主人公 星野 守は父親から引き継いだ 映画会社 キネマ・エトワールの社長クリエーティブな能力に優れ 映画製作に 情熱を燃やす一方私生活では ペースを乱されることを 好まず結婚の必要性など まるで 感じないまさに 独身貴族家は?貯金は?じゃあ 車は? さすがに あの車は 俺のものですよね? まだ 何も 終わっていませんよ。
今 経理から 連絡がありまして日本映画から 製作費の一部金として4億円ほど 支払われたとのことです。 何か お心当たり ありますか?日本映画から 製作費?できません。 覚書に サインしましたしあの脚本は すでに 日本映画のものです。 お前はな春野ゆきという 女性の人格と高倉 雄二という 有名脚本家の人格両方 踏みにじってるんだぞ。
守と ゆきが 仲良さげに脚本の直しを していたことが 気になって しかたがない 進は次の日の夜も ゆきを食事に誘いますある映画を見た後になぜか 頭の中で 1週間 1カ月 そのことばかり 思い出して。 今 星野専務と 食事していて。 その分 星野 進は 明るくて 社交的。 ♪~星野家のスターは 兄貴じゃなくて 俺だと言った。 守ろうとしたんですけど ハプニングが ありまして。 ハプニングというより アクシデントでして。 これは 星野家の妻に 代々 受け継がれてきたものです。
特に 全日本農業組合の 高砂さんと 国原さんにはそんな中 翌日のパーティーの服装でゆきは 悩み中やっぱり 最低でも カクテル・ドレスか。 小野寺先生の 脚本の 大ファンです。 ホントに 席 ないんですか?川越君。 急いで 補助席 用意して。 補助席って あのう パイプ椅子か 何かですよね?それで 2時間っていうのは ちょっと。 高砂さんと 国原さん?社長から 撮影で お世話になった方だと 伺って。
何かしら?今日は 守さんが何か プレゼントしてくださるって 伺っているんですけど。 脚本家志望で 先生の大ファンみたいですよ。 うん?お前 もしかして 小野寺さんに 春野ゆき 紹介した?あっ。 君が 新人映画脚本大賞に 応募した作品。 緒方が 小野寺先生に 春野ゆき 紹介しちゃって。 お席の件も そうですし油断して 小野寺さんに ついていったところ社長に 助けていただいて。
誕生日を迎える 社員に プレゼントを贈るという習慣があるキネマ・エトワール今月のリストには ゆきの名前が駄目でした。 スケジュール 空いてんの 須藤さんと マエダさんだけです。 山下 裕次郎さん スケジュール 大丈夫だそうです。 山下 裕次郎!?無理 無理 無理 無理。 絶対に 無理。 最後は バレンタインデーに赤いハートの電飾が付いた エンパイアステートビルで運命的な出会いを するんですよ。 テレビのリモコンを 独占できますからね。
どっか 行きたいとこある?俺が 28回目の誕生日を今までに 見たことも 経験したこともない素晴らしいものにするよ。 ゆきの誕生日 当日一方 そのころ 守は ゆきの誕生日プレゼントを求め北海道に来ていたこれです。 でも?こういう展開 全然 予想してなかったっていうか。 大丈夫。 ♪「3! 2! 1! 0!」えっ?♪「Happy! Happy birthday ケーキのキャンドルを」ねえ? さっき 本当に 襲われると思った?社長?ゆきちゃんと ホテルに行ってさ。 大丈夫 大丈夫。
じゃあ どうして?星野専務ですよ。 専務が?星野専務がどうしても あの脚本を 映画化してくれって専務。 どういうことですか?何?今 日本映画の 水島部長に 会ってきたんですけど『8月のボレロ』 映画化するって 本当ですか?どういうことですか?そうなんだよ。 水島部長が 乗ってくれてね。 春野ゆきさんの脚本の 『8月のボレロ』の製作を検討してほしいと 日本映画の 水島部長に お願いしたところ製作してもいいという 答えを 頂きました。 ホントは 映画化する気なんてないんじゃないですか?何を バカなことを。