1969年 世界一有名な 詐欺師といわれた男フランク・アバグネイルが 逮捕される医者や弁護士 パイロットなど様々な職業に成り済ました 彼の人生は2つのことを象徴している1つはどんな職業であれ 簡単に なれるということもう1つはどんな職業であれ 簡単に なってはいけないということ♪~森本先生 お帰りですか?ああ。 こんな所に 何の用だね?顔?まさか 君は…!待ってくれ! 話を聞いてくれ!やめ…!森本先生。 あっ 千条先生ですか。
あっ そちらの電話 よろしいでしょうか?先生は 新任だから ご存じありませんけどもこの救命センターは 去年 廃止になったんです。 警察ですか? こちら 聖南総合病院なんですけど…。 「選ばれし捜査一課員」という 意味です。 それに 森本先生の左手かすかですが ほこりで汚れています。 もしかして 森本先生がこの受話器を 触ったのではないですか?それが 何なんです?あの そもそもはっ! 何してるんですか!何ですか? いきなり。
嫌~!森本先生のかばんに 何やってんのよ!この… 泥棒!あの そちらの方 お名前 分かったんですか?まだよ。 自分の潔白は 自分が 一番 よく知ってるよ!でしたら 身体検査を。 自分のこと いったい 何様だと思ってんのよ!マニアックなのも ほどほどにして不審者としての自覚 持てよ!いいでしょ。 プライバシーの侵害だ!見せなさいよ!やめろよ! あっ…!はっ!ちょっと 1,000万ある!何 言ってんだ!そんな あるわけないだろ!900万だ。 1枚目のカルテの方には聖南総合病院の外科部長です。
あんた 私と千条先生の後に ここに来たじゃないの。 いいだろ!離せよ!千条先生は先生は 何か スポーツをされていたんですか?そちら テニス用のシューズでは ないかと思うんですが。 あっ 千条先生この人 ひどいんですよ!えっ?かばんの中 見せろって言うんです。 私 だから 違うって!しっ 知らない! 千条先生…。 だから 私 森本先生と 付き合ってましたけど病院の中で そんなこと したことなんか なくてそれに 最近では そんなことする機会も なくて。
木原さんが 救命センターに運ばれた際手術に当たったのは 森本先生と それから 研修医。 あの どうして 僕に そんな話するんです?「どうして」とは?とにかく その木原って人が死んだのは森本先生が 初療で 医療過誤をしたせいなんでしょ?僕に言われても…。 「初療で医療過誤」専門的な言葉を お使いになりますね。 それが どうしたんですか?森本先生は なぜ通じもしない この電話の受話器を 手に取ったのでしょうか?犯人から 身を守るために武器にでも しようとしたんじゃないのかしら。
「ホントに」って?あなたは 森本先生を 見取られるとき親指で 脈を測られましたよね?親指ではなく 人さし指や 中指で 測るものではありませんか?ええ。 それが 何か?もしかしたら森本先生と もみ合ったときに 取れたのではありませんか?また… また妄想が始まった。 となると 考えられるのはあなたと もみ合った際森本先生が そのボタンを引きちぎった。 どうして 先生 殺したの?あなたは 誰なの!?森本先生の かばんの中に古い2枚のカルテのコピーが ありました。