平成最後の日~天皇陛下退位へ

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この番組のまとめ

今日のこの時間は報道特別番組として「Nスタ」の井上キャスターとホラン千秋キャスターとお伝えしていこうと思います。 右幄舎は、祭儀などが行われる際に臨時に設置されますがこの場所に秋篠宮さまを含めた皇族の皆様が儀式を見守っていらっしゃるという位置関係になります。 皇室の儀式を司る部門のトップ、式部官長を務められました苅田吉夫さん。

掌典長、つまり宮中祭祀を執り行うやはり今日のような儀式もそうですし陛下のすぐそばにいるということなんですか?侍従職というのは、陛下の一番近くでお仕えしている仕事ですけれども、陛下の行事の準備に携わって、実行の当日は、そのお手伝いをするという仕事でございます。 その陛下が入られました宮中三殿の1つ、賢所なんですが内部は非公開だそうなんですけれども、ホランさん、一体どうなっているんですかね?陛下、間もなく出てくるということですが、この賢所、セクションが3つに分かれています。

陛下は午後5時から皇居・宮殿で国民に退位を知らせる退位礼正殿の儀にちょっと質問があるんですけれども、天皇陛下が取り組まれる神事というのはどのくらいあるんですか?本当にたくさんありまして平成という時代を改めて、牧嶋さん、そう考えると本当にお忙しい一年ですよね。 宮中祭祀は天皇陛下の重要な務めでして陛下は去年1年間でも20回以上の宮中祭祀に臨まれています。 天皇陛下が国民に向けて退位への思いを表明したのは2016年でしたが、実はその6年も前に陛下は退位についてのご自身の思いをある場所で打ち明けられていました。

参与会議というもの、陛下の相談役の方々が集まって普段は食事などを交えながら和やかに行われることも多いそうなんですが、このときばかりは真剣な面持ちで、5時間以上に及ぶ議論がなされたということなんです。 ですから本当にビデオメッセージでいろいろなことが動き始めた、国民が陛下の思いを初めて知ることになったわけですよね。

前侍従長の川島裕さん、移動中の両陛下のご様子について…このとき陛下83歳、立って手を振られていました。 両陛下は皇太子時代からできるだけ多くの土地を訪ね人々に直接会い、話を聞くことを望まれました。 両陛下は大きな行事で地方に出かけられたときにこうした福祉施設などを訪れていました。 特にハンセン病施設への訪問は皇太子時代から続けられてきたことでした。 差別と偏見に苦しんだ入居者たちと同じ目線で…そして平成7年、戦後50年の節目に両陛下は太平洋戦争の戦没者慰霊と平和を願う旅を始められました。

今も、先ほどからお手振りのことが出ていましたが、そのときに私も本当に感激したのは、その間、1時間以上、必ずどなたたが向こうにいて、旗を振ったりしていてそうしますと、両陛下がずっと立って窓を開けて、それにお応えになっている。 牧嶋さん、気になる映像ですか?これは迎賓館前ですから、もう間もなく東宮御所に到着されると思いますね。 皇太子時代から数えますと、両陛下お二人で訪れた国の数、58カ国に及びます。 そして、その後の両陛下の行動がよりオランダの人たちの心を動かすことになります。

平成17年、サイパンをご訪問した際にバンザイクリフとも呼ばれる崖で戦没者に深々と頭を下げられた姿です。 佐藤さんはこのサイパンの訪問にも深く関わっていらっしゃると聞きましたが?お供させていただきましたが、平成7年、戦後50年のときに両陛下は国内を慰霊の旅をされました。