「ショックを実行します。 オレンジボタンを押してください」ショックかけます。 「ショックが完了しました。 そこにいるのは どういう患者だ?ゴルフの練習場で倒れて解離性大動脈瘤と診断された 52歳の男性です。 オペを受けるために 心臓血管外科に搬送する途中でした。 ショック状態です。 解離性大動脈瘤の患者が ショック状態を起こした場合考えられる症状は 何だ?破裂か 心筋梗塞か 心タンポナーデの どれかです。
進藤先生。 小島先生。 ご家族の連絡先は 工事現場では分からないそうです。 大丈夫ですか?わたしゃ見てたのよ。 足の方は 大丈夫ですか?えっ? ええ 大丈夫ですよ。 進藤先生も 大っ嫌い。 進藤先生。 かなり 精神が 不安定だったようで隠れて 睡眠薬を飲んでた。 ゆきちゃん 救急認定看護師の資格 取ったんだ。 ホントですか? 小島先生に そう言ってもらえるとうれしいです。 わたしだって 進藤先生に 毎日 毎日 怒鳴られっぱなしで。
でも そう考えると 小島先生も わたしも進藤チルドレンって ことですよね?ヤダな 何か。 進藤先生 廊下で 開胸したの?はい。 一番 幸いしたのは 進藤先生が その場にいたってことでしょう。 腫瘍?あっ あの… 本当なんですか? 進藤先生。 そんな大変なことを なぜ 隠していたんですか?植松先生です。 僕が 植松先生に無理を言って お願いしたんです。 進藤先生の容体が急変したときのことも お願いしときましょう。 奥さんのお世話は わたしたちも やりますから進藤先生は あまり 無理なさらないでください。