サワコの朝【漫画家ヤマザキマリの風呂論】

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この番組のまとめ

漫画家のヤマザキマリさんです。 私もイタリアと日本を行ったり来たりしてたんですけど最近割と日本にいる時間が長くなりつつありますね。 今日のゲストは≪顔が平たい以来スティーブ・ジョブズの人物伝や古代ギリシャの青年が東京オリンピックにタイムスリップする最新作「オリンピア・キュクロス」など独自の世界観で漫画を描き続けています。 そんなヤマザキさんはイタリアでの生活が長く結局ここに座っていただいた途端にあっこれは古代ギリシャ風ですねなんて。

でもそうすると娘としてはバイオリンとかヴィオラとかを習わせられたり…。 一応ヴィオラもバイオリンもねやらされましたけど性に合わなくてですね。 合わない?才能なかったんですか?バイオリンは地面にたたきつけてやめました。 僕はパナソニックがつくる新しいくらしを体験してきた。 パナソニックのエイジフリー。 専門スタッフが一人一人のお身体に合わせて細部まで丁寧に調整。

どこどこまわったんですか?ドイツとフランスだったんですけどフランスはリヨンにしばらくいてでドイツはケルンってまた全然ほんとにもうかけ離れてるんですよ。 これからですねこのマリちゃんはですねブリュッセルだっけ?なんかの駅でええ~あるイタリア人の老人とばったり会ってしまいます。 ドイツからフランスへ行く最終目的地がパリのルーブル美術館だったんですよ。 ルーブル美術館にこの娘を行かせてその本物の絵画を見せてそれでも絵描きになりたいかどうかを決めさせるみたいな。

で私はまあルーブル美術館に行って日本に帰ってなんかこういうものすごい感じの悪い激怒りイタリア人に会ったんで悪いけど心配してたみたいだからうちの娘は無事日本に着きましたとでこの旅は私が行かせましたって言ってきたと。 でほんとに絵をやりたいんだったらすべての道はローマに通ずなんだからイタリアに来てまずイタリアのアカデミックな美術環境を見させろと。 パナソニック「Jコンセプト」ただいま!美術留学にあったといいます。 それでイタリアのその美術学校っていうか…。 フィレンツェの美術学校に。

私のその画学校時代の友達がねイタリア人だったんですけどすっごい漫画のまあ今で言うオタクで。 彼は古代ローマが好きだったんですか?彼はね大学生だったんですけど古代ローマの皇帝の名前を全部言える。 なんかあの〜「テルマエ・ロマエ」で見ててもやっぱりここは一体なんだ?って日本のね温泉とかお風呂とか色んな文化を見てどこかでコードチェンジしちゃう脳みそがあるんですよね。 やっぱりローマ時代のまあお風呂設計士っていうのが実際にいたんですかね?いたと思いますよやっぱり。

っていうことでそのまあお風呂専門か分かんないけど技術士を主人公としてその人が不思議なタイムトンネルで…。 日本にやってきて日本の風呂を研究しそれをローマに持ち帰ってあの~こう活躍していくっていう物語ではございましたが。 この発想は一体どこからいつごろ生まれたんですか?あれはですねポルトガルに暮らしていたときにアイロン掛けをしてたらフッと頭の中にええ~昭和の日本の銭湯にローマ人がバシャ~って入ってくるっていうシーンが思い浮かんだんですよ。