報道特別番組

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この番組のまとめ

「Nスタ」スペシャルと題して台風被害について1時間半にわたりお伝えしていきます。 千曲川が決壊した長野市穂保地区です。 およそ70mと広い範囲にわたって決壊して大量の水が一気に住宅街方向に流れ込んだのがわかります。 また、この近くには北陸新幹線が通っていて、その新幹線車両センターがあります。 北陸新幹線のE7系などがW7系などが水没しています。 ほぼ浸水しているという状況でしょうか?自衛隊のヘリコプターが近づいています。 こちらからも自衛隊のヘリコプターがかなり低空飛行を行っています。

千曲川の堤防決壊による浸水は長野市や千曲市などの広い範囲にわたり、新幹線も完全に水没してしまっています。 また、神奈川県相模原市では昨夜、増水した川に車が転落、下流の川の中から39歳の女性と小学4年生の女の子が心配停止の状態で見つかりました。 ここからは元東京消防庁で市民防災研究所の坂口隆夫さんにお話を伺います。 被害が大変広範囲になりましたね?台風が局所的な被害を及ぼす大雨じゃないわけですよ。

また、グループホームに残された高齢者などおよそ80人が、こちらは陸から救助されたという情報も入っていままた、この辺りリンゴの産地としても有名な場所で多くのリンゴの木があるはずなんですけれども、その多くが水につかっていまして、画面上、リンゴの木があることはわかりません。 複数箇所で決壊という情報があるんですが、ほかにどの場所というのはまだ特定ができていない状況ですか?ここから見る限りでは、付近の決壊箇所はこの場所だけにも見えるんですけれどもちょっと把握しきれていない場所があります。

この救助活動というのは大体何時ごろから続けられているんですか?こちらの情報によりますと、午前から続けられているということで、少なくとも正午の時点では12人の方が救出されたという情報が入っています。 そしてこのボートを、奥にある、ピンク色の屋根の奥に救助する老人ホームがあるんですけれどもこちら、目視することはできません目視することはできない距離を、こうしてボートでピストン輸送しながら救助活動がただいま、現在進行形で行われているところです。

現在は宮城県警が、取り残された人の救出活動を行っています。 続いては栃木県佐野市、秋山川から中継です。 栃木県佐野市の秋山川の決壊現場に来ています。 佐野でも自衛隊はボーなどを使っての救助というふうになるんですか?今日の午前中はヘリコプターやボートを使った救助活動ということが行われました。 なかなか外に出れるような水位ではありませんので自衛隊、そして消防が一体となって大きなボートを運び込んでお子さんや高齢者の方を運ぶ様子もありました。

この画面のすぐ上側でホバリングしているのが救助用のヘリコプターです。 ホバリングをしながら救助するというのは大変難しい作業になります。 海水温が30度以上で高くて、上空の風が台風をつぶさないといいますか、日本付近のときには強い勢力でやってきたわけなんですね。 今回台風本体の雨というよりも、台風に向かって南東側から湿った空気がどんどん入ってきて、この山に当たって上昇気流が起きて、それが雨を降らせた。 もう一回特別警報のマップに戻してみますが、山に照らし合わせて見てみることができますかね。

また、氾濫などによる浸水被害を多摩川など77の河川で確認しているということです。 多摩川周辺の広い範囲で救出してほしいという通報が相次ぎ、消防のダイバーが捜索を続けていました。 一夜明けた多摩川周辺では道路や住宅地には水が流れ込み、裾を上げて歩いている人の姿も見えます。 また、多摩川本体も大雨によって水の量が増えてしまって川幅も野球場を含めてここまで広がってしまったわけです。

東京消防庁の消防ヘリ「はくちょう」が福島県いわき市で台風19号の被害に伴う災害救助活動中、70代の女性がヘリコプターから誤って転落したと明らかにしました。 先ほどもホバリングしてヘリコプターでの救助活動を中継映像でご覧いただきましたが、大変神経の使う難しい作業ということが分かります。 長野の車両基地が浸水し、北陸新幹線で運転の見通しが立っていないほか、物流にも影響が出ています。 JR東日本によると、長野市内にある車両基地が浸水し、午前9時半ごろに運転を再開し中央線快速や総武線は昼ごろまでに再開。

そしてすぐ近くには青色のベストを着ているのが埼玉県の機動隊員です。 この現場には機動隊員およそ54人が救助に集まっています。 自衛隊、消防、そして埼玉県の機動隊が力を合わせて今、救助活動に当たっています。 川の決壊というのは午後9時ごろだったんですけれども昨日午後6時ごろには、もう移動しようとさらにあちら、道路の反対側見ていただきますと、堤防が決壊、複数の場所で氾濫が起き、甚大な被害が広がっています。 堤防の決壊現場からおよそ2km離れた新幹線の車両センターにも濁流が押し寄せました。

上田駅のすぐそば、上田電鉄の橋脚が落ちてしまっています。 上田市では別所温泉につながる上田電鉄の橋が崩落しました。 栃木県佐野市では秋山川が氾濫。 氾濫した秋山川なんですが、消防のヘリコプターが到着しました。 多くの家屋が浸水していましてこのあと救助作業が行われるものとみられます。 台風19号によって甚大な被害が出た栃木県佐野市。 決壊した堤防には午前中に重機が到着。