カオリちゃんと 早川さんだね？反対です。 カオリちゃんと 早川さんに送ってもらった。 お父さん！何で カオリちゃんたちと一緒になったのさ。 カツオの立場が どうしたの？今日 学校で 女の子たちが…。 しかも カオリちゃんと 早川さんに 同時に会うなんて…。 信用 信用って カツオに信用なんてあるの？うちでは ともかく 学校では 信用があるんだ。 磯野君も ああいう大人に なるんじゃないかって。 お父さん ホントは 学者志望だったらしいんだ。
ネクタイを鉢巻きにしちゃって。 磯野君を見てると 自分の 少年時代を見てるようだって。 僕は ネクタイを鉢巻きにするような人と そっくりって言われたんだよ。 磯野君お父さんや ノリスケさんのことを 気にしてるのね。 磯野君も 世界に たった一人の 磯野カツオよ。 そっ それは わしが大事にしているネクタイ！ネクタイを鉢巻きにすると どんな気分かな～と思って。 お父さん どうして マスオお兄さんにも腰が低いの？修行中の身だからね。 僕も お父さんを先生として 父親の修行中なんだ。
僕の先生は誰ですか？カツオ君だね。 えっ ぼっ 僕？カツオ兄ちゃんが先生ですか？そうだよ タラちゃんは 知らず知らずのうちにカツオ君から いろんなことを 教えてもらいながら大きくなっているんだよ。 カツオも 身を引き締めなきゃいかんぞ。 責任重大ね お兄ちゃん。 頼むよ カツオ先生。 責任重大だって言ったじゃないか。 カツオ おすし屋に電話すんのちょっと待って。 それは カツオが怒られるような ことをするからだろう。 姉さんまた失敗して 磯野家に 恥をかかせないでよ。