犯人を 部屋に 招き入れた 可能性が高いと現場の刑事は 推理したしかも 彼は 普段から 真面目に 事務の仕事をこなし恨まれるようなことは 一切 なかった捜査当局は 妻の顔見知り怨恨の線に 絞りこみ捜査を 進めることにした小百合さんは 結婚前 俊夫さんの会社の 近くにあるたばこ屋の 看板娘だった気さくで 男性客に人気があり 俊夫さんも 彼女に 憧れていた小百合さんも また 俊夫さんの 真面目な人柄に 引かれ人生の伴侶に 選んだだが 男性客の中に 彼女への思いを 勝手に募らせ付きまとっていた人物は いないのか
偽装工作を することにした家の中にあった 鍵を 玄関先に置いて何者かが 部屋を出た後 鍵を掛け郵便受けから 投函したように 見せ掛けた鈴木は 犯行に使った 鍵を団地の片隅で 投げ捨てたと 供述供述どおりの場所から 鍵は 発見された元 同僚によれば 優秀な運転手だったという 鈴木そんな男が いったい…実は…鈴木は これまで タクシー会社を幾つも 渡り歩き 就職と退職を 繰り返していたそして いつしか 失業保険を不正に受給するように なっていたという事件の数日前その不正が 発覚３２万円の 返還を求められた大金
地元警察署に 隣の家から 異臭がするという 通報があった家には 田端という 老夫婦と その息子夫婦が 暮らしていた絶命したことが うかがえたそこには…「私は 父母と相談の上 親子 ３人 心中をいたしました」「私は 事情があって １日 遅れて 後を追います」一家心中を伝える 遺書だったこれは カメラに収められていた 実際の 写真であるそこには 楽しそうに 酒盛りをする出産のために 病院に入院中遺書を書いたのは息子の浩二と 考えられたが本人は どこにも 見当たらなかった遺体が発見される 前日近所の住人が 付近
殺された 妻 トメはもともとは 別の男性と 結婚していたのだが…養女に 暴力を振るいどうしようもない 男だったというやがて 養女は 家を出て 数年後 結婚男の子を 産んだが 間もなく 離婚した一人では 子供を 育てることはできず彼女は 義理の母 トメに 頼る他 なかったこのとき 養子に入ったのが 田端 浩二である見て 見ぬふりを するしかなかった他人に対して 初めて 抱いた 愛の感情だった妻が 妊娠すると…ああ。
その人物とは？殺された 相田 真一は その日…下関で 両親を毒殺後 上京他人に成り済ますため小柳 太一さんを殺害した 田端 浩二彼が犯した 連続殺人のニュースはここ 茨城にも届いていた俺は…。