明日試合ができて、しかも本拠地でできるわけですから一気に流れをつかむ可能性もありますし、まだまだ本当にわからないような状況ですね。
ソフトバンク側からすると、初回、気持ちよく投球させないことが1点取られる、取られないかの投球をポストシーズンでは見せていますジョンソンです。 今日はジョンソンとバンデンハークの投げ合いになりますが、直接対決というのは、過去、第3戦になります。 1つ槙原さん、ストレートとカットボールの出し入れがジョンソンのポイントにはなりますよね。
工藤監督の場合は、選手をある程度完璧じゃないと使わないタイプ、無理はさせないタイプですよね。 左バッター、あそこに投げててもファウルか空振りしかならないですべての球種の精度がジョンソンが上がってきているのでまんべんなく勝負もできるし、カウントも稼げるんだと、非常に状態はいいですよと話していました。 マツダスタジアムへ戻ってきまして、広島カープ、広島1勝、ソフトバンクの3勝、そして1分けという中でゲームが行われます。
あのときデスパイネのところにいきなり打球が飛んで不運な形で失点してしまったんだけれども、直球に力もあったし、変化球でカウントが取れる状態だと分析しています。 ここは迷わず工藤監督がリクエストを要求しました。 工藤監督よりリクエストがありました、検証いたします。 新タさん、1塁側ですけれども、広島カープ、今の判定によりますとセーフかなという感じですけれども、走塁に関して、廣瀬守備・走塁コーチが言っていたんですけど、勇気を持って今日も仕掛けさせたいんだと。
槙原さん、ジョンソンがこういった状況でイライラしてくるのもまたポイントにはなってきますよね?投げている感じでは、そういう感じはまだないと思うし淡々と投げるタイプのピッチャーなんですけど、藤本コーチが言ったように、先頭を出すとピッチャーの方もそれは一番気をつけていかなきゃいけない場面でその中でホークスの、今、茅野アナウンサーからのリポートがありましたが、青木さん、両サイドどちらかに割り切っていいということなんですかね?自分であれば、ツーシームとカットがあるんで、ジョンソンだけじゃないんですけど、最近の野球だ
これをやっちゃうと、マウンドに上がったときにハアハアしているんですよ、今、投球練習してますけど、ハアハアした状態で投げ出すとボールになる確率が非常に上がるんですよね。 調子自体はシーズンとして確認してきたこと、やってきたことの成果がポストシーズンで出始めている、状態はいいんだと話して、今日のマウンドに向かっていますバンデンハーク。
確実に取りにいくのであればセーフティーバントでも、セーフティースクイズでも芝が死にますのでね、人工芝と違いますので、ファースト側にセーフティースクイズもあると思いますね。 野間選手、足が速いのでゴロを打ちたいんだったらどのボールでも、上から入れてあげれば大丈夫ですけれども、あと犠牲フライが欲しければバットの面を返さないようにすればフライは上げやすいので、どちらかといえば逆方向。 新タさん、1塁側カープですけれども、先発ピッチャーのジョンソンについてコーチはいけるところまでいってほしいと言っていましたね。
そうすると、非常にジョンソンも気が楽になるんですよね、ピッチャーとしてですよ。 まだ両チーム、ともに三者凡退はありません。 ひとつ流れ的には槙原さん、三者凡退というのも?つくりたいですよね。 3回はジョンソンがホークスの打線、今日初めて三者凡退に抑えました。 3回表はホークスが三者凡退でカープもここまでツーアウト・ランナーなし。 秋山さん、3回の表ウラは両チームとも三者凡退で終わって、4回はどうかという先頭バッター。
本来ならば、長いシーズンであれば1点はしようがないと後ろに下がってくるんですけれども、ファースト、サードは第6戦、王手をかけたソフトバンクホークス、ソフトバンクのいい面が出た攻撃でしたね。 とにかくソフトバンクにとっては日本一へ王手をかけた今日のゲーム、何か何でもとりたかった執念の1点が、スコアボードに刻まれました。
ただ、菊池が今、塁に出てほしい場面で結構強めにスイングして、一発で決めるぞみたいなスイングも出たりするんですけれども、シーズン中、丸もフォアボールを非常にとっているじゃないですか。 粘って、丸がフォアボールとって、塁を賑わして、ここは秋山さん、バンデンハークもギアを上げているんですか?上げていますね、1点もらったというのと、それで9イニング、長いイニングを投げなきゃいけないとなるとなかなか上げにくいところなんですね。
流れを取り戻そうとした中でのジョンソン、バンデンハークも5イニング目です。 ギアを上げた中での4回での菊池、丸、鈴木誠也の三者連続三振というのはどう見ましたか?前半の流れはソフトバンクですよね。 とにかくソフトバンクの方は3点取られなきゃいいわけですよね。 これくらいで代えられるソフトバンクの投手陣もすごいですよね、石川が抜けた段階で。
大逆転といえばTBS日曜劇場「下町ロケット」。 広島県呉市の住宅で、会社役員の女性が殺害された事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された元従業員の男は事件の後、被害者名義のクレジットカードを使おうとしていたことがわかった。 この事件は先月30日、呉市広多賀谷の住宅で神垣雅子さんが殺害されているのが見つかったもので神垣さんの胸を刃物で刺して殺害し財布を奪った疑いが持たれていて、容疑を大筋で認めているとのこと。
球数96球いっていますから、粘りましたが、まだ青木さん、バンデンハークの球威ですね。 変化球を織りまぜてくるバンデンハーク。 ガッツポーズが出ました、バンデンハーク。 最後は青木さん、丸の三振でしたがこのシーンの中に込められた意味はどう感じられましたか?それはこういう展開の悪さからだと思うんですけど。 ネクストバッターサークルは塚田が入っています。 バンデンハークの打順のところで、代打です。 一岡、本当は三者凡退でリズムが欲しいですね。 そうですね、一岡選手、球速以上に真っすぐは速いので。
5回はジョンソンがツーアウトを3球でとったんですが、その後、グラシアルにホームランを打たれまして、2点目を献上。 その中でファームでピッチングコーチのもと、とにかく低めを意識するように投げてきたんだと。 鈴木誠也との対戦、アウトローのストレート、フランスアが6番に入って、そしてラストバッターにサード・小窪、安部に代わってフランスアが入っています。 そういうことです、とにかく点を与えなくてなおかつ相手をしっかり抑えてさあ、攻撃だという雰囲気を与えてくるピッチングを期待していますよね。
次の1点をどっちが取るんだという中で、第5戦は41球を投じて、中1日を置いての今日の登板、フランスア。 フランスアの柳田の対戦になります。 グラシアルのホームランで、球場全体の雰囲気がどんよりしたのは、あのせいですからね。 この雰囲気見たら、打つともっとすごくなりますんでね。 この回、先頭の新井、代打で登場しましたが、ショートゴロ。 秋山さん、ホークスとしては武田が2イニングいって、最後、森につなぐと。 ここで若田部コーチが出てきまして、ピッチャー、代えますか?嘉弥真ですね。
モイネロもいて、嘉弥真もいて、イニングも任せられるモイネロの球威、いろんなバリエーションのピッチャー陣がソフトバンクは多いですね。 それを断ち切ろうという中での継投策、工藤監督、嘉弥真をもってきました本当に槙原さん、アウトローぎりぎりのところの制球力ですね。 工藤監督はサファテがいない中、チームの最後を1人で締めてきたのがこの森だ、今年1年で心も体も成長した、投手陣を支えてきた、誰もが今日、最後のマウンドにいてほしいと思っているはず。
ソフトバンクホークス。 日本一までアウトカウントはあと1つ。 ソフトバンクホークス、カープを破りまして2年連続9度目の日本一!4連勝で最後は決めました、ソフトバンクホークス。 6年連続、これでパ・リーグ球団が日本一に輝いたという日本シリーズでした。 やっぱりあそこのギアスイッチ入れたところ、ここは大事だというのを見せた、残念ながら青木さん、カープは34年ぶり4度目の日本一はなりませんでしたが。
こう見ていますと、激闘を制し、2年連続の日本一に輝きました福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督のインタビューです。 本当に最後、こういう形で日本一になれたことを幸せに思いますし、その強い思いがここまで来れたというふうに思いますし、本来の自分たちの形であったり、野球を僕もドキドキしながら試合を見ていましたけれども、本当に強いチームでしたし、本当に1つになって日本一を目指そうとお互いが切磋琢磨することができて本当にわずかの差で僕らが勝てたんじゃないかなと思います。