オウ・ガイカせじと山西選手、試合を何回かしているのでお互い、調子がフォーム、表情から見ていてもよくわかると思うんです。 ですからオウ・ガイカ選手このまま行かせるのは嫌だなと思って山西選手が追いかけ始めたと思うんですけれども、まだ、それほど慌てることはないとは思うので、じっくり試合を進めてほしいですね。 山西が先にオウ・ガイカに並んで、並歩するのではなく先ほどから大分周りの選手の様子を伺っていました。 ここはもう、周りが牽制している間に出てしまおうと、山西選手、積極策に切り替えたところですね。
以前池田選手と話をしたときに勝てるというタイミングでしか出ないようにしていると話をしていました。 ですので、ここは池田選手、冷静に山西選手を追わない選択肢をとっているところでしょうけれども、これは私としてはいい作戦なんじゃないかなと思います。 ただ、これは選手にとって基本的に風というのは嫌がられるものなんですけれども、この蒸し暑さ、高気温の中でやっている状態だと山西選手が所属する陸上部の監督、元マラソンの日本記録保持者の児玉泰介さんにお話を聞きました。
気になるのが、1kmのラップタイムが山西が4分20秒、そして後続追いかけてきているスウェーデンのカルストローム池田が4分16秒でその差が13秒に詰まりましたね。 ある程度、その辺は考えて、山西選手も必ず折り返しのときに後続、確認してますのでこれから先、どういううふにしていくのかといったところです。 恐らく山西選手、第2集団が誰が一番怖いと思っているかというと、池田選手だと思いますね。
ボンフィムが3枚目の警告を受けて日本の山西が先頭ですが、少しペースをまた上げたのか?後ろとの差を見ながら追いつかせず、そしてモスクワ大会で西塔選手の4位があります。 山西選手がスイッチを入れて逃げ始めるのか、後ろの集団が追いかけ始めるのか。 スタノ選手、2枚出て後ろに下がっていったんだけれども、しっかりこの集団についてくれていたので、周りの選手としてはスタノ選手にペースをまた作ってほしいなと思っていたところがあると思います。 中立選手のミズノフ選手です。
ただ、後続のカルストロームも4分17秒程度で、大体16秒差で先頭を追いかけています。 山西はこの1kmを、また5秒ほど上げましたよね?スタノ選手がいなくなったので、気持ち的に楽になったと思います。 現段階で池田が4位で14kmを通過していますが、思います。 そうなってくると、残り2kmで30秒近い差をつけることができれカルストロームが追いかけていますが、その差が15秒です。 20km競歩でもかなり過酷というか山西が上げている、4分8秒と正式に15km出ましたが。
やはりカルストローム選手も、勝つこということになると、これ以上離されるわけにはいかないので、山西選手のラップペースに合わせてカルストローム選手もペースを上げていく。 まさに本人が話す王道を、カタール・ドーハの地で見せて、カルストロームも15kmから16kmまでは、力をためておきながら、そこからが勝負なんだと。 山西選手は京都大学、将来の選択も多くあって、期待も大きかったです。
カルストローム選手は恐らく後ろのミズノフ選手を気にし始めていると思います。 鈴木雄介の金メダルは日本競歩界にとって、大きな悲願の一つ。 20km競歩はここまでまだ世界陸上、オリンピックではメダルがありません。 さあ、金メダル6人目!ここまで過去世界陸上で金メダルを取ったのは、初めての金メダル。 日本競歩界の歴史を変える。 もう間違いない、この250mは山西にとってのゴールドメダル。
きつかったですね、表情的にもラストスパートもうまくかけられなかったところもあると思うんですけれども、ただ、粘りきったということでは、池田選手、十分仕事をしたと思います。 隣に銀メダルのミズノフ、今、スウェーデンのカルストローム銅メダルに輝きました選手と話しているところです。
初めての世界大会、世界陸上で、メダル争いをした。 こうやって世界大会を一つ一つ経験して、レベルアップをしていきたいと思いますので、もう一度頑張っていきたいと思います。
予選では1台目、2台目、3台目で世界記録と同じ通過タイムで入ってきました。 3レーン、ウクライナのリシコワ、2レーンがアメリカの全米選手権第3位、アシュリー・スペンサーでリオのオリンピックでは銅メダルを取っているスペンサー。 4レーンが20歳のマクローフリン、6レーンが世界記録保持者のムハマドです。 世界新記録誕生、また今年、ムハマドが世界記録を更新しました。
日本、決勝進出!まずは安全バトンで桐生選手とサニブラウン選手はやったと思うので、詰まっていたので、しようがないかなと思うんですね。 やはりいったん3走から4走、桐生選手からのバトンパスがちょっと詰まったというか、スピードダウンしましたのそれがスムーズにいけば、もうちょっとシンビネ選手を追い込めたんじゃないかと思います。