嚴島神社ここに カワイイ狂言師が やって来ましたこれは…この日 初めて 2人だけで 舞台を 務めることになりました知らんのかい狂言は 室町時代に生まれ600年以上の歴史を持つ 喜劇です狂言の 大蔵流 茂山千五郎家は 総勢 20名以上の 大家族集団表情を見てるだけで 笑えてきます あれは 何じゃ?あれは 梅の古木でござる。
わが子の窮状を 救いたくても舞台の正邦は 駆け寄ることが できません苦渋の決断をしましたどうした?どうした どうした?茂山家に 生まれたということこのとき 90歳の千作が 朝から お出掛け実は このホテルで 朝食を 取るのが 千作の楽しみですしかも 頼むのは いつも おんなじメニューしょぼくれてしもたら あきませんな。 京都の6月実は この日から 親の付き添いなしに全部 有布起君が 教えてくれましたバイバイ。
千五郎の病状については 竜と虎には もちろんのこと心配させないように 千作にもはっきりとは 伝えていませんでした千五郎が 間に合わなくても竜と虎は 予定どおり 『靱猿』に出演します本番まで あと 2週間。 おかげさまで 満員御礼戦後 狂言が どん底だった時代千作は 狂言師を 辞める覚悟まで していたと いいますだから お客さんの 入り具合を千作は いつも 人一倍 気に掛けているのです笑顔を見せる 竜に比べて千五郎は さすがに ちょっと 緊張気味竜の着付けが 終了。