マラソングランドチャンピオンシップ~東京五輪マラソン代表選考レース〜

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この番組のまとめ

間もなくこちらから行われるマラソングランドチャンピオンシップ、MGCをお伝えしてまいります。 シドニーオリンピック金メダリスト、高橋尚子さん、そして、男子マラソン元日本記録保持者、高岡寿成さん、NHK解説からアテネオリンピック金メダリスト、野口みずきさんです。 東京オリンピックのマラソン代表をかけた今日のMGC、このレースでオリンピックの代表が決まるという、非常にわかりやすいレースです。

MGCの有資格者34選手いて31人がエントリー、これはまさしく今、日本のトップランナー上から30人ということで注目は…日本マラソン界を牽引するBIG4。 大本命は、日本人初の2時間5分台をマークした日本記録保持者、大迫傑世界のオリンピックメダリストたちを相手に立ちはだかるは、同学年のライバル。 前日本記録保持者の設楽悠太選手、いかがでしょうか。 14年ぶりに日本人として福岡国際マラソンを制した服部勇馬選手ですけどさっき自分の…映っていたVTRをしっかり走りながらチェックする余裕もあったという。

こちら選手控え室前です、先ほど特別な許可をいただいて東京神宮外苑のいちょう並木から生放送でお送りしています。 明治神宮外苑をスタートした選手達は完成間近の新国立競技場を通過し、水道橋へ。 神宮外苑いちょう並木から今現在、私たちの後ろで各選手がウォーミングアップを行っていますけれども、少し気温が高くなってきたせいか少しアイスベストを着始めた選手が。

リズムというのを自分で持ってますので、自分のリズムでいったときのハイペースがどのぐらいなのか、暑さがありますけれども、設楽選手が早めに仕掛けた場合、ついていく選手というのは誰になるんでしょうか?まず、BIG4の大迫選手、井上選手服部選手は間違いなくついていくと思います。 男子の選手の様子、いかがでしょうか?こちら男子の選手が集まるべきこちら待機所になるわけですがまだ選手の皆さん、来ておりませんちょうど先ほど、大迫選手がウォーミングアップを終えて控室に走って戻っていきました。

私は鈴木亜由子選手に注目していますね。 高橋さんは野口さん、高橋さんは鈴木亜由子選手の名前出ましたけ野口さんはいかがですか?私は松田瑞生選手に注目しています。

伊藤アナウンサーとは同期なんですけど、TBSの中継の中で、女子の途中経過を伝えるという。 ということで、TBSの男子のレースを見ていても女子の状況がわかるし、NHKの女子のレースを見ていてもレース中も局の垣根を超えました放送を生中継でお伝えしています。 銀座のど真ん中でマラソンのレースが見られるなんて信じられないと笑顔で語ってくれましたしまた7時前から場所取りをされていたご夫婦は、今日はオリンピックの下見だと思ってとても楽しみだと話していただけました。

そして、前の日本記録保持者16年ぶりに日本記録を破った設楽悠太、アジア大会金メダリスト井上大仁。 トラックでオリンピックに出て、マラソンでも出るか日清食品グループ、佐藤悠基。 富士通、駒澤ともに初めてのオリンピックを狙います中村匠吾、中国電力の大黒柱、岡本直己。 オリンピック、世界陸上入賞唯一の経験者、最年長者の中本健太郎。

来年の東京オリンピックを目指す30人の選手たちがこれから登場していきます。 この設楽悠太が破り、大迫が続いた一気にMGCの効果とも言われていますが日本記録が大ブレイクしましたね。 その記録を狙わずにこの暑さ、MGCと東京オリンピックの大迫と設楽が並びます。 このうち2人が東京オリンピックの内定を勝ち取れます。 30秒です、日本のトップランナーがオリンピックを目指します。

東京オリンピックの男子マラソンでは8月9日、この夢の舞台、待っています。 らしいんですけど、私もオリンピック選考レースの東京国際女子マラソンで25度、同じくらいの状態のときに同じようにスタート直後から飛ばしたんですね。 湿度は逆に下がっていきますが東京体育館は2020年の東京オリンピック、卓球の会場としても使用されていきます。 各選手、あるいは各指導者に聞いてもこの設楽悠太だけは読めない、どういう展開になるのか分からないと言っていましたが東京メトロスポーツスペシャル、マラソングランドチャンピオンシップ。

いつかは出るかと思われていましたが、スタート地点から3分ペースで入るというほかの選手がこのように集団となって、様子を見ながら入ろうというところとは1人、違う考えで入っていきましたゴールドコーストのマラソンを発しているんですけれども、2020年の東京オリンピックでは柔道、空手の舞台になります日本武道館です。 先頭のHondaの設楽悠太、前日本記録保持者です。

2位集団の先頭、宮脇千博、トヨタ自動車が走っていますがそこからはもうかなり離されてしまった状況になってしまいました。 赤いユニフォーム、リオデジャネイロオリンピック、トラック代表の鈴木亜由子。 その中ではコニカミノルタの谷川智浩の転倒もありましたが、先頭の中に戻っています。 暑さだったり、坂だったり、駆け引きだったりということに細かいことにこだわらない東京メトロスポーツスペシャルのトップは設楽悠太が7.7kmに入っています。

現在、もう先頭の設楽悠太からは450m以上離されていますからやはり前半ですのでここからペースを上げるのはなかなか力がないと難しいと思うんですね。 設楽悠太を追いかける2位集団です。 そして先頭のHonda、設楽悠太ですが須田町を曲がって、中央通りに入っています、1号車です。 Honda陸上部は設楽悠太に対して1kmずつ指示があるということですからその差も設楽悠太はわかっているわけですね。

その設楽悠太の考えをチームでサポートしようということでしょうか。 国の重要文化財の日本橋に向かってくるのは設楽悠太ただ1人です。 設楽選手が離していても、このMGCという日本でのレースではなく常に自分は世界を頭に入れながらレースをするんだと話しているので、そういった意味では、見ているのが来年の東京世界の選手というところを頭に入れて走っているところなんですね。 その夏のマラソンの中、設楽悠太は今、手を挙げた。 左手で声援に応えました、設楽悠太です。

先頭の設楽悠太ですがここまで29分52秒ということで日本記録を作った大迫傑の記録を上回っていますから自身が一度つくった日本記録、それよりはちょっと遅いくらい。 東京オリンピックのマラソン代表選手を選ぶ選考レース、現在先頭の設楽悠太は13kmに向かっています。 先ほど日本橋を過ぎて、永代通りで双子の兄、啓太さんの声援を受けましたこの設楽悠太です。 ですから大体1kmごとに設楽悠太から10秒ずつ離されまして今もう2分以上の差になっています。

追いかける展開ではありますが、先頭の設楽悠太との差は今600m以上ということで間もなく14.4kmに差しかかるのが1号車の先頭、設楽悠太です。 設楽悠太の走り自体は、高橋さんにはどう映っていますか?変わらないですね。 もう設楽悠太が先頭で来るのは間違いない状況です。 設楽悠太が雷門の前を通過し東京スカイツリーに向かっていきます。 この1km、13~14kmは3分4秒でしたという設楽悠太。 まだ大迫傑が持っている日本最高の45分7秒を上回って44分59秒というタイムで15kmを通過していきました。

尾方さん、心配なのは井上大仁、この集団につけていない、後ろの一個さらに後ろの集団にいる状況で13人の集団に竹ノ内、佐藤悠基、岩田、そして藤本が追いつきましたから17人の集団になりました。 そのほかについている選手としましては今、給水のところて前に出てきました神野大地、富士通の鈴木健吾トヨタ自動車堀尾もいます。 このかたまりの後ろですねMGC東京オリンピックマラソン代表選考レース。 1位、2位までがオリンピック内定という大事なレースで設楽悠太が1人、17.8km。

先ほど10kmの地点で、兄の設楽啓太がいたとその双子の兄がいたところにもう一度戻っていくという、自らの名前についている、悠という文字どおりにまさに悠々と一人で走っている設楽悠太、まもなく20kmです。 19kmは56分58秒ですから、まだトータルでは3分を切っているという、そのペースでハイペースで飛ばしている、設楽悠太です。 20kmをどれぐらいのタイムでいくのか1時間を超えましたが、設楽悠太。 先ほどスペシャルドリンクをとりましたが、氷はとりませんでした設楽悠太です。

中間点を過ぎました。 中間点は1時間3分27秒というこのタイムで入りました。 追いかける4人はいかがですか?まず先ほどずっと引っ張っていた鈴木健吾選手ですがうまく後ろにまわって力をためていますよね。 中間点過ぎてからのペースダウンになって、現在18人が中間点を過ぎています。 現在20人が中間点を過ぎているという状況です。 オリンピックのマラソン代表選考レースであるMGC先頭、設楽悠太。

2号車、展開はどうでしょうか?鈴木健吾は抜け出した。 歩道側から中村奨吾、大迫傑服部勇馬、それに追いつきそうな勢いでトヨタ自動車の藤本拓、10秒を切ってきました。 その4人の後ろ、藤本拓が行きましてその後ろの集団も尾方さん、かなりばらけてきました九電工の大塚がいます、それから佐藤悠基安川電機のベテラン、中本健太郎、橋本、この辺りもまさに追いかけようとしています。 非常に鈴木健吾が積極的かつ、後ろに下がるという冷静さも見せているという展開ですね。

この服部が出て、大迫、中村匠吾鈴木健吾、藤本拓で、今、25kmを通過しました。 上がりそうですが、そこまで上がりきってないんでしょうか?多少、牽制しているというのもありますし、昭和29年、1954年につくられました「ゴジラ」もこの四丁目の交差点を悠々と闊歩していきましたが同じように1人で悠々と走っている設楽悠太です。 26kmのところで九電工の大塚が追いつきました。 尾方さん、その後ろに目を転じますと、安川電機の中本健太郎の姿がどんどん、この2号車から大きくなってきました。

表情などご覧になって、変化はありますか?表情はまだスタート直後と変わらないぐらいやや銀座に入って向かい風も受けているという設楽悠太ですがただ、1号車から後ろにカメラを移しますと、2号車の姿が少しずつ見えるようになってきたんですね。 3分10秒以上かかっている、この後の急激な失速が心配な設楽悠太の走りですが、この大歓声この辺りは本当にすごい人垣です。 2020東京オリンピックでまさに復活の時を遂げるそんな存在になるのか、設楽悠太。 高岡さん、ここから設楽悠太自身が踏ん張れるかどうかですね。

そのペースも急激なペースダウンも、なんとか抑えようとこのまま独走で終えることができるか、設楽悠太。 さあ、間もなく30kmのポイント何とかトップでゴールできる可能性もあるんですけれども、これ以上ペースが落ちると、前が見えると元気になりますからね、そういったところで逆転も十分考えられるレースになってきましたね。 そして九電工の大塚、今一番後ろに下がったのがGMOアスリーツの橋本崚、トヨタ自動車の藤本拓もいるという7人の2位集団になっています。

先頭、本当にこれからどうなるか分からないという状況になっていますが今、25~30kmを通過という選手たちが今、18人いるという状況ですがその中でこれから井上大仁が30kmに向かうという状況です。 非常に今回は強さを身につけて乗り込んできたアジア大会の夏の暑さも経験して、万全の道筋を東京オリンピックまで考えてきたんですが独走の状態で設楽選手のような形で走ったとき、そして最後の上りで抜かれてしまったんですけど彼も今、自分がすごく動かないってことをすごく感じながら走っていると、私は思うんですよね。

この8人は高橋さん、前の設楽悠太のペースダウンを気づいているのかどうかですね。 今、設楽悠太がこの1km3分19秒でした。 去年ちょっとうまくいかなかったことも多くて、小川監督は、気持ちが強くなったというふうにおっしゃっていたのでその部分、気持ちをしっかり持ってとにかく逃げる、逃げるという気持ちでそして今度は右斜め前に設楽悠太をとらえる選手たちがこの8人。 先頭の設楽悠太は何とかそのペースを維持しようと懸命に腕を振って残り10kmに入っていきます。

その後ろに中本、トヨタ自動車の藤本と服部、2人がつけてそして大迫はやや道路中央側にいて、その後ろ黄色いユニフォーム九電工の大塚がいます。 そして、また道路中央側から黒いユニフォームGMOアスリーツの橋本崚がまた集団の後ろから前のほうに出てくる。 トヨタ自動車の応援団、大石港与選手が今、歩道から大声援を服部勇馬、藤本拓に送っているという、トヨタ自動車のメンバーからも大声援がありました。 今、給水を取らなかったのは服部、中村匠吾中本健太郎。

神保町の交差点を通過していく設楽悠太です。 まだ30秒以上の差がありますが、設楽悠太粘って、東京への切符を手にするか35kmを通過しました。 追いかける集団は35秒差となった35kmです、2号車です。 34.7kmを過ぎたところで富士通の鈴木健吾が、すっと前に出ました。 前の設楽悠太との差は35kmの地点で35秒差です、かなり詰まってきているというのがあります。 その中で9人の集団が設楽悠太を追いかけてその差は30秒となっています。

いよいよ残り5km、高低差30m、その坂に挑んでいく設楽悠太です。 しかし、2位集団がなんと15秒差9人の集団が一気に設楽悠太の背中をとらえました、さあもうこの辺りは高岡さん、一気に迫ってきましたね。 設楽悠太が、この後、集団が追いついてくる、もう10秒ありません。 神楽坂下の交差点も、今、通過して鈴木健吾を先頭とした残りその第2集団がまもなく37kmを通過するところ。 鈴木健吾を先頭とした第2集団、まもなく設楽悠太を捉えようとしています。 設楽悠太を第2集団が捉える、今、第2集団が設楽悠太を捉えて逆転。

2枠に入れませんと、来年の東京オリンピックの内定を得ることになりませんがその設楽悠太が、やはり苦しい走りになりました。 やはり、この暑さと東京の難コースその難コースの中で設楽悠太、やはり遅れていきました。 苦しくなった設楽悠太、前日本記録保持者。 東京への内定、2枠のうち現在は10位を走っている設楽悠太。 現在10位を走っている設楽悠太という展開になりました。

GMOの橋本崚、青山学院大学で箱根を走れなかった男がついにその東京オリンピックの舞台に立つのか、橋本崚が出てきましたね。 中村匠吾はロングスパートが持ち味です。 最後40kmまでくれば僕はロングスパートがあるんですと話していたその中村匠吾、帽子をとった、帽子を投げ捨てた。 大迫傑も今、通過をしていきました今40km、中村匠吾は2時間5分分からないですね、急激にペースアップしてますからそのダメージが、本人がどれぐらい理解して、残り40kmを過ぎての、また急激な上りに入ってきました。

中村匠吾が逃げる、大迫傑が食らいつく。 ただ、このMGCで勝つことだけを考え、そして今、選手の右手に見えている新国立競技場の舞台に立つために、中村匠吾か、大迫傑か服部勇馬もまだあきらめていないという状況。 先頭は富士通の中村匠吾、富士通と、駒澤大学と今までオリンピックのマラソンランナーがいません。 その中で初めてオリンピックの切符をつかむのが、この中村匠吾。 中村匠吾、1着フィニッシュ、オリンピック内定!トヨタ自動車、服部勇馬が2位に入る。

ベテラン、オリンピック・世界陸上の入賞を持っている中本健太郎が8位でフィニッシュをしています。 中村匠吾は2時間11分28秒で見事、オリンピック内定。 2位の服部勇馬は2時間11分28秒でオリンピック内定。 見事に中村匠吾がオリンピックを勝ち取りました。 オリンピックを決める戦い。 中村匠吾、服部勇馬がオリンピック内定。 大迫傑はオリンピックの有力候補ではある3位に入っています。 中央大学時代に東京マラソンでMGCの切符をつかんだ選手です。

優勝選手には公益財団法人日本陸上競技連盟、横川浩会長よりオリーブ冠が贈呈されました。 優勝選手および2位の選手には東京メトロ賞として山村明義代表取締役社長から記念トロフィーが贈られます。 服部の大迫とのデッドヒート、最後もう内定か有力かは全く違う中で決めた走りはどうでした?ただ、バックグラウンドとしては40kmを8回、45走もしていて、足がしっかりできていた部分が最後まで動いた、勝敗を決めたのかなという感じがしますね。 第2位で東京オリンピック代表が内定しました服部勇馬選手に伺います。

見事にオリンピックの代表を獲得しました、中村匠吾、服部勇馬のインタビューでした。