「この人 この人生」 本日のゲストは杉村 春子さんといえば 黒澤 明監督の映画や舞台 「女の一生」など 記憶に残る 数々の作品にご出演されていらっしゃいます。 だからね わたしの舞台じゃ ないですけど わたしの人生は「女の一生」じゃなくて 「悪女の一生」だなんて言う方もいらっしゃるんですよ。 母さん 年取ってしまったけど広島の花街で 大きな芸者置き屋や 料亭を営む家の一人娘として 育ちました。 こがいな 派手な着物似合うんも 春子ちゃんだけよね。
春子 落ち着きんさい!女が一人で 東京に出る。 当時それは見ず知らずの外国で 暮らすぐらい 大変なことでしたそれでも わたしは一人 上京し 音楽家を目指そうと決意したのです「イクダン イク イキマク イキム…」あの 落としましたよ。 広島に残してきた母に ないしょだったこともあり中野 春子ではなく 杉村 春子という芸名を 名乗ることとなりました「冬の来る前の 秋の最後の 華々しい1日にお疲れさま。 子どものころ 文通しとったじゃろ?東京の大学院に 行っとるいうけえ あんたの居場所 調べてもろうた。
ゴールデンウィーク最終日の きょう、各交通機関では 行楽地などで過ごした人たちの Uターンラッシュとなっています。 鉄道では、午後は 東海道新幹線などの 各新幹線の上りの指定席が ほぼ満席となっています。 こうして わたしは 主演女優の座を射止めそして ついに 文学座が 旗揚げとなりましたごめんなさいね 遅くなって。
こちら 文学座の 杉村 春子さん。 空襲警報 発令!戦争という いつ死ぬとも分からない不思議な高揚感が 二人を結びつけましたこれを演じられるのは 君だけだ。 文学座復活 劇団の将来が 懸かってるんです。 薫さんが 承知してくれないなら わたし一方 この公演の1か月後森本 薫は 妻子に見送られ 帰らぬ人となりましたつくづく 自分勝手な女だな。 この受賞を いちばん 誰に伝えたいですか?森本さんが愛されたのは 女優の 杉村 春子です。
こうして わたしは 愛する人を 一度に失いその さみしさを埋めるかのように 芝居に 没頭していったのですもう一回。 「今日は大丈夫」すごい斑点だ。 紫斑性ロイマチス という病気だね。 舞台と自分の体 どっちが大事なの?体調を崩し すっかり精神的に めいっていたときに出会ったのが10歳以上も年下の 石山でしたわたしには 舞台しかないんです。 オバサンを からかうもんじゃないわよ 先生。 こんな オバサン 捕まえて 冗談ばっかり。 大丈夫だよ。