Nittoスポーツスペシャル第33回大阪国際女子マラソン

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この番組のまとめ

2年後のオリンピックに向け、大阪から新たなスタートを◆この大会が引退レース。 放送席の解説はシドニーオリンピック金メダリス トの高橋さん、どうぞよろしくお願い いたします。 ◆そのオリンピックに向けてなん ですが、今大会は今年9月に韓国で行われますアジア大会の代表選 考レースにもなっていますが、実は、ここからもう既にオリンピ ックへの道が始まっているわけですね。 ◆まずはロンドンオリンピックに も出場した重友選手です。

そしてその先のオリンピックにつ ながっていきます第33回大阪国際女子マラソンで す。 ◆高橋さん、ガメラシュミルコの 姿もあります、赤羽、重友の姿もあります、小崎の姿もありますが、ここ競技場を出ますと、1キロの ペース、時間がどれぐらいなのかというの が、非常に興味があるところなんですが、ちょっと遅い入りになりそうな感 じがしますね。 ただ、30キロの地点で、ガメラシュミルコ選手が一緒のグ ループにいると、非常に危険ですから、みんなそれぞれ作戦という ものがあると思うんですね。

◆去年モクスワで行われた世界選 手権では、ここ大阪から羽ばたいた福士加代子が銅メダルを獲得して、マラソン日本復権に向け、一筋の 光を示しました。 先頭集団は、先頭集団になりまし た。 この先頭集団にはここ3年の大阪 の優勝者がしっかりついています。 11年、赤羽有紀子、12年の優 勝者、重友梨佐、そして去年のチャンピ オン、ガメラシュミルコ。 非常に遅いペースなんですが、 先頭集団にそれまでの優勝者がしっかりついています。 ◆先頭を引っ張る重友梨佐も、 福士さんの銅メダルには勇気をいただきました。

重友梨佐、ヤジンスカが先頭についてます。 そして工藤しずか、小柄な渡邊裕 子、そして赤羽有紀子、大山香織、レマ、ムゴといったアフリカ勢、こういった選手がしっかりついて います。 現在先頭集団は11人から12人、そして宮内宏子、こういった選手 もついている先頭集団。 ◆今ヤジンスカと重友が接触して、大丈夫大丈夫という感じになりま した。 長居陸上競技場をスタートしたランナーたちは、大阪市内を、 まずは北上。

そしてその中で先頭集団から渡邊裕子が少しずつおくれ始めて います。 その中でも、重友梨佐が先頭集団を引っ張っています。 ケニアのランナー、ヘレン・ムゴとともにこの先頭集団の後ろについている 小崎まりです。 ◆増田さん、小崎まりは先頭集団についていく選手なんですが、 それでもつかないというのは、それだけ速いんですよね。 小崎さん、去年は福士加代子さん、 緊張して福士加代子さんを和ませようと思って、先頭集団の 中でもいいムードをつくってあげてましたよね。

そして、この先頭集団にリポートバイクは、山口衛里さん についていただいています天満屋のアドバイザーもしていま す。 ◆今は重友選手と、ヤジンスカと、赤羽選手の3人になったんですけ ども、3人ともそこまで力んでという感 じではないので、後ろに3秒、4秒ぐらいでヤジンスカ選手がいるんですけども、やっぱり後半強いということで、ます。 重友梨佐、ヤジンスカ、その後ろ、赤羽有紀子。

◆この前田彩里は、自分が走る意 味はお父さんの存在、お父さんが喜ん でくれるということが本当に大きいんです、そんな話をしています。 きょうは親子で、この大阪国際女子マラソンを走っています。 さらにヤジンスカ、赤羽有紀子、こういったランナーが先頭集団、 変わりません。 ヤジンスカ選手も非常にいい走り を見せていますね。 ヤジンスカ、さらには赤羽有紀子もしっかりつ いています。 ◆河野さん、その16分34秒と いうタイム、スプリットタイムを見たときに、決意を感じますね。

またそれを目標のペースとしてタイムとして強化に励んでくれとい うのが、その指針ですから、◆先頭を引っ張る重友梨佐は、この3キロを、すべて1キロごとのスプリットタ イム3分22秒、はかったように集団を引っ張って います。 重友梨佐、赤羽もついています、 ラストランです。 その後方、気になるのが去年、逆転優勝を果たしたガメラシュミルコです。 そのガメラシュミルコは3年連続でここ大阪国際女子マラ ソンに出場しています。

重友梨佐、ヤジンスカ、赤羽有紀子、この3人が先頭集団を形成してい ます。 ◆重友、赤羽の頭を押さえようとしている のか、ヤジンスカ。 このカロリナ・ヤジンスカという 選手は、ポーランドの選手です。 自己ベスト2時間24分46秒、そしてそれがポーランド記録まで あと37秒なんです、そうヤジンスカは話しました。 子供のころからマウンテンバイク に乗って、ヤジンスカさんは旅を楽しむよう にいろんなところに行ったというこ とで、趣味は自転車らしいんですけど、マラソンランナーの体系と はちょっとタイプが違いますね。

15キロ関門でヤジンスカが前に 出ています。 ヤジンスカの給水の取り方を見て いても、重友さんや赤羽さんと比べるとちょっと下手ですよね。 ヤジンスカ、赤羽有紀子、そして 重友梨佐。 ヤジンスカ、そして赤羽がついて います。

◆今の距離であれば問題ないんで すけれども、ただ、逆にヤジンスカのリズムを嫌っている のかもしれないですね。 ヤジンスカは、かなりキックを使 った走りですので、やはり後半のところに課題が出て くるんじゃないかというふうに思いますけど。 赤羽有紀子、ヤジンスカ、赤羽とヤジンスカがしっかりとリ ズムを刻んでいます。

そしてその後方、10メートルぐ らい、重友梨佐、おくれています。 重友梨佐、少し距離を取っているのか、それともおくれなのか。 赤羽有紀子、ヤジンスカの背中を見ています。 そういったタイムなんですが、重友梨佐が少しずつ先頭の2人か ら距離を置き始めました。 こちら17.9キロポイントには、赤羽選手と二人三脚で歩んでこら れましたコーチであり夫である赤羽周平さ んがいらっしゃいます。

◆先頭は依然としてヤジンスカ、赤羽有紀子です。 ◆赤羽さんにしてみれば、自分の ペースをずっと同じリズムで続けているという感じですので、離れたというより は、ヤジンスカが少し下りでペースア ップしているという感じだと思うんですね。 ◆そしてヤジンスカ、赤羽有紀子、重友梨佐、この3人の力関係を考えるに、 今の隊列は、後半どう向かっていきますかね。 ◆ヤジンスカがここまで走るとい うことは、多分、赤羽さんにとっても、重友さんにとっても予想外だった と思うんですね。

◆そしてヤジンスカ、赤羽有紀子 は、御堂筋に入ってまいりました。 1時間7分45秒で通過した◆決意の大阪、重友梨佐の前方に赤羽有紀子、ヤジンスカの背中は しっかりと見えています。 そしてその前方に赤羽有紀子、さらにこれを引っ張 るのがヤジンスカということになってい ます。 ヤジンスカが果たしてどんな強さを持っている のか、この第1移動のコメンタリーのお 二人も赤羽有紀子、まださっそうと楽な 雰囲気でつけています。

その後ろ、後半型、ガメラシュミルコも見えてきた。 目の前に、この道頓堀橋を渡ったところが折り返し、ガメラシュミルコが迫っている。 今、40秒ほどおくれて、 ガメラシュミルコが少し前に出た。 ◆重友梨佐がガメラシュミルコに かわされていきました。 そして、その少し後方なんですが、ガメラシュミルコの姿、この第1 移動からもとらえることができます。 河野さん、ガメラシュミルコ、来ましたね。

◆現在ガメラシュミルコ選手につ けていますが、先ほど重友をかわしたガメラシュ ミルコですが、有森さん、このガメラシュミルコ の走り、どうごらんになっていますか。 現在、先頭は赤羽有紀子、その後ろヤジンスカ、そしてそこからかなり後方なんで すが、ガメラシュミルコ、その足音が聞こえてきそうで す。 ガメラシュミルコは後半型の選手 です。 ◆先頭争い、ヤジンスカと赤羽有紀子です。 ヤジンスカが前に出たり、赤羽が 前に出たり、新しい先頭争いということになっ ています。

まず河野さん、赤羽とヤジンスカの先頭争いの動 きというのをどうごらんになりますか。 ◆今は主導権が赤羽さんにあって、赤羽さんのリ ズムにヤジンスカが合わせてという状況 なんですけれども、やはりヤジンスカの走りというの は、まだダイナミックさは失われていないので、まだ余力はあるな というふうに思いますね。 先ほど、河野さんのお話にあったここでヤジンスカに引っ張っても らってもいいかなという赤羽の心理状況でしょうか。 河野さん、ヤジンスカ、すうっと出ましたね。

ガメラシュミルコが、この強風の 中、しっかりリズムを刻んでいます。 山口さん、ガメラシュミルコの走りというの はいかがですか。 そして、赤羽有紀子、また少しヤ ジンスカから離れました。 ヤジンスカは27分の選手、だから大丈夫だ、2時間26分45秒がベストタイムのヤジンスカに対し て、それほどしゃかりきについていか なくても大丈夫、本当はゴールのときに笑顔でいた いと言っていた有紀子さんですけど、自然にこういう笑顔になるん でしょうね。

◆今後ろからガメラシュミルコ選手も22~3秒差で来てるので、来ているので、もしかしたら追い つかれるのかなと。 ◆ガメラシュミルコ選手も気になるんですが、先ほどの声かけにもそして今も笑顔が少し赤羽選手は 出たようですが。 ガメラシュミルコに、たとえ抜か されてもそこからまだ勝負できる、河野さ ん、そういった意味の趣旨ですよね。 ヤジンスカの後方、どうでしょうか、40メートルぐらい離れたか、 赤羽有紀子。 赤羽選手とガメラシュミルコ選手 の差が15秒を切ってきました。

後ろからはガメラシュミルコ。 赤羽としてはガメラシュミルコも少し気にしな ければいけない距離になってきましたね。 ◆一定のペースを刻むのが得意な ガメラシュミルコについていけば、まだ赤羽有紀子、優勝のチャンスがあると。 ◆さっきも周平さんの話を聞いて いましたら、レース前からガメラシュミルコさ んは追い上げてくるんだということを予想してましたよね。

ガメラシュミルコに追いつかれた 後、どんな走りを見せるのか、赤羽有 紀子です。 ヤジンスカをつかまえられるか、そして、ガメラシュミルコに追い つかれた後、果たしてどんなアクションを見せ るか。 ◆今12、3秒ありますし、 逆にガメラシュミルコと赤羽さんの差はもう10秒ないと思うんで すよね。 ◆50メートルを切っている、 赤羽とこのガメラシュミルコです。 そして山口さん、ガメラシュミルコのアクションは いかがですか。

◆ガメラシュミルコが近づいてい ます。 ガメラシュミルコが近づいている。 赤羽、ガメラシュミルコに並ばれ た後どんなアクションを見せるか。 物すごい勢いでガメラシュミルコが赤羽の背中をとらえ始めていま す。 赤羽に並びそうだ、ガメラシュミルコ。 追いつかれた後、ガメラシュミルコにつくことがで きれば、赤羽有紀子にもまだチャンスがあ ります。 ガメラシュミルコ、真後ろについ た。 追想を続けます、ガメラシュミルコです。

32キロを前にして、これから上る坂を前にして、 赤羽有紀子、ガメラシュミルコがヤジンスカをとらえそうです。 ガメラシュミルコ。 ヤジンスカ、赤羽有紀子、その差がほとんどあ りません。 ガメラシュミルコと並走しながらヤジンスカをとらえそうです。 ◆ガメラシュミルコがすごく冷静に走っていると思うん ですね。 ヤジンスカ、ガメラシュミルコ、そして日本最強のママさんランナ ー、三つどもえの戦い並走が続いています。

赤羽、ガメラシュミルコ、こういった隊列になって、ヤジンスカ、 5メートルぐらいおくれ始めました。 ◆そうですね、少し不安に予想し ていたんですけれども、ガメラシュミルコが追いついたときに対応 できるかどうかというのがこのレースのかぎだと思っていたんです けれども、それを想定していたかのように赤羽さんが元気を取り戻 したというか、ガメラシュミルコが来たことによ って想定の中のレースに入ってきたの で、逆にこれからゴールまで頑張るというようなそんなリセッ トの仕方ができたように思いますね。

◆ガメラシュミルコさんの余裕に赤羽選手の強い気持ちが本当に負 けてないなというふうに思います。 ガメラシュミルコさんは、ラストが本当に強いので、そういう練習をしてきているので、またラストの自信もあると思うん です。 ただ、赤羽選手も、自分は500 0メートルや1万メートルでは、1分以上ガメラシュミルコさんよ りも速いんだというような、負けない気持ちがあると思うので、 ここは勝負強さを何回も出してもらって、チャレンジで引き離すこ とをしてもらいたいなと思います◆何回も出せるものなんでしょう か。

◆ガメラシュミルコ、ちょっとお なかを押さえた。 ◆去年、ガメラシュミルコは後半のタイムのほうが遅かったレ ースでした。 赤羽有紀子に対してまたガメラシュミルコ、前に出ている。 ガメラシュミルコは前。 ◆赤羽さんがもう切りかえたり、◆松虫通の細かいアップダウン、松虫通でガメラシュミルコが少し ピッチを上げている。 ちらりとガメラシュミルコ、後ろを見た。 身長はガメラシュミルコのほうが 高い、もちろん高いんですけども、 ピッチ数は彼女のほうが多いんですね。

◆ガメラシュミルコ選手は現在も世界歴代7位のタイムを持 つドイツのミキテンコを育てたオス マクコーチと出会ってマラソンに挑戦しました。 ◆去年もガメラシュミルコさん、優勝した後なんですけれども、食事のときに、ウクライナの格言 に、◆そうですね、足の大きさなんか も26.5の足の大きさなんですけれども、本人も足が大きいと手 が大きくて、心臓も大きいから、私はマラソンランナーに有利なの よって、ガメラシュミルコ。

これが大阪3度目の挑戦のガメラシュミルコですが。 そして、その前を走っているのがガメラシュミルコです。 きょうが引退レースの赤羽有紀子を置き去りにして、この1キロの スプリットタイム、3分25秒です。 そのガメラシュミルコが長居の周回道路に入ろうとしています。 去年は周回道路で福士加代子を逆転して、逆転勝利 を飾ったのが、ガメラシュミルコでした。 その福士加代子が選手権で銅メダルを取ったんですが、 実はその沿道に応援に行ったそうです。

ウクライナ最強のママさんランナ ー、ガメラシュミルコです。 その質問をされたときに、ガメラシュミルコはすぐに三連覇したいですねという 話をしたんですが、コーチからは、まず二連覇が先で しょう、河野さん、そう言われていましたね。 その前にはガメラシュミルコです。 本当に強さを、これが世界の力、2年連続でまざまざと見せつけま したガメラシュミルコ。 そして、先頭で走っているタチアナ・ガメラシュミルコが、ようや く今直線に入りました。

走り切った、二人三脚で夫の周平さんと走り切 ったこの赤羽有紀子、34歳。 本当に走り抜きました、この赤羽有紀子であります。 初めて走ったこの大阪、そして棄権をした大阪、初優勝の 大阪、ランナー、マラソン人生としての 最後のこの大阪、そして笑顔で終えようとしていま す。 赤羽有紀子、きょうが14回目の マラソンです。 ◆放送席、こちら競技場では、優勝されまし たタチアナ・ガメラシュミルコ選手に大阪陸上競技協会、松本正義 会長よりオリーブの冠が授与されます。

◆並走していたヤジンスカ選手の ことをもしかしたら知らないんじゃないかと思って、どういう選手 で、後ろからガメラシュミルコ選手が恐らく来るぞという声をかけ たんですけど。 ◆ガメラシュミルコ選手とも、 「一緒に上がっていけ!」という指示を出していらっしゃいました ね。 ◆ここで4位でフィニッシュしま した前田彩里選手、到着されました。 ◆初マラソンだったので、これから自分の記録に勝てるよう に練習していきたいなと思います。

◆これがまた大阪国際女子マラソ ンのよさでもあるんですか。 ◆最後にガメラシュミルコ選手がスパートをかけたときというのは、 赤羽さんの状態というのは、どうですか。 ◆ちょうどあそこで向かい風になって、きつくなったときだったの で、ちょっとついていけなかったとい うのが悔しいですけど、◆周平コーチはどう見ましたか、きょうの 赤羽選手の。 ◆そうですね、先頭が入れかわっいつものマラソンとは違う部分というのはありましたか。