フィラデルフィア用意して。 小島先生 着きましたで。 おっ ボランティアで 来てくれたのか？ここの責任者の寺泉さん。 地震のとき自転車で ひっくり返って 足折って 入院してたんですけど無理に帰ろうとするもんだから。 大丈夫ですか？自宅を 店に改装するのに１，０００万借金したよ。 なぜ ご主人のいた病院で 診てもらわなかったんですか？必死に頑張ってきたのに。 俺たちから言えば 小木さんは ショック受けないのか？結局は 経済的な問題ですからね。 患者さんのプライバシーに 立ち入るべきじゃないわね。
進藤先生。 「それでは 地震発生から 現在までのドキュメントをご覧ください」祐介！こっちへ来んか。 どうして あんなこと したのかしら？ 進藤先生。 小木さんが お前に 人生相談なんかしたいと思うか？日比谷先生。 ボランティアは 自分たちの行動に 責任を持つべきです。 そんなことを言ったら ボランティアは 東京に来なくなるぞ。 この病院だって ボランティアで 何とか もってるんじゃないのか。 閉じこもってないで 外に出てみたらどうだ？小島先生が 心配か？帰って来なかったら 二人で 会いに行けばいい。
今回の事故は 二次災害と言うしかありません」「でも 寺泉さんの 呼びかけで来た ボランティアがケガをしたんですよね？また 同様の事故が起きてもご自身に 責任はないと おっしゃるんですか？」「いや 責任は…。 いや ですからボランティアに来てくださる方たちにも 最初からそれなりの覚悟を持って…」 「覚悟って何ですか！」「自己責任って ことですか？」「寺泉さん！」「東京は まだ危険なんです。