奈緒子から 女将塾を任された 大女将 志乃皆さんの 女将としての 覚悟の言葉を 考えてください。 ですが そんな折…グラビア やってた 石野 佑美さんでしょ?えっ?同じ塾生の 佑美が 女将修業をしている姿が雑誌に 掲載され…元グラビアアイドルってことだけで 佑美さんお客さまに 気に入られてるんだもの。 ほうですが ほの奈緒子に 女将塾の後を 任されたんは大女将である 私に ございますのでほの責任は きちんと 取るつもりでおります。 奈緒子君の代わりに 大女将が 引き継いでくれたから私は 安心してたんだよ。
まあ あいにく 本日は大女将 女将と 不在でございますが私どもで 精いっぱい おもてなしを させていただきます。 風紀にも 関わることなので 一度 大女将に ご相談してみると。 私が 女将塾を 任されてる間に一人でも 多く 塾生たちを 追い出してしまおうかと。 ほれやったら やっぱり 一度 奈緒子さんに房子さんの しごきぐらいに 耐えられんようではとうてい 女将になんか なれません。 私が任された 女将塾です。
気分転換に 茶屋街で 何か 食べて帰ろうか?そうね。 佑美には ちょっと 厳しいけどでも それも 一人前の女将になるための修業の一つだって 思えば。 《女将なら 一人の女性としてそうだけど。 私は 最初から 女将 失格って 大女将に 言われてたし。 奈緒子さんが 東京に行っちゃって ここんところ旅館と 女将塾で 忙しかったんだから少し ゆっくりしたら?ゆっくりは しとられんわいね。 それが 宗佑叔父さん もう 店の方に 行っちゃって。