西田さんは福島県出身ということで これまでも多くの復興支援活動に参加されてきましたが 3年たって、今何を思われますか?復興支援といいましても本当の意味での復興はこれからだということを 改めて認識させられたというか。 まずは福島第1原発から およそ9kmに位置する福島県浪江町に 安藤キャスターが行っています。 福島県浪江町、浪江駅のすぐそばに来ています。
岩手県田野畑村にあります三陸鉄道、北リアス線 田野畑駅に来ています。 この三陸鉄道が通っている 岩手県沿岸部というのは地震、そして津波によって 甚大な被害を受けました。 3年たった現在も 列車の車窓からその被害のこちらは地震学習列車という 特別編成のものでして応募された64人の方が 乗られているんです。 3年前の地震発生時 三陸鉄道には命を守るための ある決断がありました。 地震の発生情報を受け 列車はトンネルを1kmほど進んだところで緊急停止する。
三陸鉄道の列車内で 震災を経験した柳澤夢華さん。 3年前の今日 三陸鉄道も含めて津波の被害を受けた 鉄道路線なんですがこのオレンジ色の八戸線からこちら、ピンク色の 常磐線まで合わせて10路線です。 原則は乗務員の指示に従うということと それから災害の場合にはマニュアルにもとらわれないでその場でのリアリティー 現実的な最善を尽くすということが 大事だと思いますね。 今、画面に映ってますのが 三陸鉄道なんですが椿原さんを乗せました三陸鉄道見えてきましたね。
ただいまから 東日本大震災3周年追悼式を挙行いたします。 続きまして14時46分の 時報を合図に東日本大震災によって 犠牲となられた方々に黙祷をささげます。 この14時46分に 黙祷をささげるためここに東日本大震災により 犠牲となられた方々に対し追悼の意を表するため 1分間の黙祷をささげます。 本日、ここに 天皇・皇后両陛下のご臨席をあおり 東日本大震災3周年追悼式をここに改めて 衷心より哀悼の意をささげます。
楢葉町は、まだ警戒区域とされ 住民の立ち入りも厳しく制限されていた。 楢葉町を走ると 除染で出たごみの山に驚かされる。 去年も同じ場所に 私、来たんですけれどもここには除染後の汚染された 土壌などを詰めた黒いパックが、むき出しに多分この規模の 3分の1ぐらいの感じで置かれていたんですが今その上に ご覧のようにグリーンのシートがかけられています。 楢葉町は現在 昼間の立ち入りは許可されているが 夜間の滞在は認められていない。 夜間の滞在が禁止されている 楢葉町に戻り生活を始めた人が今回取材に応じてくれた。
放射線物質で 汚染されている可能性があるので普通には 捨てられないということで佐藤さんもおっしゃるように 今は取り壊すこともなかなか、ままならない。 スタジオには この福島県同郷の西田さんがいらしゃるんですが 西田さん、何か佐藤さんに聞きたいこと、おありでしょうか。 戻ってはきたいんですけども 何しろ根本的に今、原発の事故に対しては どういう思いでいますか?理不尽な事故だったなと 思っていますか?よかったというような話を 聞きますので、その辺なぜやってくれてなかったのかと 思いますとちょっと理不尽ですね。
過去、チリ地震など 幾度も津波被害を経験した南三陸町。 その経験をもとに建てられた高野会館は民間の建物の中で唯一 津波避難ビルに指定されていた。 しかし津波が この高野会館にも迫ってきていた。 高野会館に津波が到達したころ3階から4階へ続く階段では 人が立ち往生していた。 かくして、282人の高齢者と 近隣からの避難者福祉協議会の職員と 会館の従業員総勢327人と2匹の犬が高野会館に命を預けた。 彼女は、当時 高野会館でマネジャーをしていた。 彼女は10年前 ここ、高野会館で結婚式を挙げている。
あちらの防災庁舎に関してはやはり、43人の方が 亡くなったということもあって大きな津波が襲いました。 名取市の閖上中学校です。 先ほど、地震発生時刻の午後2時46分にも 黙祷がささげられましたがこちらでは、午後3時55分 このあとまた黙祷がささげられます。 この中学校に津波が到達したとされる時刻です。 東日本大震災では 159件の津波火災が確認されその焼失面積は 阪神・淡路大震災を超えている。 津波火災の実態と メカニズムを検証した。 岩手県大槌町を襲った津波は 高さ20mを超えていた。
大槌町の場合 その広がり方に目をやると津波火災が起こりやすい場所が 見えてきた。 ヒューズボックスからの 発火に注目する自動車の電気系統の要 ヒューズボックス。 すると、海水にぬれた ヒューズボックスは電気が流れたままの状態となり やがて発熱し発火する。 津波が引いた状態を作るため ヒューズボックスを海水に浸した後 取り出した。 実験では 3つのヒューズボックスのうちしかし、津波のあとには 火災が起きるという事実は今後の災害対策に 生かさなければならない。
こうした処置を行うべきだ ということなんですが私も門脇小学校で 津波火災に遭遇した方の話を聞いていると本当に命からがら逃げてきたのに 更にその建物が火災に見舞われるのは 本当に恐ろしいなと思ったんです。 ですから津波あるいは 水害を想定して車自身が日本のやはり車の作り方も 考えていく必要があると思いますし もう1つはプロパンガスもありましたが例えば、愛知県では あの豪雨以来大きな重機で解体しているのは 被災地の住宅です。 宮城県女川町の石浜集落に やってきました。
取材した女川町だけではなく 被災地全体の問題といえると思うんですが 西田さん、ここは福島県も同じ問題を 抱えていますよね。 再び福島県浪江町です。 この浪江町の日中の立ち入りは午前の9時から 午後4時までということで現在もう午後4時を 大幅に回りましたので私たちのような報道陣や それから作業をされてる方たち以外の姿は もうありません。 文字どおりですねこれは仮ですから 今度は中間貯蔵施設に運んでいかなくては ならないんですがこの中間貯蔵施設 今は、用地の取得の交渉をしている最中なんです。