そして ザッケローニの 真の狙いを 探るべく今回 われわれは彼の生まれ故郷にも 取材を敢行ザッケローニを知る キーマンの 証言を得た名もない指導者から スタートし世界のトップリーグ イタリアで 頂点にそして 日本代表を ワールドカップに 導いたザッケローニその後 世界の強豪国を相手に 苦戦も 強いられたが２０１０年 ８月 ワールドカップ 南アフリカ大会でベスト１６入りを 果たした 日本代表をさらに 強化するためタクトは イタリア人監督へと 託された見事 勝利さらに 初の 公式戦となったのはカタールで 開催
アジアカップを制した 日本代表はワールドカップの予選でも その勢いを キープ初めての 代表監督という ザッケローニの大胆な挑戦が 実を結んだ瞬間だったザッケローニの 日本代表監督 就任からさかのぼること およそ ３０年彼は 古里である イタリアの チェゼナーティコにいた人口は およそ ２万５，０００人夏場は 観光地として にぎわうイタリア北部 海沿いの リゾート地ザッケローニの 監督としての 挑戦はこの場所から 始まった１７歳のときに 重い肺炎を患った ザッケローニは若くして 選手としての道を 諦めるその
ザッケローニは 最終的に…就任直後に 驚かされたのがアルゼンチン戦で 見せた…前から 次々と プレスを かけていく積極的な守備ブロックを つくって 引いて守る南アフリカの戦いとは 対照的な戦術だ先制点の場面でも このプレッシングを 武器に相手を 押し込み サイドチェンジの ミスを誘うそして ボールを奪うと 人数をかけ 前へこぼれ球を 長谷部がシュートその こぼれ球に 岡崎が 素早く反応分厚い攻撃を 見せたそして その攻撃を 推進するためのディフェンス陣への ルールは 実に 徹底しているめちゃくちゃ 細かく
長谷部との ミーティングの ２日後迎えた イタリア戦では 自分たちの 攻撃スタイルを存分に ぶつけた試合序盤から 日本が ボールを支配し試合を 優位に進めるその後 香川 真司の スーパーゴールも 飛び出しイタリア相手に 完全に 試合の主導権を握るだが その後 イタリアが 猛反撃後半に 勝ち越しを 許してしまうそれでも 日本は 攻撃的な姿勢を 崩さず後半 ２４分 遠藤の フリーキックに 岡崎が合わせ 同点に追い付くさらに 勝ち越しを狙うべく 前がかりになった日本はイタリアの 鉄壁の守備陣を 切り裂いて 猛攻
３試合で ９失点さらに 自分たちの戦いができた イタリア戦でも勝利が 奪えなかったという 現実攻撃のキーマン 岡崎にも 葛藤がワールドカップって 一発じゃないですか。 攻撃への 意識共有を目指す ザックジャパンだが直面した現状に 選手の思いは ばらばらに なりかけていた圭佑 打ち合いしたい。 でも 僕は どっちかっていうとね 前めの選手だしやっぱり バランス重視な選手だと 思ってるんで 自分的には。
その真相に 迫るコンフェデレーションズカップの 後守備の安定を 図ろうとしたものの思うような結果が出ない ザックジャパン１０月には ヨーロッパ遠征にも 出たがセルビア ベラルーシに 無得点で 連敗閉塞感も出てきた この状況について何が 起こっていたのか ザッケローニを 直撃した確かに ベラルーシ戦では 新しい形も 見える本来 香川 長友がいる 左サイドから攻撃を つくることが 多い 日本代表だが この試合は 右サイドの 岡崎からの攻撃が 目立ったでも 右で つくって 左で 決めろっていうのも言ってるから。
ザッケローニは 時間をかけて 辛抱強く 選手たちと接し信頼関係を つくって チームに 一体感を与える監督なのだもちろん 日本代表でも 選手を信頼大きな期待を 寄せている選手との 強い信頼で結ばれ…セリエＡで ３位になったときはサポーターが 街の中心部を埋め尽くし快進撃の立役者 ザッケローニを たたえたというそんな サプライズを起こす ヒントは選手たちの メンタリティーにあると当時の フォワード パオロ・ポッジ氏は語る当時の われわれは 他のチームよりもインテル ユベントス ミランという格上のクラブを 前に