だから？肝炎持ちの麻薬中毒者がいたって おかしくないでしょ？でもね この劇症肝炎が新種の違法薬物によって引き起こされたとしたら。 そして これが亀有西署管内で発見された 綱島 信彦。 全員が劇症肝炎で死亡しその体内から 同じ違法薬物が検出された。 所轄が 覚せい剤取締法違反 程度にしか認知してない事件を 捜査一課 主導で連続変死事件に してしまうんだから。 五係は 今 Ａ在庁でしょ？ストロベリーナイトのときみたいに 入ってこられたら やだなあ。
解剖の結果 死因 劇症肝炎による 急性肝不全。 そして おととい 高円寺署管内にあるヴィラエステートで 三沢 光浩 ３５歳が３人の被害者宅からは未使用の違法薬物は 発見されていないのでしょうか？残念ながら 見つかってない。 劇症肝炎の原因は ウイルスと薬物のこの２つに可能性があります。 薬物の場合 鎮痛剤の主要成分であるアセトアミノフェン 麻酔剤のハロセンなどを使用した場合に起こる ある種の薬害です。
ただ 白楼会は この辺りで 但馬会傘下の片桐組と縄張り争いしています。 菊田の師匠？島主任が？卒配の北千住署の先輩でもともと あの人に 刑事に引き上げてもらったんです。 お前！で で どういう刑事なの？島主任って。 また 出てきましたね二人とも ガチャゲーっていう ゲームサイトにはまってたらしいです。 問題の毒入り麻薬は 黒と白のカプセルで通称ゼブラと呼ばれ 闇ルートの連中たちの間でもどこで出回ってるのか 話題になってるようです。
何だ？ガチャゲーというゲームサイトです。 ３人は全員 このガチャゲーの会員でした。 いいえ ガチャゲーは プレーヤー同士がチャット形式で 会話をすることができます。 ガチャゲーの会員は ２０代から３０代を中心に決定的な共通点だとは 軽率には判断できません。 で 結果は どうなった？主成分は合成麻薬ＭＤＭＡ そこにアセトアミノフェンという 薬物が混ざっていました。 アセトアミノフェン。 はい解熱鎮痛剤の成分の一種で 大量に摂取すると劇症肝炎を 引き起こす原因となるそうです。
ゼブラ 流して 大事な お客さん殺して白楼会のためには 一文のためにもならない。 敵対する 片桐組が白楼会をはめるために ヤクの売人を殺してでも 証拠は ねえんだろ？証拠なんぞ 俺が いくらでも つくってみせらあ。 やつらが 勝手に ドンパチ 始めてくれりゃ井岡 まだ？いやポイントカード捜してるんですよ。 シド？本名 下坂 勇一郎 ５３歳。 下坂 勇一郎は 民間人ですが現在の総理大臣の 政策ブレーンとして活躍。
下坂さん あの事件のこと どう思います？長年 薬物依存者の カウンセリングを行っており現在は 違法薬物撲滅協会の理事を なさっている あなたにとってこの状況は まさに 理想的だと思いませんか？さらに あなたは医師であり劇症肝炎を 引き起こすための薬物アセトアミノフェンや 麻酔剤ハロセンなどを入手することが 可能な環境にありますね。 六本木で 白楼会の売人が 売ってるのを見た人間がいるそうだ。