ずっと 紗絵子さんのことが 好きなんだ。 俺は 紗絵子さんに 喜んでほしくてショコラティエになったし これから先 何があってもずっと ショコラティエで いるよ。 それは 俺が 紗絵子さんを 好きになった証しでこれから先 誰かを 好きになっても絶対 残るものなんだ。 でも それって 爽太君の 告白のしかたがぎゅっと 抱き締めたくなっちゃったりしなかったの?あっ。 きっと ホワイトデーまでには 返事 くれると思うよ。 ホワイトデーまで あと 2週間早く 落っこってこないかな。
爽太も 彼女と来ない?彼女?やっぱり 紗絵子さんからは 連絡 なかったなチョコ すごい おいしかった。 大丈夫。 倉庫部屋に ベッドがあってさ 徹夜のときとか仮眠 取るときとかに 俺が 使ってるんだ。 全然 大丈夫。 でも 俺 片付け 残ってるから向こうの カフェで 待っててもらえる?ホントに いいの?もちろん。 爽太君。 大丈夫 大丈夫 大丈夫。 爽太君。 えっ? 爽太君。 爽太君 救世主だよ。 紗絵子さん。 何で 紗絵子さんが 持ってんの?何でかな?するよ。
これ 爽太君が フレンチトースト 作ってくれたんですけど。 爽太君とは高校時代から 仲良くさせていただいてます。 爽太君には ホントに 感謝してます。 紗絵子さんも 爽太君のこと 本気で 好きなわけですよね?えっ?「えっ?」って。