健太。 健太も 大きくなったよな。 きっと 彼女の目には すてきな街に 映ったことだろう未来に 目を輝かせている 子供たち一番 近くの幼稚園に入れるなんて 思わなかったよ。 健太は 新しい友達と 仲良くなれるか？うん。 大丈夫だよね？健太は わたしと似て 誰とでも すぐに 友達になれるもんね。 健太。 健太。 じゃあ 健太。 にこ！どう？ 健太。 健太君。 おお！健太君は 元気な ごあいさつが できるね。 秋山 健太です。 今日から 仲良くしてください。
わたしも このマンションに 住んでるんです。 わたしが 昔 好きだった キャラクターの名前です。 しりとりしてんだよ？フフフ。 健太君 何 習ってるんですか？あっ。 じゃあ お受験は？お受験って 小学校のですか？うん。 うちのマンションでよければ また いつでも 来てくださいね。 羅羅ちゃんママでしょう？親子三人 ぎゅうぎゅう詰めで住んでるんだって。 ねえ？ フフフ。 健太君ママは ブログとか やってるの？ううん。 健太君の字 きったな！そうなんですか？うん。 フフフ。 わたし 利華子っていうの。
いいじゃん 健太。 書けるじゃん 健太。 健太君に ぶたれた！健太。 涼羽君に 謝りなさい。 健太。 ほら 涼羽君。 涼羽君ママも どうぞ。 一生懸命 書いた カードのことも一緒に選んだ プレゼントのことも 悔しかったよね？ うん。 健太と 遊んでて 転んじゃったみたいなんです。 大丈夫？ 痛くない？子供のことなんて 何にも 考えてないくせに。 大丈夫だよ 健太。 健太君ママ…。