8.12日航機墜落30回目の夏生存者が今明かす“32分間の闘い”~ボイスレコー…

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この番組のまとめ

9歳の息子を 失った母親は その場で 泣き崩れた520人の命が 一瞬にして 無慈悲に奪われたという 現実たとえ 世の中から 事故の記憶が 薄れようとも…遺族たちにとって あの事故は まだ 終わっていないこの オレンジ色の箱の中に 探し続けてきたコックピットクルーたちの会話を 記録した ボイスレコーダーしかし これには 今まで 見過ごされてきた問題があった墜落までの 32分間に 交わされた会話それを 書き起こしたものを 見てみると…29年もの間 そのままに されてきたいったい どんな会話が されていたのか?

大阪へ向けて 順調に 飛行を続け間もなく 伊豆半島に さしかかろうとしたとき異変は 起きたそれでも コックピットは まだ 冷静だった高濱は 右旋回して 羽田への 帰還を指示パニックは いったんは 収まりましたなぜなら 飛行バランスを 取るために 最も必要な部分垂直尾翼の およそ 6割が 失われていたのだ娘は 吐き気を訴えました大丈夫?けれど このとき 「墜落」という 2文字は私の頭の片隅にも まだ ありませんでしたちょっと 持ってて。

客室乗務員たちは 初めて 遭遇する事態にもかかわらず懸命に 乗客に 指示を出していたこれが 実際の声だ墜落現場で 見つかった 彼女の手帳にこんな箇所があった揺れる機内で 書いたと思われる 乱れた筆跡のメモ「落ち着いてください」「ベルトを外し 身の回りを 用意してください」「荷物は 持たない」「ハイヒールを 脱いでください」それは 不時着に備えた アナウンスの準備だった123便は なお うねるような 迷走を 続けていた羽田の方に 機首を 向け始めていたしかし なぜ 操縦不能な機体に それが 可能だったのか?

通称 クマさんそんな作間たちがこの救出作戦を 任されたのには 理由があった作戦を遂行するのが 任務ヘリから ロープ 1本で 降下する技術も 群を抜いている墜落現場の屋根に いち早く 到達できる部隊は部隊を率いる 岡部は 現場の惨状に 息をのんだこのヘリから 最初に降下したのは 岡部続いて 作間降り立ったのは ジャンボ機が 激突した まさに その場所だった黒焦げとなった 翼が 無残に転がる現場でどう 生存者を捜すのか?それどころか 現場には ちぎれた遺体が 散乱していたその惨状に 作間や岡部も 言葉を失った

吉崎さんの思いが 込み上げたそれが 遺族たち 全てに 共通する 思いだったが 遺体安置所に 駆け付けた 遺族の悲しみにさらに 追い打ちが かけられる棺に入れられた 遺体に 完全なものは ほとんどなく足や 腕だけといった 部分遺体ばかりそれすら 見つからず 大切な人の死をどう 受け止めればいいのか 分からないまま途方に暮れる 家族もいた彼女も そんな遺族の 一人だったその後は ドラマの主演も決まり トップ女優としてその一歩を 歩みだそうとした矢先 事故に遭った娘かどうかも 分からないそんなときだった長男の

1番目の音は やはり 圧力隔壁の 破壊音そして ウィン博士は3番目の音は 機体 最後尾の部分が脱落していった音だと 結論づけた1番目の音は 突如 圧力隔壁が 破損した音そして あの過酷な運命を あの日 背負わされたのが524人の 乗員乗客だったそして ここにある テープにも また一人の乗客の 過酷な運命が 刻まれているあの123便も 利用していた当日は 夕方まで 取材を受けていて便に 間に合うか どうかという ところだったその やりとりが 偶然 記録されているそして 結局 永田さんは 間に合ってしまった明