今日から 旅館で 女将修業を させていただきます。 大女将。 はっ？どこに やったんやろ？あっ？ 大女将。 ♪「お駒さん 才三さん たばこの煙は 十八丁 十八丁」いいですね。 何せ 小学生のときに 父親の転勤で 福岡へ行ったきり一度も お参りに 来られんかったさかいね。 はっ？息子さん ご夫婦と 同居と お伺いしてもしかして お嫁さんのことで 何か お悩みがあるんじゃ？まあ 旅館では 何とか うまく やっていますが母屋に戻れば そこは 嫁と姑。
♪「二羽の雀は 見物なさる」♪「三羽の雀は 男にとられて 仲良く ちょいと隠す」この 前垂れの下に 隠すんや。 ホントに お言葉に甘えて １週間近くも お休みを頂いて申し訳ありませんでした。 「前田家 ３代藩主 利常公に お輿入れした幼い 珠姫のために作られた」って。 じゃあ 江戸時代から続く 金沢の 女の子たちの 遊びだったのね。 あしたからは 心を切り替えて 一生懸命 働きますので一人で 思いっ切り 泣きたい 気持ちなんです。 今でも ちゃんと 金沢の お菓子として 残ってるんですよ。
何とかして さしあげたいけど大女将に 何て お話ししたらいいのか。 こっちは？工藤さまが この金沢に おみえになられたのは大女将に 会うためだったんです。 謝る？工藤さま この金沢に 大女将に 会いに来ることすごく 勇気がいったと 思うんです。 幸は 工藤さまの お世話に 戻ってたい。 大女将。 ほやさかい 私の中にも 子供心にも友達に 自慢したいという 思いが あったんや。 えっ？今日は 早退した ボンチの代わりにこの増岡が 仲居仕事 務めさせていただきます。