ハナエゆれる ある家族のゆくえ

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英恵は 静岡県に生まれ 育ちました父 デソプさんは 日本と 韓国を 行き来して 働いています韓国人らしい おとこ気には 英恵も 一目 置いています休学届を出すと言いますもらってきてやんなよ。 そして韓国名を名乗る 女優としての 自分英恵は 2つの自分を抱えて 生きることとなったのです選んだ学科は 国際関係学ふ~ん ぐらいだった。

韓国に 一人で暮らす おばあちゃんです幼いころから 英恵はおばあちゃんに よく 聞かされていました英恵は 知っています儒教の国 韓国で おばあちゃんが 一番 大事にしてきたのは家系を つないでいくこともし 英恵と 英明が 日本籍を選んでしまえば一人息子のお父さんで それが 途絶えてしまうのです英明と 英恵は どっちの国籍がいい?「日本を選んでも いいよ」おばあちゃんの優しい言葉がなぜか 英恵の胸を 締め付けていましたまさに その夜ロンドンオリンピック 男子サッカー 3位 決定戦で日本と 韓国が対戦日本にい

そんなことは 分かっているんですでも…日本生まれの 日本育ち当たり前のように 日本人として 生きていた 英恵自分の中の韓国と 向き合わざるを 得なくなりましたあの映画と出合ってから『アジアの純真』 上映に ご来場いただきまして誠に ありがとうございます。 英恵が 演じたのは 在日朝鮮人の少女姉を 日本人に殺された 双子の妹です台本を読んだときに あっ 自分だと思って。 英恵が選んだのは 韓国籍両親が 予想だにしていなかった 決断です決定?確実に 決定?うん。