アメリカ軍普天間基地の移設 計画を巡って、沖縄県はきのう、辺野古沿岸部での作業を停止する よう指示しましたが、沖縄防衛局は、きょうもボーリン グ調査を開始しています。 沖縄県が移設に向けた作業を停止 するよう指示したにもかかわらず、沖縄防衛局がボーリング調査を続 行したことに、県民からは、政府の姿勢を批判する声が上がっ ています。 菅官房長官は会見で、現時点 で作業を中止する理由は見当たらないとして、翁長知事の停止指示には応じず、今後も粛々と調査を続ける方針を 表明しました。
諫早湾干拓事業の排水門を巡 って、開門派の漁業者らが求めていた国 への制裁金の増額について、佐賀地方裁判所は、1日当たり4 5万円から、90万円に増額させることを決め ました。 諫早湾干拓事業の排水門を巡 っては、2010年に開門を命じた福岡高 裁の確定判決に、国が従わなかったとして、開門派が求めた国に対する制裁金、いわゆる間接強制が認められ、 現在、漁業者45人に対し、合わせて1日に45万円が支払わ れています。
自民党の古屋前拉致問題担当 大臣が、こう着状態が続く拉致問題の前進 を図るために、先ほど、成田空港を出発し、アメリカのワ シントンに向かいました。 日本の拉致問題解決のために は、日米の連携っていうのが極めて重 要ですので、具体的ないろんな突っ込んだ話も 含めて、してこようというふうに考えております。 自民党の拉致問題対策本部長 を務める古谷氏は、現地で、アメリカ上下両院の議員らと、 相次いで会談する予定です。